なぜ札幌市営交通はJR東の「Suica」を導入?!
「Suica」はJR東日本の交通系ICカードです。
札幌はJR東日本のエリアではないのに、
札幌市交通局と札幌圏の民営バスは「Suica」を導入するそうな。
なぜ地元JR北海道の「Kitaca」を導入しないのでしょうか?
http://www.jreast.co.jp/press/2011/20110512.pdf
ここの最後のページに各交通系ICカードの
導入事業者の一覧があります。
記事の通り、いずれにせよ、
上記の10種類のICカードは、
平成25年春を目処に全て相互利用されるので、
実質利用上どのカードを導入しても
利用には差し支えありません。
いや、だからこそ、札幌市交通局、北海道中央バス、じょうてつ、
そしてジェイ・アール北海道バスが、
JR北海道の「Kitaca」ではなくて、
あえて他エリアであるJR東日本のICカード「Suica」を
導入したのかが気になります。
技術的な問題でしょうか?
既に上記の札幌圏の交通に導入されている
別のシステム形式が採用された交通系ICカードである
(何かと不評な)「SAPICA」が関係しているのでしょうか?
「SAPICA」はJR系カードとは互換性がないため、
止むをえなく、「SAPICA」はそのまま無視して、
JR系のカードリーダーを並行して
札幌市営地下鉄の改札に取り付けるようになった訳ですよね?
どうせ各種ICカードの相互利用を一斉に始めるので、
「SAPICA」を除く全ての交通系ICカードの「親元」である
JR東日本「Suica」に直接接続してしまったほうが、
地元のJR北海道「Kitaca」になんか繋ぐよりもいい、
とでも考えたのでしょう?
でもそうすると、北海道(札幌圏)では「Kitaca」のみならず、
「Suica」カードも買えるようになるのでしょうか?
それともシステム上の便宜で「Suica」を導入しただけで、
札幌で買えるICカードはその後も
「Suica」と相互利用した「Kitaca」のみとなるのでしょうか?
また、公営地下鉄で唯一ICカードを導入していない
仙台市地下鉄は今後どうするのでしょうか?
(仙台はJR東日本エリア)
将来導入するとすれば、「Suica」にするのか、
「PASMO」にするのか、予測がつきません。
それとも福岡市交通局の「はやかけん」みたいに、
仙台市交通局が独自のカードを作るのでしょうか?
詳しい方、教えてください。