金の直物(現物を持つこと)は差金取引(売買にて生じた差額を得ることを主眼にした取引)には向いていません。
あくまで資産形成とリスク分散です。例え今後「円」が暴落しても金の米ドルでの価格はそれほど変わらないでしょうから、現物の金を持つ訳です。
つまり現物資産として持っているからこそ魅力があるのです。
幾らで購入したのかわかりませんが、手数料とかを考慮するとデメリットの方が大きいので、そのまま保有しているのがベターでしょうね。
これまで金は右肩上がりで上昇してきました。
ただ、今後の価格に関しては誰も判りません。
アナリストなどは「まだまだ上がる」と言う方の方が多いようですが・・・
直近の値動きで言えば、$2,000目前と言われていましたが、実際には$1,800を超えることが出来ない状況にいます。これを見ると売り時とも言えそうですけど、一方で、日本円での換算では円高方向で推移しているので若干割安感がありますが、円安基調で1ドル90円とかになれば、更に上昇します。
※この仕組みは判りますよね?為替変動によって80円で買った物が90円に値上がりしている訳です。
ただ、金と言えどもその価格は需要と供給で決定されます。
政治や経済など色んな要素が入りますが、結局は買いたい人が多ければ上がるし、売りたい人が多ければ下がることに変わりはありません。
ただ、金が暴落することはあまり考えられる要素が少ないので、来年には$2,000突破するかもしれません。
リーマンショックの下落も、株価や為替などの暴落に比べれば微々たるモノですので、どれだけ買われるのかが判ると思います。
まぁ私なら売りませんね。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。 おかげさまで毎日相場を見る楽しみが増えました。 またこの回答も見せてあげることにします。