真っ直ぐにしか進めないようにした車(レールの上にあると考えても良いです)の前面に、斜め45度の滑らかな板を取り付けて、前から押したとします。棒の先といった一点で考えると分かりやすいかもしれませんから、そうしてみます。
押す→/□ 車
こんな感じです。棒の先は板を滑ってしまい、車は押したのと反対方向に進んできます。もちろん、もし車が氷の上に置かれたりして、どちらにも自由に進めるなら、そうはなりません。横には動けないようにしておいたから、押したほうに進ませることができるわけです。ただし、進める方向は、押す力に対して、必ず斜めです。
ヨットも下には大きな翼のようなものが突き出ていて、横に進みにくいようになっています。上記の車と同様、向かい風に対して斜め前なら進めるわけです。向かい風に対して真っ直ぐに逆らうようには進めません。向かい風の方向に目的地があるときは、斜め前の方向をジグザグに変えながら進むようにします。
P.S.
本当に向かい風に対してまっすぐに逆らって進む船のオモチャを見たことがあります。それは、帆で進むのではなく、風でプロペラを回し、それでスクリューを回すものでした。ただ、どんな強さの向い風でもいいわけではなかったようです。
お礼
4つのサイトのうち、2番目と4番目が分かりやすかったです。 どうもありがとうございました。