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財産分与、婚姻費用、慰謝料(セックスレス)について
行政書士、FPの方へ質問させてください。 宜しくお願いします。 このたび協議離婚することになり、標記(財産分与、別居中の婚姻費用、慰謝料)における適正額を知りたく、質問させていただきます。 質問者は妻です。 婚姻情報は以下の通り。 婚姻期間:11年 セックスレス期間:8年 年齢:夫39才、妻41歳 年収:夫約1000万、妻約500万(妻ここ一年は離職中) 生活費は夫婦共有口座に収入に応じ入金し、残りはお小遣い。 子供:無し 別居期間:約2年(夫の転勤により) ※結婚6年目頃から婚姻生活は破綻を来していたと思う(by妻)。 離婚理由 (1)夫からの性交拒否による精神的苦痛 (2)妻に内緒で借金をしていた事が判明。 かつ夫は借金を肯定し、金銭感覚の違いは考え方の違いで、それを改める意思は無し。 (使い道:部下との飲食代など、小遣いの足し)Dinksなので小遣いは十分あったはずなのに。 注:詳細は下記参照。 【一番お知恵をお借りしたい内容】 (1)財産分与算定額に、別居中の婚姻費用は含むか否か、または別請求が可能か。含む場合折半より多少色を付けることも可能か? ※別居期間約2年のうち、後半1年、妻は体調不良のため離職し実家へ転居、無収入だが、諸税など支出はあり。 (2)セックスレス(8年間)と借財事由の際の慰謝料の相場 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ (1)夫からの性交拒否による精神的苦痛 ●夫から求められた回数は、新婚初夜のみ。 ●半年後の新婚旅行でも疲れたので今日は無理などと言われ最終日になり、さすがにセックスしないで帰ったら一生後悔すると思い、一応性交。 ●その後も妻からのリクエストで一年目は12回(月一)、二年目は2回(半年に一回)、三年目は一回で、その後はセックスレス。3年目までは「疲れてるから」等とやんわり断られ、三年目に「結婚したら家族だから家族とはセックスできない」と言われ、とてもショックを受ける。 ●4年目以降は「セックスは最悪しなくても良いから寝るときのハグや手を繋ぐなどのスキンシップをしてほしい」と、時折リクエストしたが、その時ちょっと腕枕をしてすぐ終り(「腕が痛い」や「疲れた」との理由で)。 ●6~7年目以降は、スキンシップをリクエストしても「疲れてるから」と断られるのが悲しくて、そのリクエストも徐々にしなくなった。よく隣りで涙を浮かべ寝てました。 ●夫は毎晩遅くまで働き、帰宅は大抵深夜過ぎ。疲労困ぱいだったとは思うが、婚姻生活の継続のための努力はしてくれなかった(身体的に無理だったのかも?)。セックスがしたい訳ではなく、ただ愛情が感じたかっただけなのに・・・ (2)妻に内緒で借金をしていた事が判明 ●夫の海外転勤(2011年1月~)後、日本に居た際の借金の督促状が届き、夫が妻に内緒で借金していた事が判明。 ●上記(1)だけが悲しかった期間は、離婚に踏ん切りがつかなかったが、「もうこの人とはやっていけない」と打ちひしがれる思いになった。 ●借金判明前も、夫は浪費家で欲しいもの(例:高級時計など)はすぐローンを組んで購入していた。見栄っ張りでええ格好しいの人だった。 ●家計の貯金も2008年にFXですって0円に・・・ ●家計の口座は夫名義で彼が管理していた。FX事件後、時折、妻が「家計は私が管理しようか」と言っても夫は「大丈夫!」の一言で妻はアクセスが出来ず。 ●借金判明後も本当に離婚をする腹がくくれず、悩みながら一年以上が経過したが、もう修復は不可能と思い、やっと離婚する事にした。 先日、一時帰国した夫と話し、彼はとても驚いていたが「いつか言われると思っていた」とも。上記2点の離婚事由に関し、彼自身は変わる事がないと言いきった。「その2点が変わらなければ婚姻継続は難しい」と妻がいうと、夫は離婚を承諾。夫は軽度の禁治産者(法的縛りは厳しくても)ですね・・・ 私の事が好きだ、と最後まで言っていたが、好きな妻を笑顔にさせる努力は出来ない夫なので、もう別れます。私も好きで結婚したので本当に悲しいです。自分の稼ぎ以上に浪費し、借金しても平気な感覚の人間が信じられませんし、このまま悲しいだけの結婚生活は続けられません。2013年は仕事にも就き、人生仕切り直したいと思います。 長文となり誠に申し訳ございません。 どなたか良きアドバイスをお願い致します。
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- katagiri624
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お礼
katagiri624様 貴公のお取り扱い判例を元に具体的にアドバイスをしてくださり、とても参考になりました。有難うございました。 「セックスの拒否+暴言」はありました。 取りつく島もない暴言?で、妻の努力不可能な範疇です。それは「結婚したら家族なんだから家族とはセックス出来ない!」です。暴言っていうか… 婚姻関係の根底を揺るがす内容だと思います。 婚姻費用、慰謝料ともに基本的概念、および具体的な相場観をご教示いただけたので、これからの協議の参考にさせていただきます。 女性(または既婚女性)のほとんどは、実際のセックスなんてオマケみたいなもので、その行為(make love)を通じて「愛されている感」や「大切にされている感」を感じたいだけなのに、世の多くの夫達にとっては性別の違いと上手く向き合う事が難しいようで残念でなりません。 PS ご共感のお言葉も有り難うございました。とても心が温かくなりました。 katagiri624様のサポートを得られる女性達は、きっと心強く感じていらっしゃる事と存じます。今後も多くの女性達の良き相談相手として、法律家のお仕事を頑張ってください。