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DNAについて。
よく、ガンや何かの原因で臓器移植をしたりすると思います。 その臓器にはDNAがあると思うんです。 (細胞には全てDNAがあると思っているので。) 臓器移植されたその臓器のDNAは、どうなってしまうんでしょうか? あと、血中にはDNAは含まれていないんでしょうか? 含まれている場合、やはりそのDNAはどうなるんでしょうか? 超素人が質問させていただくので、出来ればわかりやすく教えていただけるとありがたいです。
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- otx
- ベストアンサー率44% (256/576)
例えば A君の臓器をB君に移植したとします。 この場合、 B君の体の中にあるA君の臓器のDNAは A君のDNAのままです。 もちろん、他の部分はB君のDNAのままです。 A君の臓器の全細胞が死んでしまったら、 それはA君の細胞がいなくなるわけですから、 A君のDNAもなくなりますよね。 基本的には、そう考えてください。 ただ、A君の臓器に、たまたまいろんな細胞になることができる細胞がいたら、 B君の体の中で、そのA君の細胞由来の細胞が居続けることはあるかもしれません。 簡単にいうと A君由来の細胞はずっとA君のDNAを変わらず持つ B君由来の細胞はずっとB君のDNAを変わらず持つ です。
- 雪中庵(@psytex)
- ベストアンサー率21% (1064/5003)
一般の体細胞は、一部の例外を除いて、新陳代謝により数ヶ月で 入れ替わっています。 それは、それぞれに分化した細胞がその場で細胞分裂している 訳ではなく、随所に未分化な「幹細胞」と呼ばれるものがあり、 それが細胞分裂しつつ分化しているのです。 移植した組織に幹細胞が含まれていれば、そのDNAは細胞分裂 と共に増えます。 たとえば、輸血する事によって体内に入った別のDNA(赤血球には ないが白血球にはDNAがある)は、血球の寿命が尽きると共に 消えていきますが、輸血ではなく骨髄移植ならば、そこに含まれる 造血細胞の分裂によって持続的に新たなDNAを持った血球が供給 されます。 (DNAそのものの相互作用は、生殖細胞以外では起きません)
お礼
遅くなりましたが、回答ありがとうございます! 白血球にDNAがあるなんて知りませんでした! なるほど、骨髄移植ですか。 しかし、骨髄移植だとその人の血液型が変わると聞いたことがあります。 それはその人の体に元々あったDNAは残っているのでしょうか?
- yappe
- ベストアンサー率42% (901/2135)
>臓器移植されたその臓器のDNAは、どうなってしまうんでしょうか? 変化はありません 細胞の中のゲノムには変化を有りません 臓器移植は 免疫にかかわる遺伝子型が近い人でおこなわれます 完全に合えばそのほうがいいのですが なかなか合う人が居ないんです 違うと 免疫系が異物として認識してしまい 破壊されてしまう 骨髄移植では 移植前に 本人の骨髄 造血細胞を破壊してから 移植します なので 血液は 移植された造血細胞から作られます 免疫の型は同じでも 血液型がちがうこともあるので 移植後血液型が変わることもある
お礼
遅くなりましたが、回答ありがとうございます! 臓器移植による拒否反応(でしたっけ?)がないように、近親者で行われるわけですよね。 しかし、Aさんの中にあったDNAと、ドナーのDNAはやはりわずかに違うと思います。 その場合、どちらも保ったまま、と言う事でしょうか?
- judgmentpluck
- ベストアンサー率0% (0/0)
まずDNAは二本鎖のポリヌクレオチド鎖で遺伝情報をもっています。そしてガンは遺伝子の病気とされています。正常な細胞にあるガン原遺伝子とガン抑制遺伝子が変異して細胞の過剰増殖、分化機能の異常、発 現するはずのない場所での発現などがおこります。ガンの腫瘍ができるプロセスとしてガン細胞を排除する機構であるアポトーシスを抑制するbcl-2と増殖を促進させるc-mycが同時に存在することで腫瘍ができます。 発症した場合の臓器移植について。臓器移植ができるようになったのは最近です。免疫抑制剤を開発できたため移植ができるようになり、拒絶反応による免疫反応を抑えることができたからです。 拒絶反応はレシピエントに対するドナーの主要組織適合抗原がことなった場合によるキラーT細胞による攻撃によるもので壊死します。この機構により最近までは臓器移植はできなかったのです。 広義的に血中にDNAがあるとすれば白血球が核をもってますね。赤血球は無核です。
お礼
遅くなりましたが、回答ありがとうございます! すみません、少々難しい内容だったので完璧に理解する事が出来ませんでした…。 つまり、Aさんの体にドナーであるBさんの実はガン細胞がある臓器を移植してしまうと、ガンを発症させ、そのスピードが速いと言う事でしょうか? 結果的に、そのBさんの臓器にはDNAが生きている、と言う事でしょうか?
- ga111
- ベストアンサー率26% (247/916)
移植が成功した場合は、いわゆるキメラ状態になります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A1%E3%83%A9 生物学における キメラ (chimera) とは、同一個体内に異なった遺伝情報を持つ細胞が混じっていること。またそのような状態の個体のこと。 >キメラとはテュポーンとエキドナの娘。ライオンの頭と山羊の胴体、毒蛇の尻尾を持つ。 移植が成功した場合は、その状態が持続します。血中では上のリンクの骨髄移植を参照。基本的に同じです。 通常は、免疫系が異物として移植片を攻撃するので、移植できません。よって免疫系を一時的にマヒさせるような手法を使います。
お礼
遅くなりましたが、回答ありがとうございます! キメラ、なるほど、わかりやすいですね! 骨髄移植について、もう少し調べないと良くはわかりませんが、大体の事は理解できました! 医学的に骨髄移植された患者の事を、キメラと呼ぶのですね。 キメラとはやはり、手術しなければ成りえないものなのですか?
お礼
なるほど、特殊な状況であれば、それぞれの細胞はDNAを維持し続けるのですね! 遅くなりましたが、ありがとうございました!