- ベストアンサー
モノブロックストロボのリフレクターについて
- モノブロックストロボのリフレクターについて質問があります。
- どのようなリフレクターがどのような効果があるのか、教えて頂けないでしょうか。
- 普通のフード型のものについて、どのような違いがあるのか、教えていただけないでしょうか。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
【リフレクター】::(以降「リフ」と記。コメットの表記に倣います。板状のレフと区別も。商品名でレフと表記される場合はそのまま) リフの機能は、与えられた照射角度によって効率よく光を送り出すことにあります。 この時、その形状や内面仕上げによって光質も変換します。 用途別に種類があり、効果はカメラマンがこれを利用してつくりだすものだと考えてください。 形状は、開口径、深さ、反射面のカーブの違いなど多種多様で特徴があります。 内面の仕上げは、細かい凹凸や、小球の凸形を隙間無く並べたり(ディンプルのような凹みではありません)、白色塗装などがあります。 小球の凸形を隙間無く並べた加工は反射効率を下げずに、さらに光を乱反射させて光をソフトにします。 白色塗装は反射効率は下がりますが、よりソフトな拡散光をつくります。ポートレイト用リフはこの仕上げのものが多いです。 用途を決定する2大要素は「口径と深さ」だと言ってよいでしょう。 一般的に、口径が大きく浅いほど散光性で光質が柔らかく、口径が小さく深いほど集光性が強く光が硬質になります。 大別すると、フラッド系、スポット系と特殊系の3つに分類できます。 リフの開口部に直接アタッチメントを取り付けられる場合はさらに機能を拡大できます。 また、ディフューザー、照明用フィルターやレフ板などと組み合わせて使います。 製品名だけではどの系統か解かり難い場合もあります。 製品名が似ていてもメーカーが違うと形状が異なることも間々あります。 カタログに製品の照射角度を記載しているメーカーは少数です。 【フラッド型リフレクター】:: 質問者様が「フード型」と呼んでおられるリフレクターは「フラッド型(散光型)」というタイプのものです。 フラッド型リフを形状で区別すると大体、(A)広角リフ、(B)標準リフ、(C)狭角リフ、のようになります。 先にも記しましたが、口径に比べて深さの浅いものは広角系で照射角が広くソフトな光質で、 逆に、口径に比べて深さのあるものは狭角系で照射角が狭く硬い光です。 その中間が標準系ということになります。 同形で大きさの違うものが数種あることが多いようです。 開口部にアタッチメントを装着することができるリフもあります。 光は発光チューブのダイレクト光とそれがリフ反射面でつくられた拡散光が混合したものです。 (A)広角リフ :: 製品名に「広角」という言葉を含みませんので形状で判断します。 私の経験では、製品名で「広角」と謳っているものにお目に掛かったことがありません。 「ワイドリフレクター」という製品は某メーカーにあります。これは広角のようです。 一般に、ヘッド標準付属のリフはアンブレラ用で奥行きが浅い広角タイプです。 アンブレラ用は「標準リフ(次のB参照)」をヘッドに取り付けた時、発光チューブ先端から少し隠れた位置で先端を切り落としたような形状で、深さが比較的浅く、アンブレラと組み合わせて使用するものです。 特に小型ヘッドの専用品やモノブロック・ストロボに付属の専用品はコンパクトで携帯性に優れます。 しかし、アタッチメントの取り付けサイズはこれらの開口径より大きいので付けることが出来ません。 単独で使用すると広角リフとして使えます。 コンパクトなアンブレラ用リフは反射面積が小さいためつくられる光はかなり硬質なものになります。 (B)標準リフ :: 「こんもりした小山の形」をしたリフが一般的なものです。「スクープレフ」はその代表。 内面の処理で光質が異なります。これを装着したヘッドでライティングのベースになる光をつくることが多いので最も利用頻度の高いリフです。 開口部にアタッチメントを付けたり、開口部から離れた位置に配置したディフューザーなどと組み合わせて必要な光質の光をつくります。 (C)狭角リフ:: 先の標準リフと比べて深さがあり、開口部が僅か絞られ「まさに釣鐘の形」をしたリフで やや集光性を持たせてあります。深さも数種あります。集光型と呼ばれることもあります。 サンスター・ストロボが「ストレートレフ」の商品名で販売している製品がこのタイプです。 【型の判別はどうするのか、どのタイプなのか】:: カタログで開口径と深さ(奥行き)が分れば、その比からおおよその型が推定できます。 断面カーブ形状は加味しませんのであくまで目安です。 開口径を深さで割ります。但し、深さは全長からコネクタ部の30ミリ程度を減じた値になります。 値が1.5前後が標準リフ(スクープレフ)に相当。それより値が大きいと広角系。 アンブレラ用は2.5前後の値。値が1.5より小さい場合は狭角系で集光型となります。 【コメット TWINKLE-03F III アンブレラセットの付属リフと別売りのCXリフ】 :: 付属のアンブレラ「N-35-CT」はコメット製では径が一番小さいものです。 