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誰にも相談できずに困っています
現在、夫と7才の娘がいます。 最近親が実の子供を虐待するニュースが多くて、心が締めつけられる思いです。 そんなニュースを見るたび、将来自分もこんな親になるかも知れないと思ってしまい、恐くて夜も眠れない日があります。 私は、小さい頃、ずっと自分が必要ない子供だと思っていました。親は毎日のように「お前さえいなければ…」と云っていました。それが虐待に当たることだと、親になってみて初めて分かりました。他にも色々あるのですが、辛くて、これ以上書けません。 とにかく、子供を産むまで忘れていた、辛くて毎日隠れて泣いていた日々を、思い出してしまったのです。 子供が4才くらいになるまでは、夜中一人よく泣いていました。もう終わったことなのに、恐くて涙がでるんです。 このままでは、子供に悪影響が出ると思って育児相談等に何回も行きましたが、どうしても泣いてしまう理由が云えなくて、よいアドバイスがもらえませんでした。 「育児に疲れているからよ。夫と相談して、気分転換する機会を作ったらどうですか」という回答ばかりでした。 本当は勇気を持って云えれば良いのですが、その事を考えると体が震えて言葉が出なくなります。 テレビや新聞では、「虐待する親は虐待されて育った」なんて云うし、その言葉を見るたびに、自分の存在を否定されている様な気分になります。そのこともあって、相談すらも行けなくなってしまいました。 出来ることなら、もう1度忘れたいです。 私は、親になってはいけなかったのでしょうか? どうしたら、この不安をなくすことが出来るのでしょうか? 何だか、よく分からない質問になってしましましたが、 助けて下さい。
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こんにちは、21歳大学生です。ふつつかなものですが、心理学を専攻するものの1人として、回答させていただきます。 あなたのお話を聞いて、あなたは「親になってよい人」であると思いました。 世間では虐待の世代間伝達についてが過剰に強調されすぎだと思います。何もしらない人の言うことです。実際は、世代間伝達がどの程度だとご存知ですか?虐待をしている親の25%~35%しかいないのですよ。これはきちんとした統計的データなので、間違いはありません。となると、虐待をする親の過半数以上が、それ以外の親子関係の悪化のプロセスによってのことであるといえます。これは、親子関係の不安定さがベースにあるのですが、例えば望まない妊娠や、気質的に子どもが育てにくい場合、また夫婦関係や経済的問題などがきっかけで起こるものです。 被虐待者が虐待をするにあたってのメカニズムには、「子育て」が、自分と、自分の親との関わりが無意識的に持ち込まれるということにあるようです。 例えば、子どもはよく泣きますね。小さい子が泣いた時には、普通おなかがすいたのかな?と思い世話をします。しかし、ひどい虐待を受けた親は、子どもに対する嫉妬心がでてくるようです。「私は、このようなときほっておかれたのに、この子は泣けば世話をしてもらえると思ってるの?」という怒りです。そして、なんでこの子ばかりが幸せに?と思えば思うほど、子どもが可愛く思えなくなるといいます。人間は、無意識的につき動かされてしまうところがありますので、以上のことはすべて無意識的に行われます。これが、虐待の世代間伝達のメカニズムの一つです。 このような体験を乗り越えることは、本当にしんどいことですが、実際に乗り越えてきちんと母親をやっている人がとてもたくさんいます。あなたも、辛いながらも自分ときちんと向き合っています。自分と戦っています。本当に辛いですよね、その辛さをお察ししますとこちらも胸が痛いです。しかし、自分の気持ちをすっきりさせたい、この問題を乗り越えたいと本気でお思いでしたらもう少し頑張ってみませんか? 虐待とは、とても根が深い問題ですので、大抵の人は、その辛かった体験を無意識下に閉じ込めておきます。それは、自分のうけたショックをそのままにしておくと、自分の容量をこえてパンクしてしまうからです。たとえば、腐った生ごみを、そのままにしておくと耐えられないけど、冷凍しておけばしばらく持っておけますよね?しかし、ふとした時に溶け出すと、パニックになったり、ものすごい怒りがこみ上げてきたりしてしまいます。 