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英語力の低い日本語教師が外国で働くことは無謀か?
私は都内の大学3年生で、去年の12月から就職活動(以下、就活)がスタートしたことで、今は就活生として活動しています。 自分の興味ある業界を幾つか見つけ、説明会にも参加し、最初の選考を通ることのできた企業もあるのですが、どうにもしっくりこないのです。 仕舞いには、就活もまだ始まったばかりだというのに、もう嫌になってきてしまいました。 モチベーションが続かないのは、自分が興味のある業界だと思っていた業界が実は合ってないのではないかと思い、それ以外の業界にも目を通したのですが、やはり、同様にしっくりこないのです。 そこで、サラリーマンとして働くこと自体が嫌なのではないかということに気付き、自分が大学で専攻とは別に勉強している、日本語教師として働くことを無理だと思いながらも未だに夢にみているのではないかと思うようになりました。 日本語教育能力の資格は保持してはおりませんが、日本語教師の養成講座を大学1年生から受講しており、実際にそれを職にしようと思ったこともありましたが、現実的に考えて賃金の低さから考え直したはずなのですが、どうにも未練が残っている様です。 また、私は半年という短期間ですがアジア圏に留学したことがあり、アジア圏ならずとも海外で働くということ自体に魅力を感じている自分がいます。(留学は短期間ではありますが楽しいことよりも辛い経験の方が多かったように思います) ならば商社で働くことが一番の近道では、と思われるかもしれませんが、お恥ずかしいことに私の英語力は中学生レベルです。その英語を捨ててまで取り組んだ言語があるのですが、その国でその言語を使って働きたいという想いはいつの間にか薄れてしまいました。本当に本末転倒ですよね。 であるため、日本語教師という資格(とはいえませんが)しか、近い将来、海外で働ける可能性が高くない為に、それにすがっているのが今の現状です。また、日本語教師ならば、通常よりも要求される英語力が低いのでは、という私の悪癖ともいえるポジティブシンキングがいかんなく発揮され、現実の厳しさというものから目を背けようとしているのです。 海外で働くことを目指すのであれば、永住権はこの際おいておくとして、日本語教師としての現地採用だけでなく、駐在という形もありますがしかし、私はそもそもサラリーマンになること自体に抵抗があるようなのです。となれば道は日本語教師のみ、となりますが、私は新卒という切り札を捨ててまでその選択をしたことに後々後悔しないか、と問われれば、はっきり頷くことはできません。 何かをするときにリスクが生じるのは当然ですし、失うものがある分、得るものもあるのだろうとは思うのですが、どうしても二の足を踏んでしまいます。 そして、そもそもこういう事態に陥ったのは自分がどろどろの甘ちゃんであるからに過ぎないのですが、どうしてもその場で地団太を繰り返す日々が続いています。 自己啓発本を読めば読むほど深みにはまっていき、抜け出せません。 就活が実際に始まったことで、私の将来像を強制的に考えさせられる形となり、始めて選択することの難しさ、将来に対する不安や後悔したくないという強い気持ちに気付きました。今、決断することで、この先の幸か不幸が決まるという決定的なものではないにしろ、この選択が自分をより成長させることになるのは確かなので、迷いに迷っています。 ようやくの質問ですが、簡潔に述べますと 「英語力の低い日本語教師が、外国(主に白人が多い地域)で働いていくことには最低でもどれほどの困難が付きまとうのか?」です。 実体験もございましたらそれも併せて下さると、有り難いです。 どうか私に現実の厳しさを教えて下さい。 前半はほぼお悩み相談のような形になってしまい、文章構成もはちゃめちゃで、いたずらにお時間を消費させてしまって、申し訳ございませんでした。 また、上記の私の体たらくをご覧になり、不快になられた方がいらっしゃいましたら、心からお詫びを申し上げます。 どうぞ、宜しくお願い致します。
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英語圏(或いはヨーロッパ)で日本語教師になるには、という件についてはNo.4の回答者さんの書かれている通りです。 その上で、具体的に要求される英語力の例として。 (1)「それ『は』私の本です」と「それ『が』私の本です」の違いを説明出来る。 (2)日本語の敬語(尊敬語、謙譲語、丁寧語)について、具体例を挙げて違いや使い分けを説明出来る。 (3)「風が吹けば桶屋が儲かる」という諺の意味と由来を説明出来る。 (4)「俺」「僕」「私」「自分」等、「一人称」が複数ある理由と使い分けを説明出来る。 (5)「温泉」について歴史的・文化的背景を説明出来て、且つ日本人にとって「入浴」がどういう意味を持つのかを説明出来る。 (6)何故日本では「選挙権」という「権利」を放棄する人が少なくないのかを客観的証拠を元に説明出来る(「期待出来る政治家・投票したいと思う政治家がいないから」では説明になっていません)。 (7)明治維新について、概略を説明出来る(「明治維新」は革命ではなく、江戸幕府の政策(国内、対外)が間違っていた訳でもなく、薩摩、長州、土佐は日本の将来を憂いたという理由だけで倒幕したのではなく、日本人の坂本竜馬像(幕末のヒーロー)は司馬遼太郎の小説による「全くの偶像」である事は、各種史料で既に明らかになっています) 上記は、求められる事のほんの一部に過ぎません。 日本(の歴史、地理、文化、社会、経済、等)について、日本語について、正確な文法、正確な定義、正確な情報を英語で伝えなければなりません。 それが出来ない様では、日本語教師としての職に就く事は厳しいです。 (出来たとしても、厳しいですが)
- plokij75
- ベストアンサー率45% (716/1567)