セット同梱のリフはアンブレラ用でこれと組み合わせるもので、アンブレラに合うような照射角度を持ちます。 付属する「TW-C リフレクター」のTWはツインクル用でCタイプのリフレクターの意味のようです。 CXリフは本来は発光部単体のヘッド(CAXヘッド)用ですがモノブロック・ストロボと共通で使えます。 末尾の、タイプを表す英字1文字がCの場合はアンブレラ用のようです。 用途に合わせて設計されているので種類ごとに配光が違います。 CXリフはアタッチメントを取り付けたり多用途に使えるので、その点では付属のリフより優れています。 モノブロック・ストロボは携帯性を重視した設計なので、付属のリフを本体につけておいてもコンパクトですが、CXリフは性能本位のデザインで、大きくかさばり携帯には都合の悪い形状といえます。また、大傘用です。 【>...購入した時についているものと別売りのものでは...】 付属リフと別売り単品のリフの用途などが元々違うのではないでしょうか? 用途が異なるものを比較してみても意味ありません。 付属アンブレラと組む場合は別売リフより付属リフの方がフィットします。 【コメット製リフのカタログページ】 :: 製品写真が斜めからの一枚だけなので、形状が若干不明な部分もあり、解る範囲で解説します。 製品名の頭にCXのついているもの(CAXヘッド用)が質問者様が購入されたストロボに対応するリフのようです。 カタログのリスト順で、CX-C~CX-Bまでは口径の小>大の順でフラッド型リフ。次に特殊用途型。 以降、CXの表示のないものは「TWINKLE 03 FIII」では使えませんので説明は省略します。 ●CX-Cリフレクター(180φ)(アンブレラ用):: 傘と組み合わせるリフで傘に最適な光になります。1000φ程度の大きめの傘用。 製品写真を見た感じでは少し深さがあるようです。内面は細かい凹凸のパターン仕上げのようです。 アンブレラ無しの単独でも使います。アタッチメント取り付けが可能。 ●CX-C3リフレクター(180φ)穴あき(アンブレラ用):: アンブレラのシャフトを通す穴が製品写真では判りません。 アタッチメントに開口径は適合しますが取り付けが可能かは不明です。 アンブレラ無しの単独でも使います。 ●CX-Aリフレクター(230φ):: 深さが浅く見えるので広角系リフでしょう。内面は細かい凹凸パターンの磨き仕上げでしょうか? 高反射率のようです。 ●CX-Bリフレクター(320φ):: 典型的なスクープリフの形状のようです(以降に解説)。 ●CX-ソフトリフレクター(450φ):: ポートレイト用。ソフトで独特の描写性を持ちます。内面の仕上げが2種で光質に違いあり。 白リフはさらに光質がソフトになります。 この製品は口径が小さめ。現在はもっと大径の製品が他メーカーから販売されています。 ●CX-ディスクリフレクター(180φ)::ベアバルブに組み合わせて使用など。自作照明具にも使えます。 ●CX-Fスヌート(180φ)::スポット用アタッチメント。Fの意味は? 単独ではヘッドに付けられません。 ●CX-リフ用プロテクター::リフ開口部に被せる発光チューブ保護用の蓋。
その他の回答 (6)
---物撮り-------------------------------------------------------------------- ≫ http://www.youtube.com/watch?v=W84EcmLi6fA&feature タイトルと内容は違、料理。カメラはどこ一番?。 ≫ http://www.youtube.com/watch?v=u_nf9b9gKtw&feature 小物、ビンなど。 ≫ http://www.youtube.com/watch?v=BlQwt7_ZXKg&feature グラス。 ≫ http://www.youtube.com/watch?v=gK19oFOfrnE&feature 窓際で小物撮。 ≫ http://www.youtube.com/watch?v=mWQP14weMAQ&feature ビン、グラス撮の小技。 ≫ http://www.youtube.com/watch?v=Qb-6-rqyarE&NR=1&featur リフとトレペの使い方。フォークとスプーン。 ---オパライトを自作------------------------------------------------------------ ≫ http://www.youtube.com/watch?v=x6JtREEISA8&feature 市販オパライトからパーツ取り? クッキングボウル製へ改造? ≫ http://www.youtube.com/watch?v=kR7OBTovKxw&NR 超簡易オパライト、形状悪く効果疑問。 ≫ http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=1_4tRIn2TGQ&NR=1 同上、ピクニック皿?、本格的。 ≫ http://www.youtube.com/watch?v=ewVnRwZyIb4&feature 同上、こちらはサラダボウル製。 ≫ http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=hLDkhPiSsOU&feature 同上。
