• 締切済み

TPPについて基本的な質問があります。

僕は国際化の高校2年生です。 TPPに関して基本的な知識しかないのですが、 自分の調べた範囲では参加するべきでないと思い下にその 理由を書きました。それについて、意見、感想、間違いの訂正などを 頂きたいと思います。またTPPに賛成の方の意見も知りたいです。 僕はTPPに参加せず、FTAなどによってアジア諸国と関係を強める方が 日本にとって有益ではないかと思います。理由は2点あります。 よく言われていたことですが、TPP参加国は日本の工業製品を売り込む余地が少ない(アメリカ)または、市場規模が小さい(アメリカ以外の参加国)という事が1つと、もう1点はアメリカの 医療・保険制度が日本に入ってくるのはとんでもないと思っているからです。この2つのリスクをわざわざ負わなくても、これから市場規模の拡大が見込めるアジア諸国と独自にFTAやEPAなどを結ぶ方が有益だと思いますが、いかかでしょうか?もしくは、それを将来的に行うという前提で、+αのTPPなのでしょうか? またよく、TPPに関して話題に上る農家の失業問題ですが、たしか日本でも大農家は非常に収益を上げていて、弱い農家は兼業農家や生産性の悪い小農家だったと認識しています。そうであるならばTPPに入ると、強い農家は生き残り、弱小農家が海外に駆逐されるという非常に市場原理にかなった構図になると思います。ここに問題は無いと思うのですが、おそらくその場合に生まれる失業者を受け止める受け皿がないのが問題ではないかと思います。景気が低迷しているので第2次産も第3次産業も失業者を受け入れる事が出来ずに、結果失業率の増加につながると危惧しています。農業者の失業に関しては、景気が回復して彼らの再就職が確保(労働移動が可能な状態になる)されるまでは失業率を増加させるだけなのでTPPに参加するべきではないと思います。

みんなの回答

  • tomomo777
  • ベストアンサー率37% (9/24)
回答No.8

結論から言うと、TPPは交渉参加するべきです。 TPPは日本にとってデメリットが多いので、本来なら参加すべきではないです。 しかし、TPPに参加しないとアメリカに圧力をかけられ、まずい状態になり、 TPP参加するほうがまだマシなのです。日本の周りには、中国、韓国、北朝鮮、 ロシアとやっかいな国が多いので、アメリカに見捨てられると、大変なことになってしまいます。 食品の安全基準を緩めるとBSE牛が入ってきたり、中国、韓国から化学薬品やら、寄生虫やら 何が入ってくるかわかりません。 日本は、憲法改正して、軍事力をつけて、アメリカに頼らなくても良いようにならないかぎり、 アメリカには逆らえないです。今から頑張っても10年くらいはアメリカ依存は脱却できないでしょう。 このような日本の現状をかんがえるとTPP参加以外は選択肢がないので、早めにTPPに交渉参加して、 少しでも有利に話を進めるべきです。 FTAをするなら、中国、韓国以外がいいですね。この二カ国の製品は何が入っているか分からないです。 基本的には反日国家とはするべきではないと思います。ベトナムやインドあたりとするのはいいかと思います。

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  • m-m-mg
  • ベストアンサー率23% (54/226)
回答No.7

現在のTPPは、米国の企業連合が米国政府に持ちかけて戦略的に推進されてきたものです。この企業群というのはお金を渡して政治支援を行い、常に政府へ企業利益になるための改革案を提示して働きかけを行なっています。 このような働きかけを行う人はロビイストと呼ばれ、ロビイストたちはTPPに限らず毎日政治家へ自社企業や業界団体の利益誘導のための規制緩和や法整備などの働きかけを行なっています。また米国ではこのロビイストというのがとても儲かる職業になっていて、米国ではロビイスト - 政治家 - 企業役員などを行ったり来たりして利益供与がなされており、このような仕組みを「回転ドア」なんて呼ばれていたりします。 日本の場合には官僚、政治家、関連企業役員などが天下り先とされる、民間企業の役員職を渡り歩くような仕組みが「天下り」などと呼ばれますが、米国の場合には天下り+天上がりなどと言った具合で行ったり来たりできる状態になっているということです。 TPPに話を戻しますと、TPPは実質的には「年次改革要望書」を条約化する内容のもので、この「年次改革要望書」の内容なんかも米国のロビイストたちが作っていたものです。ちなみに「年次改革要望書」というのはアメリカからの日本改革案で、これまでも日本は年次改革要望書に基づきいろいろな改革をしてきました。でも一方で日本からの要望は何一つ実現されていないという状態で、そもそも米国は外国の言うことなど鼻から無視 な訳ですが。 また日本政府だけではなく日本のマスメディアへも同じような働きかけが行われていて、こういった米国ロビイストの息のかかった人とかは日本ではジャパンハンドラーとか知日家〇〇などと呼ばれます。更に結果として米国企業の代弁者となっている人などもいたりする訳です。 米国バブル崩壊などで経済危機に至った経緯から米国政府は米国企業群に大きな利益を稼がすための新たなルール・枠組み作りを早急に進める必要があるということで、その一角として現在TPPという国際条約が進められています。このような経緯から元々米国の企業の利益拡大のために推進されているものなので、それが日本に大きな利益をもたらすはずもない訳です。 酷いのは、昨今はだいぶ修正されたとはいえ2010年頃のTPP報道では農政を噛ませ犬にしたてて 農業改革抵抗勢力 VS 日本を救う輸出企業 という図式で報道され、乗り遅れれば世界の孤児になる といったノリでの報道が盛んに行われたことです。いくつかの番組では今でもこのような事をしておりますが、輸出企業の利益になるのも米国企業などと繋がりの強いほんの一部の企業だけです。 TPPの根底にある原理原則は「1%へ利益をもたらし99%が損を被る経済構造改革」であるということです。これを国際条約の土台にしてしまおうという訳ですから、これが推し進められれば将来は寡占化市場で競争原理の停滞した貧困な経済社会となってしまうでしょう。そして暴力革命でも起こらない限りこれらを撤回することは出来ないというおかしな事になって行きます。

