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水彩の色に関する本を探しています
水彩(透明水彩)の、主に色遣いについて詳しく書かれた本を探しています。 デッサンやスケッチなどで、実際の色に近づけて描くことには慣れてきたのですが 絵作りとしての色彩構成となるとなかなか上手くいかず、悩んでいます。 色彩検定を受けたので、色相環に関する基礎的な知識はありますが、それをどう彩色に活かせば良いのかいまいち分かりません。 主題を目立たせるのにはどうしたらよいか分からず、描いただけどんどん色が濁ってしまいます。 また、他の人の絵を見て、どうしてその色遣いをすると発色がよく見えるのか、ということが分かりません。 演出としての背景の色選びや、色のバランスの取り方、混色について… そういったことに関する普遍的なルール(基礎・常識)、いわゆる「王道」のようなことが知りたいです。 そのようなことが記述された本や教科書などはありませんでしょうか。 図書館にしかないような古い技術書・参考書などでも構いませんので ご存知の方、またはおすすめなどありましたら教えていただけると幸いです。 ※できれば日本語の本が望ましいです。 ■今までで読んだ本 ・水彩アートの基礎/遊友出版 ・油絵アート 上達編・色 /遊友出版 ←これの水彩版のような本が欲しいです ・透明水彩で描くお菓子/マール社 ←かげ色を先に描くのは透明水彩では普通なんでしょうか ・透明水彩 /永山 裕子 (著) ←多色を使っているのにどうして綺麗に見えるのかわかりません
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- tequilagogo
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当方我流なので「色が濁る」という点についてだけ回答します。 お好きな画家さんの制作過程を完全に丸々真似して描いたことがありますか? (ちなみに永山裕子さんは制作過程のDVDが出ていたと思います) 絵の具の色や塗る順番、重ね塗りの回数、その際の画面の乾燥具合まで真似て、それでも色が濁るなら、道具の使い方に問題があるのかもしれません。 例えば、 ●筆の数が足りない ●色を変える時に筆をよく洗ってない ●筆洗いの水の交換回数が足りない ●絵の具が古い、または安い絵の具を使っている などです。 一般に水彩画は油絵やアクリルのように重ね塗りせず、さっくり仕上げるほうが綺麗です。 さっくりが物足りず重ね塗りする癖が抜けないなら、下色を一部(もしくは全部)アクリル絵の具に変更する手もあります。 アクリルは耐水性なので重ね塗りしても下の色が溶けず便利です。 質感も変わるけど。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに、重ね塗りをしすぎているのが原因かもしれません。 色を探ろうとしてパレットが汚くなっていたり、画面で何度も塗り重ねすぎて、絵の具の生の色が出過ぎていたり、下塗りした色と相性の悪い色を重ねていたり… 描きはじめから随分たって気づく、ということが多々あります。 アクリル絵の具ですか。 確かに下に塗った色が溶け出さないというのは、私の今の描き方にはあっているかもしれません。 次に描く時に導入してみようと思います。 制作過程を真似て描く、ということはこれまで何度かやりました。 質問の最後にあげた、「透明水彩で描くお菓子」という本を主にお手本としておりました。 また、youtubeなどの制作動画を見ながら練習することもしばしばあります。 ただ、tequilagogoさんがおっしゃるような、塗り重ねの回数、画面の乾燥具合、というところまで細かく真似ることはしておりません。 (本や倍速動画からはそこまで読み取ることができないという限界もありますが…) また、道具の使い方について列挙していただいた点に関しましても、描く際には十分注意をしておりますので、クリアしていると思っております。 問題は、そのお手本の通りの色遣いしかできないことにあります。 自分で描きたいモチーフを前にすると、どの色を使って描けば綺麗に発色するのか分からなくなってしまい、結果塗り過ぎや重ねの失敗で汚い色になってしまうのだと思います。 ただ単に、まだまだ練習不足という問題もあるとは思いますが…。