お礼
引き続きありがとうございます。 >---物撮り-------------------------------------------------------------------- 中でもグラスの撮影が超なるほどでした。 玉田さんのサイトでも写し込みはやっていたのですが、後半のシンプルなやり方というか工夫に感動しました。 >---オパライトを自作------------------------------------------------------------ CDのケースは名案だなあと思いました。 効果は、全体的にちょっと怪しいですかね(笑)。 私は先日、柄の細いおたまを買ってくれば、そのままアンブレラの穴に通せるのではないかと思いホームセンターに見に行ったのですが、どれも太かったです。 あと、全般的に工作する力がいりますね。 私の苦手分野なのですが、工作出来るかどうかで、写真人生は大きく変わる気がしてきました。
【参考サイト集】 :: ---web版 ライティング・スタディ-------------------------------------------------- ≫ http://strobox.com/ ::トップ サムネールをクリックすると左にその画像を、右に撮影セッティング俯瞰図、下に撮影データを表示します。 参考作品多数。 例として、カテゴリで「Studio」、ライトで「Softbox」だけにチェックすると 「スタジオ撮影でソフトボックスでライティングした写真」がリストアップされ 下にサムネールが表示されます。サムネールを試しにクリックすると ≫ http://strobox.com/studio/1597 のように大きく表示されます。 ---書籍---------------------------------------------------------------------- ライティングに関する書籍を一冊通読を奨めます。 【Commercial Photo Series : 「 新・ライティングの構成」】 / 玄光社, ’98 ネット通販で購入可。 作例写真は豊富ですが解説は旧版より簡略化された印象。 【「玉ちゃんのライティング話」】 玄光社 玉内公一 著 1,575円 ISBN978-4-7683-0366-5 専門誌に長期連載したコラムを一冊に。対話形式で気楽に読めます。 ---光を回すとは--------------------------------------------------------------- ≫ http://www.m-p-w.net/creations/photoseminar/%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0 ---サンスターのリフレクター・カタログ------------------------------------------------ 私の使用しているサンスターストロボ製のリフレクターです。 小さな撮影サンプルも載っているので理解の助けに。 ≫ http://sunstarstrobo.jp/products/head_acc/ref/ ---ビューティ・ディッシュ---------------------------------------------------------- ≫ http://shuffle.genkosha.com/technique/lightingguide/7246.html ---henselの照明アクセサリー---------------------------------------------------- 撮影小サンプルあり。 ≫ http://www.kktpc.co.jp/catarog2/storobo/Hensel_LightEffect.html#efct_umb ---コメットのリフ接続系統図----------------------------------------------------- ≫ http://www.comet-net.co.jp/02_product/catalog/html/index_pro_head.html ヘッドのサムネールをクリックして、表示するウインドウの「アクセサリー」タブで接続系統図を表示します。 ---ポートレイトのライティングを読む-------------------------------------------------- ≫ http://shuffle.genkosha.com/technique/lighting/7344.html ---撮影知識------------------------------------------------------------------ ≫ http://shuffle.genkosha.com/technique/lighting/7935.html 初めに揃える照明機材 ≫ http://shuffle.genkosha.com/technique/lighting/7305.html 硬い光、柔らかい光 ≫ http://shuffle.genkosha.com/technique/lighting/7209.html フィルインの意味など ≫ http://shuffle.genkosha.com/technique/lighting/7344.html ポートレイトライティング ≫ http://shuffle.genkosha.com/technique/lighting/7342.html レンブラント・ライティング ≫ http://shuffle.genkosha.com/technique/lighting/7575.html クラムシェル ≫ http://shuffle.genkosha.com/technique/lighting/7278.html 箱を撮る ≫ http://www.hi-ho.ne.jp/yas-inoue/photo/kizai/ki000820.htm ストロボ知識 ≫ http://aska-sg.net/butsuphoto01/001-20111214.html 解説多数 ---ライティング用語------------------------------------------------------------ ≫ http://www.seventhland.com/html/page24.html 簡易説明 ---写真学校--セットアップ------------------------------------------------------ ≫ http://www.youtube.com/watch?v=pcOguclaTP8 setup~ ≫ http://www.youtube.com/watch?v=ivVO01F0Mj0&NR setup~ ≫ http://www.youtube.com/watch?v=o7rH4VdUDxY&feature setup~ ---機材--------------------------------------------------------------------- ≫ http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=yH0aGGIiYZw&feature ポートレイト照明選び方、大きさ、種類。 ≫ http://www.youtube.com/watch?v=Sf91et4fd1I&feature=g-vrec ポートレイト ボックスソフト、ミックス光源、リフ。 ≫ http://www.youtube.com/watch?v=-7vEB-pOGbU&feature 三脚選び方。 ---ポートレイト---------------------------------------------------------------- ≫ http://www.youtube.com/watch?v=iWaclTkeat8&feature 1/5 全5本。 ≫ http://www.youtube.com/watch?v=td-AvvX3xTA&feature 傘1灯+レフ。 ≫ http://www.youtube.com/watch?v=YzvHEBm6VZs&feature 2灯、3灯ライティング。 ≫ http://www.youtube.com/watch?v=gkUqBJoxZ-I&feature ビデオ傘FL3灯。 ≫ http://www.youtube.com/watch?v=F1ykv8Te1D0&NR=1&feature 上下のクラムシェル。 ≫ http://www.youtube.com/watch?v=ulWDo6AvCjA&NR=1&feature モノブロックを使う。3灯。 ≫ http://www.youtube.com/watch?v=FBteN_6VSTA&feature 屋外ポートレなど。 ≫ http://www.youtube.com/watch?v=s-CedGU83Ec&feature 窓際撮影、金銀レフ。 ≫ http://www.youtube.com/watch?v=ZtIkhvNH1X0&feature ビューティ・ディッシュ。 ≫ http://www.youtube.com/watch?v=txk0Dv0lwy8&NR=1&feature 奥行き狭! ≫ http://www.youtube.com/watch?v=MfRY92IUOik&feature バウンズ。
お礼