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noname#173038
noname#173038
回答No.6

GDP 1%の農業を保護するため日本の経済発展を阻害して良いのかということですよ。

harvest02
質問者

お礼

おそらくNo6さんのような誤解?が多いと思うのですが、 農業GDP1%を犠牲にすれば、その他の99%が伸びるという訳ではないと思います。 輸出企業の数は限られています。また日本の家電企業がサムスンと比較されて、 円高だから売れない!と聞きます。だから円安誘導や、関税撤廃を 求める動きがあるのだと思いますが、おそらく日本の家電企業は価格で人件費の安い 海外に勝てないと思います。現在はサムスンですが、将来的には中国や東南アジアなどが 家電製品を発売して、それを僕らが使う日が来ると思います。もはや家電製品は日本が扱う “必要のある”製品ではないように思います。それらは、もう海外に明け渡してしまって、 日本は高度な技術の工業製品などに力を入れるべきだと思います。i-phoneやギャラクシーの中に 使われている部品は日本製だと聞きました。サムスンの輸出が増えると、同様に日本の 内部部品を韓国に輸出している企業の業績も伸びると。現段階ではサムスンはそこまでの 技術力は無いということです。産業構造が変化してきているだけだと思います。 そういう意味では、農業も変化が必要だと思います。食材を本当に100%自前で調達する必要は無いと思い余す。農業には多額の税金が投入されていると聞きます。申し訳ないですが、能力の低い農家の方々には廃業していただいて、税金の無駄遣いは減らすべきだと思います。いい商品が安値で海外から入ってくるならば、僕はそれを買います。

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  • habataki6
  • ベストアンサー率12% (1182/9785)
回答No.5

<失業率を増加させるだけなのでTPPに参加するべきではないと思います。 正解です 日本に交渉能力なんてありませんよ 守るべきのを守れないように するのがTPPなんですよね 外交能力がない根拠として 拉致被害者未解決 占有された領土未解決 最低でも県外といっていた基地も未解決 都道府県 市町村議会はTPP反対の決議をしています 地方を切り捨てるのは いいかげん やめてもらいたいですよね 日本は民主主義なのですから参加するということは ありえないと思います。

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  • ssssan
  • ベストアンサー率18% (132/730)
回答No.4

高校生で中々知識が有りますね、感心感心。 TPPは簡単に云うと国家の骨幹で有る関税自主権放棄が一番の問題です、これが無く成ったら国家の体を成さなく成るわけですから、 高校生なら幕末から明治維新期の不平等条約で時の政府がどれだけ苦労したか+どれだけ日本の金銀が海外に流失したか、それを回復するのに如何したかは授業で学んだばかりと思います。 そう言う事なんです、何か国での協定で協議に入れば自国の言い分が通るは間違いも甚だしいです。 日本の友好国面をしてる米国+反日教育をしてる南北朝鮮.共産シナの4カ国の日本に対する提案は良い事は一つも有る事は有り得ません。 米に進出してる日本企業は事有る事に因縁付けられてタカリ.ユスリでやられてます、裁判だからと公平.正大に見せながら米で上げた利益をドンドン奪われてます、日本企業は三菱のセクシャル事件とかトヨタ車のアクセル.ペダル.カーペット問題とか東芝賠償事件等数々有り、これらは何にも問題が無い事だらけです。 これを裁判だから公正とカムフラージュして実際には陪審員制度で皆お金が目的なので日本企業が負けるのは自明の理です。 こういう国家がTPPで利益を上げようと攻勢をかけて来るのは明白です、こういう国が入って下さいで無くて逆だったら日本もメリットが有ります。 こんなのに加盟したら国の形が変わって日本史上初めて本当の植民地に成ります、現在は半植民地状態です 何するにも米に伺い立てて今度安倍政権が出来ますが開けて一月にオバマに新総理の挨拶に行く予定が組まれたニュースをながしてました。 これが完全独立国で真のパートナーだったらオバマが日本に来るが正解です、で交互訪問が正規の外交ルールですが圧倒的に日本が出向く回数が多いです。不平等の証拠です、過去の日米貿易摩擦から米本土に進出企業のタカリ.ユスリ迄、これが加盟したら強化されるのは目に見えています。