人は、悲しいことに、一度経験したことを、少しの間忘れていることはできますが、完全になかったことにすることはできないのです。なので、あなたが、「忘れたい」と思うのなら、完全に忘れることはできませんが、自分で体験を整理して、受け入れていく必要があります。それは大変な作業です。その作業を共に行っていくのがカウンセリングです。カウンセリングとは、クライエントが自分が何を思っているかを自分で気付き、自分で解決策を考えていく作業です。カウンセリングにいったからといって、自分の体験を話さなければいけないということではないんですよ。そのようなことはあまり求められません。カウンセラーの先生と、なんでも話していればいいのです。不思議なものですが、何度も通ううちに、自然とあなたが自分の心と向きあえる日が来ると思います。ただ、あまりよろしくないクリニックもあるようですので、下調べをしてからいかれたらよいと思います。 あなたは、辛い体験をされているのにも関わらず、本当に素敵で心が強い方であると思います。あなたは、この問題を乗り越えることができる人だと私は思っています。心から応援していますので、頑張ってくださいね。
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- Syo-ya
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アダルトチルドレン(AC)ってご存知ですか? 私も自助会に参加してましたが、ネット上の自助会もありますし、 探せば女性だけの自助会もありますので、是非、参加されることをお薦めします。 http://homepage3.nifty.com/bansoukou/index.htm また経済的に余裕があるのならば、斉藤学、信田さよ子、長谷川博一さんら、 アダルトチルドレン問題に詳しいカウンセリングを受けることをお薦めします。 アダルトチルドレンは病名ではありませんので、病院に行っても相手にしてもらえません。 図書館に行けばアダルトチルドレンに関する書籍も多くありますので、 まずは自分の身に何が起こっていて、 自分がどうなっているのかを知ることから始めると良いです。 アダルトチルドレンという概念は自分にレッテルを貼るためのものではなく、 癒しと回復のための概念であり、集まりなので、絶望することなく、 前向きに、真剣に取り組んで欲しいと思います。 あと生育歴からくるACに似たもので、「境界性人格障害」 と、いうものもありますので、併せて勉強してみてください。 http://homepage1.nifty.com/eggs/ 何かを知れば、それまでの「知らなかった自分」は確実に死にます。 ですから知る事だけでも変化は期待出来ますので、まずは勉強から初めてください。時間は当然かかりますし、紆余曲折もあるでしょうが、必ず癒されて回復すると思います。
お礼
色々勉強したいと思います。 ありがとうございます。
人は、自分が悩んでいるものの本質を理解すると、とたんに今までの悩みが嘘のように消えることがあります。 極端な例で言えば、天井にどうみても幽霊にしか見えないものがあっても、ある日それがただの「しみ」だった、と気づくようなものです。 まずは 「児童虐待とはなにか」 「こころの傷とは何か」 「自分はどういう虐待をうけてきたか」 ということを調べたり客観視したりすることが必要かと思います。 たとえば、「幼児虐待防止センター(参考URL)」があります。ここで表示されている「児童虐待110番」であれば、匿名で相談することもできます。 自分のことをまず他人に話す、そこから客観視をはじめることができます。 また、NPO法人 児童虐待防止協会 http://www.apca.jp/ でも、虐待についての情報を得られます。 そのほかにも、検索エンジンで「虐待」とすると、たくさんの情報を得ることができます。 大丈夫です。 あなたは既に、ご自分の経験を客観視しはじめています。 親になってよかったにきまっています。 だれだって初めは「未熟な人間」「未熟な親」です。 「虐待をうけた経験があるから必ず虐待する」なんていうことはありません。 安心してください。 そのためにもまず、すぐに虐待110番などで、直接相談員とお話しすることをお勧めします。
- 参考URL:
- http://www.ccap.or.jp/