またまた色々と、本当にありがとうございます。 >≫ http://strobox.com/ ::トップ これ、凄いですね。 よくわからない英語も多数ですが、必見ですね。 見入ってしまいました。 ---書籍---------------------------------------------------------------------- >ライティングに関する書籍を一冊通読を奨めます。 ありがとうございます。 2冊とも持っていました(笑)。 玉ちゃんのは本棚用とカバン用と2冊あります(爆)。 ---光を回すとは--------------------------------------------------------------- >≫ http://www.m-p-w.net/creations/photoseminar/%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0 これが最近、やっとわかってきました。 回せばいいんだあみたいな(笑)。 1灯でうまく回らず、しばらくは悩んでいました。 ---サンスターのリフレクター・カタログ------------------------------------------------ >私の使用しているサンスターストロボ製のリフレクターです。 >小さな撮影サンプルも載っているので理解の助けに。 >≫ http://sunstarstrobo.jp/products/head_acc/ref/ >---ビューティ・ディッシュ---------------------------------------------------------- >≫ http://shuffle.genkosha.com/technique/lightingguide/7246.html ありがとうございます。 やっと、リフレクターについて、わかってきました。 (本当かよ(笑))。 ---写真学校--セットアップ------------------------------------------------------ このシリーズ凄いですね。 ライティングはチーム作業で力作業なんですね。 と思いました。 大山さんて誰?とも思いました。 その他、リンク先に魚住さんとか色々あったので、色々見てしまいました。 ---ポートレイト---------------------------------------------------------------- 色んなサイトありがとうございます。 これのリンク先も含めて、色々と拝見しました。
【他のリフレクターなど】 :: ●ベアバルブ :: リフを使用しない光。 ストロボヘッドにリフを装着しないで発光チューブだけのダイレクト光を使うので リフの反射性の拡散光がありません。ストロボ光としては最も硬くシャープな光で 太陽光を模したライティングに使用します。 ソフトリフを装着したときの対極にある光質になります。 ●コメット製 CX-ディスクリフレクター :: 反射面が平らで底が抜けた灰皿のような形のリフです。 太陽光を模したライティングでベアバルブを使用する場合があります。 発光チューブを中心にして全方向を照射しますが、後ろに抜ける光は無駄になってしまいます。 それでこのリフを付けることで光を前方へ反射して利用しようというものでかなり明るくなります。 その他、自作のソフトボックスなどをヘッドに装着する用途にも使います。他にも用途があるかも... 私はサンスター製を自作ソフトボックスで使用しています。 ●サンスター製 STストレートレフ :: この製品は別売りアタッチメントの「ハニカム」を開口部に装着して使うことを前提にしています。 そのため、ストレートレフは標準的なフラッド型リフの開口側をやや延長して深くし 開口部の近くで円筒状に絞って集光性を増し直進性を与える設計です。 「ハニカム」を装着するとさらに直進性を整えます。ハニカムは数種あります。 スポット性のメインライトの用途で使用します。 アタッチメント無しで、そのまま使えば、やや集光性のあるリフとして使用できます。 その他、照射範囲を若干狭めたい場合にも使います。 ●各社のスクープレフ :: 小から大までサイズが最も豊富な代表的フラッド型リフで使用頻度が高いものです。 こんもりとした小山のように開口部まで広がった形状をしているものが多いです。 ●オパライト、ソフトリフ、ビューティ・ディッシュ :: ソフトリフの元祖のオパライトは製品名なのですが、この種のリフを一般にオパライトと呼んでいます。 パラボラアンテナの形状です。中心にリフ本体から少し離して反射板を備えています。 ソフトな光質で独特の描写性を持ちポートレイト撮影で使います。 機能的にはベアバルブと正反対の光質をつくりだします。 名前のとおり光質を求められているリフです。口径は概ね500mm以上の大きさになります。 【前回の回答を訂正】 :: 前回の回答で添付した「ライティングの俯瞰図」の説明文に意味不明の箇所がありました。 いつの間にか、別の撮影条件で考えていたふしがあります。 次の2文が対象になります。 C:カメラ (構える高さはモデルの身長の中間あたりにします) S1とS2:ストロボ+広角レフ(傘用で可)、(バストショットではモデルの鎖骨の高さで水平にセット。 訂正内容:: >C:カメラ (構える高さ... モデルからあまり離れない距離から、比較的短めのレンズで全身撮影するときのカメラを構える高さの一例です。 