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囲碁、わざわざコウにする意味
詰碁をやっているとコウにすれば正解という問題が結構あるんですが、なぜコウにすると良いんですか? 例えば以下のサイトの問題3など、正解を見るとコウになって終わりですが、その次は白番なので19-1に白を打てば、コウで黒はすぐに取り返せないからその間に白18-1で完璧な二眼になってしまい、黒はまったく成功していないと思うのですが。こんな手がどうして正解になるんでしょうか? http://www.geocities.jp/wam_igo/9/basic.html
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その次は白番なので19-1に白を打てば、コウで黒はすぐに取り返せないから-----なので、黒は広い碁盤のどこかにコウザイ(コウダテ)を打ちます。コウザイとは、黒が打てば必ず白がつきあわなきゃいけない手のことです。たとえば、黒が10個の白石をあたりにするような手を打てば、隅の死活よりも大きいと判断して白は10個の白石を逃げるでしょう。すると、今度は黒番ですから、黒はコウを取り返せるわけです。正解がコウになる詰碁問題は19路盤のどこかに、このようなコウザイがあることを想定しているわけです。
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私はザル碁ですが、高段者のKGS6段位の碁では、コウの仕掛け方や、コウ材の作り方など、凄いの一言です。 コウを解消されれば、2手連打できるわけですから、その活用の仕方を見ると、思わず唸る事がしばしばです。 プロの碁では、負けるとはっきりしている手は形作り以外では、まず打ちませんので、プロの碁を見るより勉強になるのではと思いますし面白いですよ、特に10秒碁などは、観戦者も形を見極めたり、直感を磨くのに、勉強になると思います。
お礼
たぶん私の技量ではそれを見ても唸るほど理解できるかどうかさえ怪しいのですが、上達したらその勉強法もしてみたいと思います。ありがとうございました。
- don_go
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●コウ争い http://www.nihonkiin.or.jp/lesson/school/ko02.htm >白2に対して黒3と打てば、左辺のコウは解消されますが、 >右辺を手抜きしたため白4と打たれ、一手違いで既に取られ >ていた白石4個は復活し、さらに黒石5個も取られることに >なり、白の大きな陣地となってしまいます(4図)。
お礼
参考になりました。ありがとうございました。
お礼
そういうことだったんですか。それで納得がいきました。 現実の対局でそういう上手いコウダテがあるかどうかは別問題として、詰碁の場合はあると仮定しているわけなんですね。