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高血糖の害をアミノ酸は中和してくれますか
糖尿病の元凶は過剰な血糖グルコースによるたんぱくの変性だと聞きましたが、グルコースが結合するのはたんぱくを構成しているアミノ酸だとすれば、サプリにアミノ酸を摂取すれば高血糖の害を減らすことが可能でしょうか。
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結論は「不可能」です。 タンパク質の変性ですが「変成」とはポリペプチド鎖の立体構造の変化をさします。 ですから、アミノ酸には起こりえないものです。 また、身体のタンパク質量は一定なので、この反応が起こる確率はグルコース濃度 に比例します。アミノ酸の濃度とグルコース濃度は関係ないので、アミノ酸は タンパク質変性に関係ないです。
お礼
ご教示感謝いたします。補足についてもお願いできればと思いました。
補足
変性という言葉をいい加減に使ってしまいました。グルコースがタンパク質中のアミノ基と反応するメイナード反応によってたんぱくの機能が変化してしまうことを変性と書いてしまいました。質問の趣旨は遊離のアミノ酸でもこの反応が起きるとするならばサプリとして摂取されたアミノ酸によって少しでもこの反応が減るのではないかという意味でした。つまり高血糖で悩んでいる患者さんのメイナード反応が減れば、病気の進行をく遅らせることができるのではないかという期待でした。いっそ高たんぱく食のほうがサプリよりはるかに多いアミノ酸が摂取できますから、この方が実際的かもしれないと考えました。もう一度不可能であるという根拠を教えていただければ幸いです。