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TPPについて基本的な質問があります。
僕は国際化の高校2年生です。 TPPに関して基本的な知識しかないのですが、 自分の調べた範囲では参加するべきでないと思い下にその 理由を書きました。それについて、意見、感想、間違いの訂正などを 頂きたいと思います。またTPPに賛成の方の意見も知りたいです。 僕はTPPに参加せず、FTAなどによってアジア諸国と関係を強める方が 日本にとって有益ではないかと思います。理由は2点あります。 よく言われていたことですが、TPP参加国は日本の工業製品を売り込む余地が少ない(アメリカ)または、市場規模が小さい(アメリカ以外の参加国)という事が1つと、もう1点はアメリカの 医療・保険制度が日本に入ってくるのはとんでもないと思っているからです。この2つのリスクをわざわざ負わなくても、これから市場規模の拡大が見込めるアジア諸国と独自にFTAやEPAなどを結ぶ方が有益だと思いますが、いかかでしょうか?もしくは、それを将来的に行うという前提で、+αのTPPなのでしょうか? またよく、TPPに関して話題に上る農家の失業問題ですが、たしか日本でも大農家は非常に収益を上げていて、弱い農家は兼業農家や生産性の悪い小農家だったと認識しています。そうであるならばTPPに入ると、強い農家は生き残り、弱小農家が海外に駆逐されるという非常に市場原理にかなった構図になると思います。ここに問題は無いと思うのですが、おそらくその場合に生まれる失業者を受け止める受け皿がないのが問題ではないかと思います。景気が低迷しているので第2次産も第3次産業も失業者を受け入れる事が出来ずに、結果失業率の増加につながると危惧しています。農業者の失業に関しては、景気が回復して彼らの再就職が確保(労働移動が可能な状態になる)されるまでは失業率を増加させるだけなのでTPPに参加するべきではないと思います。
お礼
おそらくNo6さんのような誤解?が多いと思うのですが、 農業GDP1%を犠牲にすれば、その他の99%が伸びるという訳ではないと思います。 輸出企業の数は限られています。また日本の家電企業がサムスンと比較されて、 円高だから売れない!と聞きます。だから円安誘導や、関税撤廃を 求める動きがあるのだと思いますが、おそらく日本の家電企業は価格で人件費の安い 海外に勝てないと思います。現在はサムスンですが、将来的には中国や東南アジアなどが 家電製品を発売して、それを僕らが使う日が来ると思います。もはや家電製品は日本が扱う “必要のある”製品ではないように思います。それらは、もう海外に明け渡してしまって、 日本は高度な技術の工業製品などに力を入れるべきだと思います。i-phoneやギャラクシーの中に 使われている部品は日本製だと聞きました。サムスンの輸出が増えると、同様に日本の 内部部品を韓国に輸出している企業の業績も伸びると。現段階ではサムスンはそこまでの 技術力は無いということです。産業構造が変化してきているだけだと思います。 そういう意味では、農業も変化が必要だと思います。食材を本当に100%自前で調達する必要は無いと思い余す。農業には多額の税金が投入されていると聞きます。申し訳ないですが、能力の低い農家の方々には廃業していただいて、税金の無駄遣いは減らすべきだと思います。いい商品が安値で海外から入ってくるならば、僕はそれを買います。