ある本に書いてあったことで、へぇ~と思ったことをご紹介します。
面倒なことを後回しにする人というのは、
計画を立ててやってみる→上手く出来ない→自分に自信がなくなる
→ますます上手くいかない→更に自信がなくなる、という悪循環を過去に経験している、というのが一つ。
「自分は根性なしで三日坊主だから、上手くいかないだろう。」とか
「自分は才能がなくて上手く出来ないからやっても無駄だ」などと考える癖が出来てしまうそうです。
そうすると、やるべきことを考えてみても、あんまり得意じゃないからやりたくない
→ずるずると後回しにしてしまう、という繰り返しパターンが出来上がってしまうそうです。
そして、期限ぎりぎりに慌てて取り組み、満足なものが出来なくても、
「今回は時間がなかったから仕方ないよね」と自分に言い訳してしまうんですよね。
逆に自分が得意なことや好きなことは頼まれなくてもやりますよね。
それは、「これには自信がある」「才能なくても下手の横好きでもいいや」という意識が働くため、
後回しにせず出来てしまう。
もう一つは子供の頃に、関係があるそうです。
母親に「宿題早くやりなさい」「片付けしなさい」と命令されて、
「やったよ」と嘘をついて後回しにしたっていう経験、誰にでもあると思うんですけど、
あれって、「他人の言うがままに動くことでアイデンティティを無くしてしまうことのないように
するための一種の防衛本能」から、言うとおりにしないという行動に出ることがあるんだそうです。
命令をよくする親の元で育ち、それに反抗するために言われたことをやらない、という行動が
習慣づいてしまうと、やるべきこと→後回し、という反射が働くようになって、
後回しの習慣につながっていってしまうそうです。
どこまで本当なのかはわかりかねますが、そういう説もあるということですね。
この悪循環、悪い習慣をどうするか・・・他の方も書かれていますが最も簡単なものを
とにかくやってみる癖をつけることが大事だそうです。
そして、些細なことであっても、後回しにせず取り組んだ自分自身を評価すること。
これを続けると違う、と本には書いてあったのですが・・・まあそんなに上手くはいかないですよね。
私なりに噛み砕いて、「自分が苦手とすることや好きでないことをやる時には、上手くやろうとしないで、
あまり考えずに小さなことから何か一つやってみる」というところかなと思っています。
「案ずるより産むが易し」というところでしょうか。
ご質問者様の考慮の一助になれば幸いです。
お礼
長文ありがとうございました。すぐにやる癖ですか・・ うーん