身長とは、カメラ側から見て、モデルのポーズに関係なく、頭頂部から足先までの高さと考えて下さい。 この高さを基準にしてカメラの高さを変えていきます。 標準的なバストショットの場合は、モデルがカメラに対した時に鼻や顎の下側(陰の部分)が 見えないような高さにカメラを構えると良いでしょう。まあ、これはあくまで目安です。 >S1とS2:ストロボ+広角レフ... モデルに直接ストロボを向けて照射するときに鎖骨の辺りを狙うという意味です。 まあ、別に他の場所でも構いませんので、お好きなように。 勿論、ストロボ・ヘッドを鎖骨の高さにセットするという意味ではありません。 俯瞰図の場合、バウンズなので文の内容自体が不適当でした。 「平行」は不要です。 標準的なバストショットのライティングで考えると、モデルがカメラに正対しているときの眼を見ます。 ストロボのバウンス板の反射光が眼に写って光って見えますが、その一番明るい部分がモデルの眼の中心よりやや高い位置に入るような高さにストロボの高さを決めます。 ストロボ光をバウンズ板のどこをめがけて当てるかは、ライティング効果を確かめながら決定します。
お礼
引き続き、ご回答ありがとうございます。 >●コメット製 CX-ディスクリフレクター :: ディスクリフレクターってそういう用途なんですね。 なるほどです。 形から全く想像が付きませんでした。 最近使い始めた、SD写真電気工業株式会社のソフトボックスにも、これを使うのがよい気がしてきました。 ただし、ガラスグローブが無いと怖い気もしますが。 >●サンスター製 STストレートレフ :: 名称がわかりやすいですね。 コメットもこういうわかりやすい名前を付けて欲しいです(笑)。 ちなみにコメットにこの、狭角リフはなさそうです。 グリッドを使えということでしょうか。 >●オパライト、ソフトリフ、ビューティ・ディッシュ :: これ、べらぼうに高いですけど、魅力的ですよね。 ちなみに100円ショップにて、ピクニック用のお皿大小2枚で自作できないかと衝動的に考えたことがありますが、取り敢えず諦めました。 カーブが丁度よさそうだったのですが、小さすぎたのと、ストロボへの取り付けが簡単ではないと思いました。 >前回の回答で添付した「ライティングの俯瞰図」の説明文 今部屋が物撮り仕様で、込み入っていてまだ実験が出来ていないのですが、近いうちにやりたいと思っています。 ありがとうございます。 >ストロボのバウンス板の反射光が眼に写って光って見えますが、その一番明るい部分がモデルの眼の中心よりやや高い位置に入るような高さにストロボの高さを決めます。 そうなんですね。 目を見て高さを調整するという概念は私にはありませんでした。 勉強になります。 本当に、色々とありがとうございます。
前回、頂いたお礼の補足質問に回答するつもりでしたが あいにく締め切り後で投稿できませんでした。 この場を借りまして回答しておきたいと思います。 【前回の補足質問への回答 (投稿日:2012/09/08) 】 ●ストロボ1灯使用であれば、6畳でもスペースの余裕があるのでモデル撮影は出来ます。 中望遠レンズ(ポートレイト撮影用の代表的なレンズ)使用で「半身」程度までです。 全身撮影は広角レンズで可能ですが、遠近感が出るので一般的とは言いがたいです。 ●6畳スタジオ、2灯で光をまわすライティングの一例 (条件的に最少のセット) シンメトリックなライティングなので退屈な感じがあり、実際には一工夫必要です。 添付画像を見てください。 【添付画像の説明】::俯瞰図です。記号を説明すると、 C:カメラ (構える高さはモデルの身長の中間あたりにします) M:モデル (フラットなライティングなのでモデル化粧はくっきりと、メリハリ出してください。 コスチュームは白とびを避けるために淡い色のものとツヤものは避けたいデス) S1とS2:ストロボ+広角レフ(傘用で可)、(バストショットではモデルの鎖骨の高さで水平にセット。 バウンズボードの二つ折りの角を狙って光をぶつけます) B:背景 (白のバックペーパー、平滑な白いカーテンでも可、サイド側も必要でこちらは黒にします) Bnd1と2:バウンズボード (真中で二つ折りになり自立構造、買わないで自作しましょう) 背景の方がモデルよりはストロボから見たときに遠いため、ややアンダーになります。 工夫して露出差をカバーしてください。差は単体露出計で測って確認します。 こんなドエリャーこと実行した人も...スクロールすると次ページへ移ります。 ≫ http://ameblo.jp/musichome/theme-10021281657.html :: 自宅をスタジオに ●ストロボ2灯購入について 300と150の組み合わせでは300が故障などで使えなくなったときに 出力の小さい150では代替できない場合を考慮しておく必要はあります。 最悪、300X1が使えればなんとか撮影可能なこともあるかもしれません。 300X2の組み合わせの方がトラブル対応能力は高くなります。 合計価格もそれほど変わらないかと。まあ、予算と相談ですね。 