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インスタレーションについての本を探しています。
いま、学校の課題でインスタレーションについて調べています。 インスタレーションという形態のアートが、どのような歴史的背景から 登場してきたのか、そしてどのように成立し、現在にいたるのか、ということについて、できるだけ詳しく書いてある本がございましたらご紹介ください、よろしくお願いいたします。 なかなか、一冊まるまるそのことだけについて書いてある本というのは無いと思いますので、部分的な記述があるものでもかまいません。
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間違っていたら申し訳ないけど。 インスタレーションはアラン・カプローあたりが始めたと思うのでアラン・カプローの本を読んで見るのは役に立つかもしれません。 Allan Kaprow. Eighteen Happenings in Six Parts, 1959. Reuben Galleryが西洋美術史的にはインスタレーションと言える初期のものだったと記憶しています。 英語版WikipediaでもAllan Kaprowの名前が出てるので多分あってるかと。 ちなみに英語版Wikipediaでは日本の具体が1954年に始めたとも書かかれている。 もう一つ付け加えるなら英語版WikipediaでArt and Objecthoodについて述べられている点は面白いと思います。 Art and Objecthoodをご存知かどうかは知りませんがMichael Friedによって書かれた有名なエッセーでミニマリズム(Michael FriedはABCアートと呼んだりしますが)批判なのですが、その中でインスタレーションの理論につながる論点があるのでインスタレーションの歴史的背景を勉強しているのなら必読だと思います。実際初期のインスタレーションはMichael Friedに対するアーティスト的批判と言えないこともないと思います。 邦訳が出ているかは知りませんが多分あると思います。
お礼
お返事遅くなりました 自分でも少し調べてみましたが、Allan Kaprowに関する、あるいは彼の本を 読むのがまずは良いかと思います。 とくに >>Michael Friedによって書かれた有名なエッセーでミニマリズム(Michael FriedはABCアートと呼んだりしますが)批判なのですが、その中でインスタレーションの理論につながる論点があるのでインスタレーションの歴史的背景を勉強しているのなら必読だと思います。 この点は大変興味があります。 早速また調べてみます。 ご回答ありがとうございました。