お礼
ありがとうございます。 NPO法人 児童虐待防止協会ですか。 こんなところがあったのですね。 幼児虐待防止センターも見てみたいと思います。
- masa0000
- ベストアンサー率36% (462/1265)
こんばんは 2歳の娘と4歳の息子の父親です。 お気持ちよくわかります。私も子どもと接している時、私の両親と「あ、同じ事をしている、言ってる」と思うことがよくあります。もちろん虐待ではありませんが・・・ 「虐待する親は虐待されて育った」のは、自分が受けた親子の接し方以外の方法を知らないから起こるものだと思います。自分では虐待とは思わずに、「これが正しい」と信じてやってるんですね。だから周囲の意見が耳に入らないんです。 でも、「将来自分もこんな親になるかも知れない」と思っているのであれば、条件は違うと思います。自分の子供には同じ思いをさせたくない、同じ事を繰り返したくない、そんな気持ちを持っているなら大丈夫です。 いやな記憶は忘れるに越したことはないでしょうが、逆にそれをご自身の子育てにおけるガイドラインとしてみてはどうでしょうか? 私の場合、父親が気難しい人で、その日の気分で怒られたりすることがよくありました。今も心に深く残っている記憶の一つです。 逆の立場になった今、これだけは常に「絶対にしてはいけない」と思っています。
お礼
私も、「あ、同じ事をしている」と思う時があります。そんなとき、すごく恐ろしくなります。別に虐待ではなくてもです。 >これだけは常に「絶対にしてはいけない」と思っています。 良いお父さんですね。 私も頑張ってみます。
- papa0108
- ベストアンサー率20% (348/1659)
虐待を受けた経験もない素人の意見ですが・・・。 まず、「親になってはいけなかったのでしょうか?」と考えるのは止めましょう。 なぜなら、既にお子さんがいるからです。 今さら親になるべきじゃなかったと判断したところで、お子さんがいるのです。 キチンと育てる義務があります。 そこから逃げることは許されません。 ですので、これから親として虐待をしたりすることなく、お子さんに接するための方法を前向きに考えましょう。 karinnnomamaさんが虐待を受けていたことや、今もこれだけ悩んでいることを旦那さんは知っていますか? やはり旦那さんには知っておいてもらった方がいいと思います。 自分自身を完全にコントロールできなくなってから、いきなり相談されるより、早い段階で知ってもらった方が対処しやすいと思います。 直接お話しすることがお辛いようでしたら、手紙でもいいと思います。 これはカウンセラーに相談する場合も同様だと思います。 ここに書かれたご質問の文面を見せることでもいいでしょう。 育児相談に行かれたとのことですが、市で行っているようなところでしょうか? だとすると相談者1人あたりでいくら・・・なんて形ではないでしょう。 状況を理解できれば、何らかのアドバイスをしてくれるかもしれませんよ。 また、自分の存在を否定されている気分に・・・とのことですが、karinnnomamaさんは娘さんにとって、たった1人の母親です。 旦那さんにとってたった1人の奥さんです。 決して存在価値がないような人ではありません。 むしろ、ご家族のために責任を持ってやらなければならないことがある立場の方なのです。 今の悩みや不安を1人で抱えていては、いい方向に進まないと思います。 勇気を出して旦那さんやカウンセラーの方に相談してみてください。 最初からうまく説明できなくたっていいじゃないですか。 伝わるまで何度でも説明すればいいんですよ。 このサイトでも他の掲示板でも、ネットを使う方法だっていいでしょう。 とにかく1人で抱え込まないで下さい。 karinnnomamaさんの不安が少しでも解消されるようにお祈りしてます。
補足
市で行っている育児相談に行きました。 特に費用は掛かりませんでした。 ただ、夫は隠し事が苦手なので、夫に相談すると子供にこのことが知られてしまう可能性もあるし、私の両親に対する態度に思いっきり現れると思うのです。私の両親は、娘にとっては、やさしいおじいちゃん、おばあちゃんなので、今はまだ知られたくありません。 色々な方法考えて下さってありがとうございます。
- phiphi
- ベストアンサー率14% (35/241)