あと、出力が同じであれば、ストロボの出力比を反転させることもすぐできます。 ●光をまわして柔らかい光質をつくるのと灯数は必ずしも関連しません。 多灯ライティングでは必要な理由があるので灯数が増えるのですが 基本的には、1灯で柔らかい光をつくれなければ多灯は持て余しますよ。 灯数に関係なく、要は、柔らかくて立体感の出せる光のつくり方です。 2灯並べて繋ぐ使い方は、まとめて1灯の大きな面光源をつくることになるので 結果的に光がまわることになるから、これが間違った考え方だとは言えません。 が、どうも考え方にズレがあるような感じはします。何かがヘン... ●>...ストロボを5灯... 実際に現場を見ないと話だけでは分かりませんが タレント一人ごとにストロボ1灯を割り当てていると思われます。 5灯まとめて1つの面光源をつくっているのです。 これでタレントの誰がメインということもなく全員が平等に写ります。 ストロボの出力は5台全てが揃っていても、カメラ側から見ると 微妙なバランスがあって微調整が必要なこともあります。 ライトを個別に調整できるのは楽です。 今回のご質問への回答は書いてる途中なので 締め切らずにもう少し........しばらくお待ちください。
お礼
感動的なご回答ありがとうございます。 >前回、頂いたお礼の補足質問に回答するつもりでしたが あいにく締め切り後で投稿できませんでした。 この場を借りまして回答しておきたいと思います。 締め切りが早すぎましたね。 申し訳ありません。 それにしても、ご丁寧にありがとうございます。 >●6畳スタジオ、2灯で光をまわすライティングの一例 (条件的に最少のセット) シンメトリックなライティングなので退屈な感じがあり、実際には一工夫必要です。 添付画像を見てください。 ご丁寧な解説ありがとうございます。 ストロボは「鎖骨の高さ」なんですね。 やってみます。 2灯目はまだ購入していないので、取り敢えず片側だけでも(笑)。 バウンスボードはそれらしいのを買ってきます。 ちょっと前に近所のホームセンターにレフ板として良さげなシートを見つけたので。 >こんなドエリャーこと実行した人も...スクロールすると次ページへ移ります。 ≫ http://ameblo.jp/musichome/theme-10021281657.html :: 自宅をスタジオに こ、これは凄いです(笑)。 >●ストロボ2灯購入について 300と150の組み合わせでは300が故障などで使えなくなったときに 出力の小さい150では代替できない場合を考慮しておく必要はあります。 承知しました。 ありがとうございます。 予算と相談して決めたいと思いますが、出来れば同じものが欲しいです。 >●光をまわして柔らかい光質をつくるのと灯数は必ずしも関連しません。 多灯ライティングでは必要な理由があるので灯数が増えるのですが 基本的には、1灯で柔らかい光をつくれなければ多灯は持て余しますよ。 灯数に関係なく、要は、柔らかくて立体感の出せる光のつくり方です。 ご指摘ありがとうございます。 おっしゃる通りだと思います。 その考え方にようやく気付いて? の今回の質問かもしれません。 1灯でなかなか柔らかい光を作れなくて苦労しているのですが、ここを乗り越えないと次は無いと思っています。 そのヒントのひとつとして、リフレクターは関係しているのかも、と思って今回の質問になったのかもしれません。 ちなみにリフレクターについてコメットに質問してみると、180という最も安いタイプは、標準のものよりも、光の角度がやや広がり、かつ光量はアップするそうです。 ということは、標準のものは光が、だだ漏れなのではないか、と思った次第でもあります。 うまく光が回せていないのはわかっていますが、何故回せていないのかは、未だわかっていません。 色んな人がネットや本で「光を回す」と言っているのですが、そもそも「光を回す」とは何か、どうするのか、がよくわかっていません。 そこから始めないといけないと思っています。 多灯ライティングは、基本的にそれがうまくいってからチャレンジしようと思います。 >●>...ストロボを5灯... 実際に現場を見ないと話だけでは分かりませんが タレント一人ごとにストロボ1灯を割り当てていると思われます。 5灯まとめて1つの面光源をつくっているのです。 これでタレントの誰がメインということもなく全員が平等に写ります。 なるほど。 確かに思い出してみるとそうかもしれません。 カメラマンのほぼ真上に5台、ほぼひとりずつの正面にあったように思います。 全員均等、というのは、人間関係的にも大切な気がします(笑)。 >今回のご質問への回答は書いてる途中なので 締め切らずにもう少し........しばらくお待ちください。 本当にありがとうございます。 承知いたしました。
- mac1963
- ベストアンサー率27% (841/3023)
リフレクターの口径が大きくなれば光が回ります 小さければ回りません アンブレラ使用するための物も有ります 専用のソフトボックスではリフレクターは使用しません
お礼
