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「Mbox」 Line/DI 入力

ネットで調べたのですが、DIとはベースなどをライン接続する時に使用すると書いていたんですが、DIに接続する機器にはどのようなもの、またはケースがあげられるのでしょうか? ライン入力とDI入力の違いを知りたいです。 今現在、Mbox mini(第二世代)を使用しているのですが、Protools Mbox(第三世代)ではDIとLineの入力はボタンで切り替えるようになっています。基本的にはそうだと思います。しかし、私の使用しているMbox miniには切り替えボタンが無く、Mic/Line のようにLine/DIとして併用になっています。これは一体どういうことなのでしょうか?

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回答No.1

ざっと探した限り、Digidesign Mbox2 miniのHi-Z入力のインピーダンスは分かりませんでしたが、Line/Hi-Z兼用ということは、もともと入力インピーダンスが比較的高め(なので切り替えなくて良い)という趣旨でしょう。 ほんらい、ライン入力のインピーダンスは10k~50kΩ程度、Hi-Z入力は500k~1MΩ程度ですが、その中間の200k~300kΩ程度にしておけば、ラインでもHi-Zでも「使えなくはない」範囲です。簡易な設計とするときは、こういう手法も見かけることがあります。

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  • John_Papa
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回答No.3

他の人が回答されている通り、インピーダンス(交流抵抗)の違いです。  ギターやベースのピックアップは、コイルを横切る磁力線の変化で発電する発電機です。それも、磁石にコイルを巻いてあって、鉄製の弦の振動が磁力線の変化を起こすという変わり種です。 その構造上、参考画像のように周波数によってインピーダンスに半端ではない変異があります。 ピックアップが発電した電圧は、ピックアップ自身のインピーダンスと接続先のインピーダンス(負荷インピーダンス)によって、分圧されて伝えられます。一般的なLine入力は10KΩから100KΩですが、仮に10KΩとして計算すると、参考画像のシングルコイルの場合 100Hzでは0.625倍 6740Hzでは0.030倍 となり、100Hzよりも6740Hzは約20分の1の出力しか得られません。 一方DIのインピーダンスは1MΩ以上が普通ですので、1MΩとして計算すると 100Hzでは0.994倍 6740Hzでは0.759倍 と100Hzと6740Hzの差が極端ではなくなります。 これが、『DIを通すと明瞭になる』といわれる所以です。 このように、周波数によってインピーダンスが激しく違う出力に対してDIはとても効果的です。 ちなみに、オシロスコープとかミリバルなど測定器の多くは、DI登場以前から1MΩ以上の入力インピーダンスになっていました。 ただ、磁力線等のノイズの影響を弱いとか、Hiインピーダンスが万能という訳ではありません。やはり、適正なインピーダンスが良いのです。 ギターアンプやベースアンプには、ピックアップを接続するHiインピーダンスジャックと、エフェクターなど電子回路出力を接続するLoインピーダンスジャックが付いている物がありますが、PAやレコーディングミキサーでは入力が10KΩ程度の物が普通ですのでギターやベースをマイク収音ではなく直接ケーブルで接続する場合にはDIが必需品になります。 画像はこちらからお借りしました。 http://www.ishibashi.co.jp/academic/super_manual2/electricity.htm

回答No.2

DI Button は Electric Guitar などを接続する際に選択するものです。 Line Connection 機器は一般に出力 Impedance が 10kΩ 程度なのですが、Electric Guitar などの電子楽器出力は 100kΩ以上 (250kΩ とか 500kΩ など) になっていることから 10kΩ の出力を受けるように設定された入力端子に繋ぐと音が割れるなどの劣化した音になってしまいます。 一方、内部回路に工夫をして入力 Impiedance を 1MΩ などにした回路であれば 10kΩ 出力の Line 機器も 500kΩ 出力の Electric Guitar も Impedance 切り替えをせずに繋ぐことが可能になります。 Line/DI Switch のあるものは Audio 機器を繋ぐ場合に Line を、電子楽器を繋ぐ場合には DI を選択してください。 Line/DI Switch のないものはどちらも切り替えなしで繋げられる High Impedance 回路になっている筈です。 出力機器の Impedance に近い入力 Impedance を切り替えた方が良いのか、初めから高い Impedance の回路にしておいて Impedance 切り替えをすることなく様々な機器を繋げられるようにした回路の方が良いのかは一概には言えません。 Audio 機器の Line 入力 Impedance は繋げる機器の出力 Impedance に較べてあまり高くないのが一般的なのですが、かつて 100 万円を超える Pre-Amplifier で入力 Impedance が 1MΩ なんていうものがありましたから・・・スミマセン、Maker 型番を忘れました・・・Musical Fiderity か FM Accoustic 辺りじゃなかったかなぁ(汗)・・・。

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