英語圏で、日本語教師をしようと思えば、 1.現地の教員資格を取ること。 2.英語が日常会話に困らない程度は話せること。 3.日本語や日本の文化等の知識があること。 等々が必須ではないかと思います。 1.現地の教員資格がないと正規の学校では教員になれないです。 日本の日本語教員資格を持っているだけでは、塾の先生か、正規の日本語教師のアシスタントにしかなれないでしょう。 そうなると、その国に滞在して働くためには、ビザ(査証)の問題が出てきます。 2.日本語を教えるという事は、多くの場合、日本語が流暢に話せない人に教えるのですから、生徒に文法や日本語の文章を理解させるには、彼等が理解できるように英語で説明が出来ないと日本語教師は勤まらないでしょう。 3.日本語を選択っしている生徒達の多くは、日本に興味を持っていますので、インターネットで種々の知識を得ています。 教師の側も、彼等以上に日本の事を知っていないと困ります。 因みに、正規の学校で日本語教師をしている人も、現地の大学院で、Master of Educationの資格を取って期間契約の教員(講師)を何回か経験し、やっと、正規の教員の職を得たと言っていました。 何になるにしても、海外で働くという事は、その国のネーテイブの人との競争になるのですから、相当な準備と覚悟が必要ではないかと思います。 厳しい事を書きましたが、若い人には、努力さえすれば、それなりのチャンスはあるのではないかと思いまっすので、頑張ってください。
補足
日本語教師の現状について、詳しく教えて下さり、有難う御座います。 1で書かれている現地の教員資格をとらねば難しいという現状を初めて知りました。大学等の機関で働くには大学院を出ていないことにはお話にならないとは知っておりましたが、教員資格までとは初耳です。その国にしてみれば自国民の雇用枠を減らしてまで外国人に空けるのですから、そのくらい厳しくて当然なのでしょうか。2についてなのですが、海外の日本語授業では直接教授法よりも翻訳教授法が活用されているのでしょうか? 自分がまだまだ甘い考えであったことに気付かされました。最後に、励ましのお言葉を有難う御座いました。
- jaham
- ベストアンサー率21% (215/1015)
見込みはありません 何よりも 甘え根性が大問題です 書かれているようなことから脱出できなければ国内はもとよりどこへ行っても、保護してくれる人が見つからない限り 野垂れ死にです
補足
ご指摘いただきまして、有難う御座います。 最悪、のたれ死にだけは免れますよう、努力したいと思います。
- KoalaGold
- ベストアンサー率20% (2539/12475)
日本語教師の経験を作っておいた方がいいですよ。 国内にも外国人はいます。ボランティアで結構ですからどこぞの外国人グループや留学生に日本語を定期的に教えるといいです。 外国人と日本語のギャップを肌で知った上で、求職は外国でも日本語のカリキュラムの組み込まれたへき地を狙ったらどうでしょう。 大都市のように周りに日本人がいない、しかし日本語を習う必要のある日本企業勤務の人や、日本に転勤になる家族を対象に。 インターナショナルスクール系は授業は日本語のみで現地語を使用しない場合があります。だから現地語が下手でも大丈夫。契約面だけがうまくできれば。
補足
日本語教師についてのアドバイス、有難う御座います。 過去、アルバイトとして日本語を外国人に教えていたことがあり、また今年は教育実習に参加する予定でおります。この教育実習は、日本語教師の経験として数えられるのでしょうか? 現地語が下手でも、というお言葉に励まされました。仰る通り、契約には相当手こずりそうですね。へき地を狙うことまではあまり想像していなかったので、そういった場合も含めて、検討したいと思います。
- kanakyu-
- ベストアンサー率30% (1916/6194)
海外移住や、海外勤務を夢見る人なら、わざわざ日本語教師にならない方がいいと思いますよ。 日本語教師は、ものすごく日本語や日本文化に精通している事が必要で、 ご自身の興味が海外勤務に向いており、その手段でしかないのであれば、合わないのでは・・と思います。 むしろ、日本に興味がある人向けだと思います。 希望者が多い上に、賃金も安く、ベテランに仕事が回りやすいと聞きます。 海外に興味のある人は、英語関係とか国際関係とかを考える人が多いみたいですが、 現実はその辺りよりも、まったく関係ない専門分野を深めた人とかの方が、 海外で仕事は見つけやすいと思います。 たとえば看護師は高齢化に伴い先進国で不足しているのでとても移住しやすいんですよ。 海外勤務や移住をめざすなら、また留学されてまずは語学と現地事情に通じるとか、 移民弁護士さんに相談し、数年がかりで移住なさる計画を立てられるといいと思います。 日本の大学生さんが休学して、一年留学に来られている人もけっこういます。 ビザ事情は国や地域、時期により差もあります。 ダメもとでグリーンカード抽選に応募しておくというのもいいかもしれませんね。
補足
海外勤務のための手段までご親切にご回答いただきまして、有難う御座います。 私の質問では海外移住する為の手段としてしか日本語教師を書いておりませんでしたが、海外に関心をもっていると同様に日本にも強い関心があり、その為、日本語教師という職に固執しております。専門分野を深めた人、というお話は私も聞いたことがありまして、やはり実情としては何か武器になるものを持っていないと難しいどころの話ではないのだなと改めて思った次第です。
補足
厳しいお言葉並びに必要とされる具体的な英語力の例を出して頂き、有難う御座います。 私は大学の専攻が歴史なので、歴史関係には日外問わず、それを深めようとすることに抵抗はないのですが、それ以上に英語力が必要とされてくるのですね。段々と優先順位が見えてくるようになりました。No,4様にも同じ質問をしたのですが、海外の日本語授業は直接教授法よりも翻訳教授法のほうが実情として、多いのでしょうか?