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漫画表現にルールを作る に対する反論
「エログロ等の有害図書の氾濫を防ぐために、漫画表現にルールを作るべきだ。例えば、性的な描写や暴力描写で、描いてもよいラインというものを作り、ルールに則って創作活動を行うことで有害図書の氾濫は防げるはずだ。」 という主張に対して、どういった論説を用いて反論すればよいでしょうか。 「表現の自由を侵害しているからそんなルールは作れない」と言っても、憲法の改正が必要だと切り返されます。そういう相手に対しての反論ですが、 感情的にではなく、論理的にどのように反論すればよいでしょうか。 また反論材料として、「表現の自由」以外に何を用いれば効果的でしょうか。
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この主張がディベートをするために作られたお題ではないのならですが、 >「エログロ等の有害図書の氾濫を防ぐために、漫画表現にルールを作るべきだ。例えば、性的 >な描写や暴力描写で、描いてもよいラインというものを作り、ルールに則って創作活動を行うこ >とで有害図書の氾濫は防げるはずだ。」 → まずはこの主張の内容が、現実に即して妥当であるかの検討が最優先ではないでしょうか? 主張は「エログロ」「有害図書」「氾濫」と定義が曖昧な言葉に溢れています。 どのようなデータにより、どういう基準により、「エログロ」、「有害図書」が規定され、 かつそれらがどうして「氾濫」していると言えるのかを明らかにする必要があると思います。 つまり反論材料として、まずは相手の主張そのものを否定するのです。 「エログロ等の有害図書が氾濫しているという事実などないからルールを作る必要がない」という反論です。 さらに言えば、この主張には、論者がどうして「氾濫を防ぐ」必要があると結論付けているかが示されていません。 氾濫を防がなければどうなると論者が考えているのかが分からないため、反論しようがないのです。
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>議論までいかない段階の回答という残念な結果 すみません、どちらのサイトをご利用か存じません(3ケタのサイトが同じ質問データを共有しているそうです)が、「議論目的の投稿」は規約違反です。 私の回答も規約違反なんですけどね。(回答ではない投稿・もしくは指摘投稿)
- mizukiyuli
- ベストアンサー率34% (1106/3224)
まず「何故有害図書が氾濫してはいけないのか?」という点です。 有害図書というのは成人指定。 自分に対して自分で責任が取れる人しか閲覧できないということです。 自分で勝手に読んでおいて、読んだ内容に対する己の精神レベルに責任が持てないからそんな本がなければ良いというのは責任転嫁に過ぎない! というのはどうでしょうか?
お礼
ご回答有難う御座います。 >自分で勝手に読んでおいて~ たしかにその通りです。 現状では既にゾーニング等の対策がとられているので、有効な反論材料になり得ると思います。 個人の問題を社会の問題とすり替えて、行政に押し付けようとする一面がある、と気づいたような気がします。 シンプルですが視界が開けたような、そんな良い回答をご提供くださり、有難う御座います。
- Pochi67
- ベストアンサー率34% (582/1706)
明確な基準が設定出来るのか?…とか。 判断する人によって可否が変わってくるような基準だと、ルールだとは言えませんよね? 相手が主張する詳しい条件にひとつひとつ反論していけば、ルールを作ることが困難だとわかってもらえるのではないでしょうか。 あとは、規定されていなければいくらでも逃げられるんだから、先日のストーカー殺人の『電話やFAXは対象なのにメールは対象外』のように、すぐに新しい表現が出て来て、いつまで経ってもいたちごっこになるよ…とか。
お礼
ご回答有難う御座います。 ルールを作ることが困難、という主張は有効かもしれません。 新しい表現のいたちごっこというのははまさにそうで、手塚治虫の時代は「漫画雑誌は色が赤っぽいので、色彩感覚が麻痺する」とか、「漫画の1ページの中にピストルが10丁も出てきた」という点で批判されているので、時代によって描いても良いとする基準が変わるものだ、ルールは作れないと主張出来そうです。 良い情報を有難う御座います。とても参考になります。
- gldfish
- ベストアンサー率41% (2895/6955)
何の目的の為に反論するんですか。その人に反論出来れば、sotsさんの望む世の中になるんですか? 「寿司が嫌いって人を、なんとかして好きにならせる」のと同じ。ナンセンスです。 「有害図書」だなんて、「寿司が美味しくない」って言ってるのと同レベルじゃないですか? そこに理論的な枠組みや判断材料なんて何もありません。ただ自分の趣味に合うか合わないかだけ。 >憲法の改正が必要だと切り返されます。 「じゃあ憲法改正すれば」でいいんじゃないですか? 何に悩んでいるのかがよくわかりません。「ルール」を作って欲しくないなら、もっと意義のあることをした方がいいですよ。少なくともその人と言い合ったところで世の中はな~んも変わりませんよ。ご心配なく。
お礼
>何の目的の為に反論するんですか 漫画などの表現活動にルールを設けることは、表現活動を萎縮しかねる恐れがあるという点と、そもそも創作における表現活動に行政が介入することは表現の自由に対する重大な侵害であるため、反論したいと思い質問させていただきました。 ただ、今回の場合は表現の自由を説いても相手が納得しなかったため、別の方法はないかという模索の中での質問のため、質問自体が分かり難いものとなったようです。 >寿司が嫌いって人を、なんとかして好きにならせる」のと同じ 同じではありません。今回の場合は、寿司で例えると、寿司が嫌いだから寿司屋に寿司を作らせないようにルールを作ろうとしているものです。「寿司が嫌い」なだけでは個人の趣向として放っておけば良いですが、今回の場合は、自分の趣向に合わないと全体のルールで統制するという暴虐な意見への反論なので、「趣味に合うか合わないか」だけではないと思います。 >少なくともその人と言い合ったところで世の中はな~んも変わりませんよ。ご心配なく。 少なくともこういった意見(有害図書云々、創作表現をルールで規制する動き)が世の中では漫画表現を規制する根拠の一役を買っている現実がある以上、反論や意見を持つことは必要だと考えます。 しかしこういった回答が得られて自分の質問の仕方が拙かったと認識させられました。 色んな意見がほしく最小限の情報しか出しませんでしたが、議論までいかない段階の回答という残念な結果になってしまい、やはり説明が言葉足らずと認識させられた次第です。
お礼
ご回答有難う御座います。 まず現実に即して妥当であるかの検討が必要ということで、勉強になります。 たしかに、曖昧な言葉だらけです。 「氾濫」の理由は、インターネットの普及だとか最近のジャンプのTo LOVEるは過激だからだとか色々言っていますが、論者のイメージで語られており、「氾濫」の事実を決定している客観的なデータがありません。これに付け入れる余地があると気がつきました。有難う御座います。 氾濫を防がなければいけない理由というのもおそらく、「なんとなく悪い」という程度で、客観的なデータがありません。理詰めで反論すれば、主張自体を否定することも出来そうです。 主張自体が曖昧だという点と、それの反論をご教授くださり有難う御座いました。とても勉強になりました。