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完全ウェーバー制の利点
大谷投手がらみで、ドラフトを完全ウェーバー制にすべしという意見があるようですが 仮に完全ウェーバー制が導入されたとして、何が解決するのでしょうか。 今回の大谷投手をはじめ、長野や沢村や菅野も最終的には単独指名だったわけですし 選手に「○○以外行かない」と言われてしまえば、現行制度だろうがウェーバー制だろうが 現実的には指名回避、強行指名したところで、これまで同様に入団拒否→浪人という流れは 全然変わらないような気がしますが…。 べつに現行制度がいいとは思いませんが、大谷投手の問題とは関係ない気がします。 どういう論理でウェーバー制導入という意見につながるのでしょうか。
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- akunintamatama
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元々 日本も完全ウエーバ-制を導入してました ルールを改悪しコミッショナーをただの置物に したのは讀賣です 新リーグ作るってイキ巻いてたのはどうしたんだろ 野球王国の四国でも 行けば ウエーバ-制の前は10年いると好きな球団に行ける---Faのような制度ではなく 移籍の通告だけ 国鉄の金田 南海の別所 これが讀賣の歴史です 中日の白井ジジイもごねて反対しそうだ オ-ナー会議って全会一致が原則だもんで どこの世界も既得権益を守ろうとするから 結局ファンの声など知ったことかでしょ
- smilebox
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完全ウェーバー制の導入は、単独で大谷選手の問題に影響があるわけではありません。 その先に「海外FA権取得期間の短縮を認めさせる」という狙いがあるのです。 そもそも「アマチュアから直接MLBへ」という考えになる一番の理由は、一度NPBの球団に入団するとなかなか移籍できないからです。 現行の制度ではどんなに頑張っても海外FA権を行使できるようになるのは選手としてのピークを若干過ぎたくらいになりますし、そうなる前にポスティング制度を利用できる保証もありません。 海外FA権を取得するまでの期間を短縮すれば、その辺りの危惧はだいぶ少なくなるはずです。 しかし、主力選手にFA権を行使されるというのは球団にとって損失ですから、球団側に何の見返りもなくFA権取得期間の短縮を受け入れさせるのは無理です。そこで、完全ウェーバー制の導入をそのバーターにするわけです。 完全ウェーバー制にするとドラフトにかかるときの選手側の選択肢が狭まるので、選手会側も「その代わりにFA権を」という交渉がしやすいというのも、他の方法ではなく「完全ウェーバー制」が議論される理由かもしれません。
- sakon10139
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ドラフトの目的は各球団の戦力の均等にすることです。それがくじ引きだと、良い選手が上位球団にも流れ、上位と下位が固定されます。そして、ペナントレースがつまらなくなり、野球人気が落ちます。 FA制度という球団を選べる制度があるのなら、ドラフトでのくじ引き、逆指名制度はあってはなりません。 ただ、FAを取得する期間を国内は一軍登録期間6年にし、入団して6年間一軍である程度(新人王の資格を失うくらい)出場してない選手は自由契約選手にするというようなルールに変えた方が良い。
- snow094
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完全ウェーバーの利点はストラスバーグやハーパーが入ったナショナルズみたいに下位チームでも優勝する可能性が高くなるという部分です。 また完全ウェーバーの最大の利点は独占交渉権がノーリスクで手に入るところです。行きたい球団があるという理由で入団拒否してもまた別の球団が指名すればそこに入団しなければならず、拒否し続ければ一生プロになれないのでいずれ諦めて行きたい球団でなくても入団するでしょう。メジャーリーグで長野のように2回も行きたい球団じゃないからといって拒否した選手はあまり聞いたことがありません。 今のプロ野球の制度だと拒否する可能性の高い選手を競合で獲得というのはリスクが大きいので各球団敬遠します。だから拒否し続ければいずれ入団できます。 その代わり完全ウェーバーにしたらFAを短くしないければ選手会から反発されるでしょう
- Meegeren
