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「坂の上の雲」のような視点での本

司馬遼太郎氏の著書の中で、「坂の上の雲」のような視点で書かれた本をご教示お願いします。 具体的に言うと、次のとおりです。 司馬氏の作品は、歴史的な背景や戦いの戦略分析についての記述が多いと思いますが、特に「坂の上の雲」は、このことが顕著だと多いと思います。 このような本を探しています。時代はいつでも構いません。 以上、よろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • yanhua
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回答No.1

戦略分析とはやや距離がありますが、私のお気に入りを挙げます。 お気づきの通り、司馬遼太郎氏は資料と事実を大切にする方です。 然るべき資料に基づいて、作家の見識と想像力・創造力で読者を魅了する作品は、楽しみつつ新しい発見もあり、知識も得られますので、若輩の頃から愛読しました。 同じ事実を知りまた資料を読んでも我々が気づかないことを、関連資料を駆使して解き明かしつつ、自身の見識に立った想像力でその時代や状況を彷彿とさせてくれるところが、氏の真骨頂と考えます。 1.『空海の風景(上・下)』司馬遼太郎 中公文庫 渡海前の修業時代ばかりでなく、唐に渡ってからの長安の街・人・僧が豊かに描かれています。現存する寺院も当然登場します。空海自身と西安の街や人々の暮らしぶり、当時の様子を善く描いています。 2.『街道をゆく』司馬遼太郎 / 朝日新聞出版 単行本・文庫 全43巻です、興趣の湧くものから読めます。各地の民俗、風景、歴史、政治、経済を踏まえた観察で、単なる紀行文でなく、時代評ともいえる作品。

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