- ベストアンサー
PCの値段
価格競争が激しいからなかなか値上げは難しいと思いますが、どんどんパソコンのスペックがあがり、いろんな機能が付加されてきているのに、最近は値段はあまり上がらない(高いのもありますが、同じ型だとそれほど値段上がらないですよね。自分が使ってるPCは1年半前に買ったけど、同じシリーズのものが現在かなりスペックが上がっているのに値段が同じです)。 お値段据え置きでスペックアップして機能増やしてそれでも従来どうり利益が出せるのはどういう仕組みになっているのでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
企業管理者から起業準備でマーケッティングも未だにいい年こいて研究中の者です。 実は従来とおりの利益は出せないので、さまざまな手法を使い利益確保の努力をしている。 が正解です(^^ゞわかりやすい要素だけまとめると。 ==では、なぜ値上げしない?== ・市場の国際競争理論で自分だけ上げたら売れない。 ・拡大また一定量が確保できる市場は利益率が減っても総量で利益額の確保を目指せる。 ・総量の確保で部品調達コスト(単価)が抑えられるが値上げで販売量が減少すると逆の現象があり、売り上げ利益ともに大幅に減となるのは嫌ぁぁ。 出荷台数はもう一巡してるのに? では儲けは減るばかりじゃないの? 何もしなければそのとおり!です。そこで ==今は必死で== ・SMCによる物流費減や在庫コスト減・納期短縮で売り損ね(機械損失)を防いだり。 ・CRMの進化でより多くの方に新たなアプローチ(長くメーカーファンになってもらい生涯収益=薄利でもいつも自社品を選んでもらう)(One to Oneマーケットで深いアプローチによる満足を価格に転嫁=高くても買ってもらう努力)が求められています。 そこでひところ話題の企業のブランド価値アップ=利益アップの思想はありました。が・・・ ・でも、簡単には人員整理や給与福利の低下や3K(交通費交際費広告宣伝費)合理を先にするんですねぇ。 ・後は投資や財務キャッシュフロー改善で間接部門も協力!例は参考URLです。 ==それでやっと== 某有名海外ブランドノートPCは自社利益保全に卸価格も90%~99%ってもの平気でありますが。 利益を確保して生き残りを目指す恐竜たちなのでした。 細かくはキリないので、大雑把にはこんなカラクリです。 だから時折、有名な恐竜でも不自由になった自分の右手だけはずして、他の恐竜に売る(部門売却)なんてことも 寒い寒い・・・でも安くていいものが私も欲しいです。
その他の回答 (2)
- koreedah
- ベストアンサー率33% (397/1203)
パソコンのコストの多くを占めるCPUやHDD、光ドライブなどの主要部品が、値段が変わらず(あるいは下がって)スペック、機能が上がっているからです。 それぞれの部品のスペック、機能が上がっているのは、それぞれの技術革新によるものです。
お礼
>値段が変わらず(あるいは下がって) その辺の事情をもうちょっと知りたいのです
- Mitz
- ベストアンサー率65% (2863/4366)
CPU、メモリ、HDD等、PCを構成する重要なパーツは、発売後、日数が経つにつれて価格も下落します。 そして、いずれはより高性能な後継品が発売されます。 新しい物が登場すると従来の物は大幅に価格がさがります。 例えばCPU。 新規に「より高周波数、より高性能なCPU」が登場すると、今まで最高周波数を誇っていた物は一気に手ごろな価格まで降りてきます。(「3.20GHz(0.13μm/FSB 800MHz/L2 512KB/HT対応」参照) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0202/intel.htm 現在、Pen4のM/Bに対応する最大のパフォーマンスを発揮させる為のメモリは、PC3200規格の物ですが、これも昨年の春よりも購入し易い価格になっています。 メーカー製PCの場合、適度にこなれた価格帯のパーツを用いて構成されています。(高価格帯のパフォーマンス重視モデルを除く) 製造時点の構成パーツの価格が変わらなければ、性能アップした物でも同程度の価格で提供出来る。 こう言う訳であります。 8万程度していた高性能CPUも半年も経ちますと3万程度とかになりますので、完成品としてのパソコンの価格はいつも同程度にすることが可能です。 「パーツは変動相場」ですので、完成品のパソコンは、新機種でもお値段据え置きが可能です。
お礼
詳しくありがとうございました。大変勉強になりました.