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大谷絡みで楽天星野監督が言い出したようですが、大谷と完全ウェーバー制は繋がらないし、筋違いだと思います。 今年、完全ウェーバー制だったら、森は広島に獲られていたでしょうに。 解決するとしたら、ドラフト本来の目的である戦力均衡化ではないでしょうか。 つまり、入団するしないは別として、リーグ優勝をしたような強いチームが、ドラフトの目玉を指名できる機会があるのがおかしい、ということでしょう。 今年も藤浪以外の目玉は、粗方、Aクラスのチームに流れましたし。 今のドラフト形式で、尚且つ、FAもあるのではチーム戦力が開きすぎてバランスが悪いということでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり大谷選手の問題と完全ウェーバ制は別の話ですよね。 そもそもアマチュアがメジャーに行きたいという話に なぜ無関係の組織であるNPBが干渉できるのか、不思議です。 外資系を目指す学生の就活を経団連が規制するようなものだと思います。 完全ウェーバー制の利点については納得です。 1さんが書かれたような交渉権譲渡の話と組み合わせれば 現実的な改善につながりそうな制度ですね。
- hunaskin
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>現行制度だろうがウェーバー制だろうが >現実的には指名回避、強行指名したところで、これまで同様に入団拒否→浪人という流れは 全然変わらないような気がしますが その通りだと思います。 ですが 完全ウェーバー制を主張する人の多くは、指名された選手はその球団に入団しなければならない義務があるかのように錯覚している、あるいはそのように制度化すべしという意見の持ち主が多いです。 もしも、そのような制度になれば各球団の戦力の均等化には結びつくかもしれません。 それがメリットですね。 けれど、それは球団側(特に弱い球団)にとってのみ都合の良い話であって、選手の意志や希望や権利についての考えがスッポリ抜け落ちています。 強制的に契約なんかさせられないし、入団しなかった選手に翌年のドラフトを待つ以上のペナルティを与えることが人権の侵害であり、プロ野球選手を目指すアマチュアプレイヤーの意欲を削ぐもの出るということが理解できていません。 ま、とりあえず、強い球団が強い理由を制度に求めているだけなんです。 その制度を変えれば、憎い球団を弱体化できると思い込んでいるのです。 それと、もともとドラフト制度は戦力の均衡を目的としたものではなく、契約金の高騰を抑制しようとするための制度であることを理解していない人も多いですね。
お礼
回答ありがとうございます。 指名→入団に強制性を持たせられれば、 戦力の均衡化も裏金根絶も実現できそうですね。 しかし、おっしゃるとおりさすがに横暴というか、無理ですよね。 極端な話、野球自体をやめてしまう目玉選手も出てきそうです。 (さすがにいないか) 特に大谷のようにそもそもNPB入りを希望していない選手にとっては 迷惑千万というか、人権侵害以外の何物でもないですよね。
- tsuyoshi2004
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個人的には、完全ウェーバー制を導入するのであれば、同時に交渉権や指名権の譲渡(トレード)を解禁する必要があると思っています。 例えば、日ハムが菅野選手や大谷選手を強行指名できるのは、チームが現在相応に強く直ちに即戦力の選手が必ずしも必要としていないからです。 弱いチームからすれば、即戦力になる選手が欲しいわけでそのためにはドラフトの上位指名選手の入団はかなり有効な手段です。 逆に言えば、下位チームは「ドラフト上位指名選手の入団拒否」というのは絶対に避けたいことです。 一方で、指名権や交渉権の譲渡が認められれば、上位チームと相思相愛の目玉選手(例えば、昨年の菅野選手など)がいる場合は、上位での指名権を持つ下位チームに事前にトレードで指名権を得るなり交渉権を獲得したチームから交渉権をトレードで得ればいいことです。 上位の指名権や有望選手との交渉権を獲得した下位チームも上位のチームから選手なり他の指名権や交渉権を得ることでチームの補強が進みます。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに交渉権譲渡が可能になれば 入団拒否の可能性がある場合の対策になるし、 現在よりも戦略的なドラフトになりそうで 少し想像しただけでも今よりずっと面白そうですね。 ただ、大谷選手のように相手がメジャーの場合は やはりウェーバー制にしてもあまり関係なさそうですね。
お礼
回答ありがとうございます。 質問に書いたとおり、長野のような例は ウェーバーを導入しても無くならないと思います。 しかしくじ引きよりはよい制度だとも思います。 いずれにしろ大谷選手の問題とは関係ない話ですよね。