ご回答ありがとうございます。 >リフレクターの口径が大きくなれば光が回ります まわる、というのは、角度が大きくなるということでしょうか。 それとも、レフ板などでの反射が大きいということでしょうか。 すみません。よくわかりませんでした。 (自分の質問内容に、まわると書いており矛盾しているのですが。) >専用のソフトボックスではリフレクターは使用しません そうですね。 SD社製のものは傘の箇所に取り付けるもので、リフレクター辺りに丁度金具があるので、取り外すとストロボがむき出しになって怖く、外しておりません。 それで、質問させていただきました。 ありがとうございます。
- 18OSX
- ベストアンサー率42% (553/1290)
「効果が」と言うより、リフレクターによって用途が違うんです。 標準で付属してくるものは傘バウンス用のもの。 あまり大きくなくて傘に向けて効率よく光を当てられる形状のものです。 ですからそれをソフトボックスで使ったんじゃ ボックス内で光が前に出るだけで広く行き渡らず効果がありません。 傘バウンス用でないものは直径と曲面の深さで照射範囲が決まりますから その先にトレペなどを広げて大きなソフトボックスの代わりにしたりします。 それ以外のものはバーンドアに使ったりグリッドに使ったり それぞれ用途があってラインナップされているんです。 --- >・トレペやリフレクターに直接トレペを使ったりなど、リフレクターを外さない照明が増えたこと。 素人さんがやたらと勘違いしているのがそれです。 発光面の近くにトレペや、ティッシュやハンカチ(笑)をつけても光の量が減るだけで無意味です。 もともと、昔の光量が加減できない外付けストロボで日中シンクロをしたい時の光量調節の裏技ですから。 >・1灯ライティングをマスターしたいので、可能な限り光をまわしたいこと。 だったら天井に向けて光らせたらどうですか? それとレフ板を組み合わせれば一灯で充分に光は廻ります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >「効果が」と言うより、リフレクターによって用途が違うんです。 ありがとうございます。 私の持っているのでは、コメットのはソフトボックスはリフレクターを外して取り付けるようになっていますが、SDのは傘と同じ取り付けでリフレクターを外すのが怖いです。 なので、広めの角度のが良さそうですね。 >発光面の近くにトレペや、ティッシュやハンカチ(笑)をつけても光の量が減るだけで無意味です。 物撮りで光源の写り込みを減らしたくて使っていますが、それなりに効果はあると思っています。 >それとレフ板を組み合わせれば一灯で充分に光は廻ります。 ありがとうございます。 もう少し頑張ってみます。
お礼
感動的な解説、ありがとうございます(笑)。 返事をいただいた直後に携帯に転送し、生活の合間にじっくり何度も読ませていただきました。 以下に、フラッド系(散光型)の特徴について、簡単にまとめさせていただきました。 (はしょりまくりですが。) ----->> まとめ、ここから <<----- ●フラッド系(散光型) (A)広角リフ 口径に比べて深さの浅いものは広角系で照射角が広くソフトな光質 ※コンパクトなアンブレラ用リフは反射面積が小さいためつくられる光はかなり硬質なものになる。 (B)標準リフ AとCの中間 スクープレフ 「こんもりした小山の形」をしたリフ (C)狭角リフ 口径に比べて深さのあるものは狭角系で照射角が狭く硬い光 標準リフと比べて深さがあり、開口部が僅か絞られ「まさに釣鐘の形」をしたリフ サンスター・ストロボが「ストレートレフ」の商品名で販売している製品がこのタイプ ----->> まとめ、ここまで <<----- >コンパクトなアンブレラ用リフは反射面積が小さいためつくられる光はかなり硬質なものになります。 ここは私には新鮮なポイントでした。 同じ照射角が広いタイプでも、リフレクターに光が一度当たるかどうかで光質が変わるということですよね。 エアバルブを想像すれば、その通りかもしれないのですが、フラッド系のリフレクターでその要素は全く考慮に入れていませんでした。 こんなサイトを見つけました。 http://h0914w.exblog.jp/18459940/ まさに上記の照射角の比較を行っています。 CX-Bリフレクター320φをスクープレフとした場合、順番に広くなっている感じですね。 これを広角レフって言うんですね(笑)。 なるほどです。 本来リフレクターは、どれがベストかを考えるものではなくて、いくつか購入して、用途に応じて使い分けるものかもしれませんが、そこまでお金がありません(笑)。 そこで、最近トレペを使ってのライティングを意識的に増やしているので、取り急ぎCX-Cリフレクター180φを購入し、場合によってはCX-Aリフレクター230φも購入しようかと思います。 (広角リフばっかり揃えてしまう感じはしますが、、、) 広角リフを使用する場合、アンブレラ無しで単独で使う場合でも、付属のN-35-CTよりはCX-Cリフレクター180φの方が理論的に光質は柔らかく、使いよい気がしてきました。 標準リフ(CX-Bリフレクター320φ)は、標準リフという名のくせに、高い気がします(笑)。