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株価↑の企業メリットとは

何故経営者は株価↑を経営目標に掲げるのでしょうか? 株価↑と経営者や企業の利益との因果関係についてお教えください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • parts
  • ベストアンサー率62% (6366/10151)
回答No.3

Q/何故経営者は株価↑を経営目標に掲げるのでしょうか? A/株式市場というのは、市場からお金(資金)を調達し経営投資を行うための資金を確保するためのものです。即ち、株価が上がるということは、将来性があり投資価値がある、優良な企業とみなされていること示します。 それに対して、株価が下がるという現象は、市場から資金を引き揚げていることを示し、投機的であるということを示します。すなわち、企業の自己資本が減るため、拡大投資にも不向きとなります。 要は、株価が一定以上の水準より下がれば、今後の企業投資にも影響を与え、守りに入らざる負えなくなります。それに対して、株価が上がるということは、その企業の資本が投資によって増強され、さらなる企業成長の原動力となります。 即ち、株というのは企業の経営体力や、経営の良し悪しの世間一般判断を調べる簡単な、手法の一つとなります。ただし、これだけが経営能力を決めるものではありませんし、乱高下する場合は、たいていの場合マネーゲームに使われているケースが多いです。 ついでに言えば、今の業績が良い=株価が上がるとは限らず、特に新興株の場合は将来性が如何に高いと思われるか、収穫が期待できるかといった、人気によって株価は上がりますし、その逆に今は経営が安定していても、投資に対する利幅が今後下がると見込まれる場合、株は下げに転じ、先行的に業績を織り込む場合(利益確定売り、いわゆる収穫期)もあります。

niftycom
質問者

お礼

よくわかりました。有難うございます。

その他の回答 (4)

  • aokisika
  • ベストアンサー率57% (1042/1811)
回答No.5

株価の上昇を経営目標に掲げているのは上場企業だけです。上場企業という意味は、証券取引所などで株式が売買されている、ということです。小さな企業は、株式会社であってもその企業の株式は市場で売買されていませんから、株価が上下することはありません。上場企業だけが株価を経営目標に挙げるのです。 では上場企業とはどういう企業でしょうか? 上場企業というのは一般的に言って規模が大きく、設備投資などに多くのお金を必要としている企業です。そして、消費者の需要に合わせて新製品を開発したりして、その新製品を販売するために、工場の設備を新製品専用のものに変更したり、場合によっては工場そのものを新しく作ったりして多くの資金を投下します。ですから、沢山のお金を必要としている企業、ということになります。 設備投資などに必要な沢山のお金を、自社の利益を貯金して貯めようとすると時間がかかります。もしかすると、お金をためている間に競争相手が類似の新製品を発売して、せっかくの自社の新製品を発売しようとした時には消費者は他社製品買ってしまっていて、をもう売れなくなってしまっているかもしれません。ですから、新製品を開発したらすぐに販売しなければなりません。そのためには設備投資資金をすぐに調達しなければなりません。そこで、新株を発行して資金を調達するのです。 自社の株価が下がっていると、新製品の生産設備のために株を発行しようとしても、安い価格でしか売れませんから、必要な資金を集めるのに苦労します。でも株価が高ければ新規発行株も高い値段で売れるので資金を集めやすくなります。資金が早く集まれば工場を早く作ることができ、新製品を早く作ることができ、競合他社より早く売ることができ、その結果企業の利益が増えるのです。

niftycom
質問者

お礼

ご丁寧な解答、有難うございました。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.4

株価を上げるのは、金利の安い資金を手に入れるためです。 企業は成長するという前提で存在しています。 成長のためには資金が必要です。 資金の集め方として イロイロありますが 転換社債型新株予約権付社債 というものがあります。 将来株に交換する権利を与えるから、今現金をくださいというもの。 これを買うかどうかは、株価と交換するときに株価が高いと予想するか?安いと予想するかになります。 予想の根拠が経営者の経営目標。 (今 資金が提供されれば)株価が倍になりますから、社債を買ってくださいということになります。 また、企業合併などの時に株価が高いことが意味をなします。 企業同士の合併の場合、株式交換を行います。売上とか利益というのは直接は関係ない。 会社 A 売上10億円で100億円の時価総額(株式の価値の総額) 会社 B 売上100億円で50億円の時価総額 A,Bが合併の場合、A社株1 に対して B社株 2 で合併した会社 ABの株式にします。(株式の価値がそうなっているから) 時価総額の大きな会社売上が小さくても、売上の大きくても時価総額の小さな企業を買収できるのです。

niftycom
質問者

お礼

分かり易い解答、有難うございます。

  • bfox
  • ベストアンサー率30% (327/1067)
回答No.2

経営者は企業価値を上げようと努力していますよね。 んでもって、株価っていうのは、その会社の現在価値を発行済み株数で割ったものですから、株価が上がれるって事は企業価値だって上がるって事ですよ。 また、オーナー社長だったら自身の資産だって上がりますよね。 雇われ社長でも、企業価値が上がればオーナーから評価されてお給料増やしてもらえたりしますよね。 利益を上げられる企業には当然期待が寄せられますよね。 そういう企業に投資すれば、配当なども期待できますよね。 そうなるとその企業の株式を欲しい人が増えますから、その企業の価値は上がりますよね。

niftycom
質問者

お礼

なるほど。よくわかりました。有難うございます。

回答No.1

経営者は株主価値向上を期待されて、株主から経営者として承認されているのですが。。。

niftycom
質問者

お礼

おっしゃる通りです。有難うございます。

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