最近の虐待のニュース、本当に多くてかわいそうですよね。歪んでいると思います。 でも、karinnomamaさんは大丈夫ですよ。虐待なんかしません。文章を読んでいてわかります。とても子どもに優しい、いいお母さんですよ。 過去のことは過去のこと。もう、思い出さないで。今、旦那さんと子どもさんがいて、幸せでしょう?それが、karinnomamaさんが自分でつかんだ幸せだと思います。親になっていけないなんてことは無いですよ。子どもさんが羨ましいです。かわいがられて。 たしかに、テレビなどでは「虐待は虐待を生む」というけれど、みんながみんな、そうではないですよ。皆がそうだったら、大変ですよ。この世の中。 鍵をかけちゃえばいいんです。昔に。心のずーっと深いところに箱があると思って、嫌な思い出を全部その中に入れて、鍵をかけたら、少しずつ不安が消えますよ。それに、karinnomamaさんは不安が消える権利があると思います。とても、子どものこと、考えてあげているから。大丈夫。大丈夫です。
お礼
ありがとうございます。 少し気が楽になりました。
- andrea
- ベストアンサー率17% (12/70)
こんばんは。 私は子供も産んだこともなければ、結婚したこともないのですが…以前、付き合っていた彼氏にDV(ドメスティック・バイオレンス)を受けたことがあります。少し前までは、子供ができたら虐待してしまうのではないか…と不安でした。あなたの気持ちよく分かります。私もDVのことを誰かに話す時は、声が震えてしまいます。 でも、最近、少しだけ分かったんです。暴力って、憎しみしか生まないんですよ。私は子供ができても、絶対に躾だろうと何だろうと殴らない。私自身、親に殴られたことは一度もありません。でも、自分で言うのも何ですが、ちゃんとした人間だと思ってます。ダメな所も沢山ありますけど…。 前の彼氏は、親から虐待ほどひどくはないにしろ、殴って育てるという家庭だったようです。でも、自分が殴られたからって、子供を殴るのは心が弱い証拠です。虐待を受けた人=虐待をする人ではありません。 繰り返しですが、「暴力は憎しみにか生まない」、この言葉に私はハッとしました。殴られている時、憎いという気持ちしか生まれなかったんですもの。 参考になるか自信がないのですが、良い方向へ行くことを願っています。
お礼
andreaさんも辛い体験をしたのですね。 私も「絶対に虐待はしない」という、強い心を持ちたいです。 有りがとうございました。
- lovepiano
- ベストアンサー率21% (10/47)
私も世間的にはアダルトチルドレンと呼ばれる範疇にいる人間です。まだ独身ですが、将来子供をもっていいものか、真剣に迷っています。昔のことを思い出し、 時々うなされることもあります。 私が実践していることは、虐待に関して書かれている 本を読むことや、似たような環境にいる人たちと話すことです。 カウンセラーなどは、所詮何人さばいたかで儲けることを考えている人ですから、あてにしてはいけません。 同じ境遇の人と一緒に励ましあうことが、 虐待にあった人にとって一番重要なことなんだと思います。 お互い頑張っていきましょう。 補足ですが、最近天童荒太さんの『あふれた愛』、 『永遠の仔』 を読みました。 とても救われる作品でした。 似たような境遇の人はたくさんいます。 いまならネットを使って身近に相談できますよ。 頑張って生き抜きましょう。
お礼
ありがとうございます。 私もカウンセラーには当たりはずれがあると思うので、多少同感です。 ネットも参考にしたいと思います
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お礼
有りがとうございます。 読んでいて、涙が出てきました。 >。「私は、このようなときほっておかれたのに、この子は泣けば世話をしてもらえると思ってるの?」 私はこの時、「私は、このようなときほっておかれたのだ。どうして私の親はぎゅっと抱きしめてくれなかったのだろう。こんなに赤ちゃんは不安がっているのに」と、親に対する怒りと悲しみでいっぱいになりました。 >ふとした時に溶け出すと、パニックになったり、ものすごい怒りがこみ上げてきたりしてしまいます。 正にその通りでした。 過ぎ去った事なので、親を許さなければとおもうのですが、怒りと悲しみがどうしても沸き上がってきて、どうしようもない時期がありました。やっと最近落ち着いてきました。 心理学を専攻されている方の意見が聞けて良かったです。