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  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.3

”僕はTPPに参加せず、FTAなどによってアジア諸国と関係を強める方が 日本にとって有益ではないかと思います”      ↑ 1, 米国との関係ですが、政治的にはFTAが出来ないので 米国がTPPを仕掛けて来たのです。 米国がFTAをやろうとしても、日本の農家が反対し 農家を票田としている政治家が反対するので、出来ません。 それで、戦略を変え、TPPに便乗してきたのです。 2, アジアとのFTAも、結局米国と同じで、農業関係者の 反対で締結できないでしょう。 3, 米国は防衛問題と絡めてTPPを仕掛けてくる 可能性があります。 つまり、中国に対するアジア版NATOですね。 それについてはどう考えますか? ”生まれる失業者を受け止める受け皿がないのが問題ではないかと思います”     ↑ 弱小農家のほとんどは、兼業農家です。 みな、農業の他に仕事を持っています。 農業は片手間に、おばあちゃん、おじいちゃん、おかあちゃん がやっているだけです。 これを3ちゃん農業といいます。 だから効率が悪く、国際競争力が無いのです。 従って、失業問題はそれほど大きな問題にはなりません。 農業のGDPに占める割合は、0,9%に過ぎません。

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  • key00001
  • ベストアンサー率34% (2878/8340)
回答No.2

高校生の認識としては、大したモノだと思います。 > アメリカの医療・保険制度が日本に入ってくるのはとんでもないと思っているからです。 ここは少し違うかと。 アメリカが日本の保険制度などを潰しに来ると言う捉え方の方が正確です。 ISD条項と言われるモノで、例えば日本の制度が自由貿易の障害として提訴されたら、その制度を撤廃せねばならないワケです。 アメリカの制度を移入せねばならないと言うワケでは無いです。 農業に関しては・・・どうですかね? 私はそんなに影響は無いか、むしろプラスになるのでは?と思っていますよ。 日本のスーパーに、高いけど美味くて安心な日本米と、安いけど、どんな農薬を使ってるか判らない米とか、遺伝子操作で作られた米が並んでたら、「安さ」になびく人もいるでしょうけど、概ねはこれまで通り、日本の米を買うんじゃないですかね? 逆に、先進国とか富裕層には、「食の安全」などと言う価値観が芽生え、高くても日本の米が飛ぶように売れて・・と言う可能性も、充分にあると思います。 時代が進み、進歩すればするほど、そう言うニーズは高まる方向では?と思いますよ。 それと、TPPの魅力は、有無を言わさぬ「外圧」です。 上述の医療や保険制度などに関しても、日本は政財官が癒着した既得権益構造なんですよ。 行政サービスでも財界団体でも、カネの流れには、どこでも天下り役人が巣食ってて、利権をむさぼってます。 TPPなどの外圧で、こういう利権ネットワークを、一気にぶっ壊せる可能性があるのでは?とは思います。 日本と言う国は、黒船とか第二次世界大戦などの外圧を受けて、そこから再構築する際に、強くなってますから、TPPもそう言うキッカケになる可能性があるのでは?と思っています。 とは言え、おっしゃる通り、個別FTA・EPAの方が、安全・確実ですから、一気に方向転換するのではなく、まずはソチラからと言うのが正解だと思います。 イチかバチか、一気にTPPで・・と言うのは、リスクも大きいですからね。

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noname#209756
noname#209756
回答No.1

国の力学上、参加か非参加か難しい問題だと思います。 自由化で貿易を促進しましょうというのは経済学上の理論です。 アメリカ、イギリスあたりは実際、自由化で利益を得てますが、いま日本に必要なのは無軌道な自由化ではなく、戦略的産業政策だと思います。 アジアの国はほとんどの国で政府が産業政策をやっている印象です。(先進国では香港のぞいて) タイに至っては経営学者のポーター氏を呼んで産業戦略を練りました。 バブル期などジャパンアズナンバーワンといわれた時代から護送船団方式など古いものやしてはいけないもの扱いになっていて それ以来、表立った産業政策に空白があり、どう戦略をたてていいのかすら空白に思えます。 悪戯な自由化は貧富の差をつくるだけであったりすると思います。実際、南米などの新自由主義があります。 ですので、まず戦略を立ててからの判断だと思います。

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