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新規就農 個人か法人か
- 50代の会社員が農業を始める際、個人と法人のメリットとデメリットを教えてください。
- 個人で始める場合と法人で始める場合、税金面や助成制度などの面での違いを教えてください。
- 少人数で最低限の投資で野菜栽培を始める際、個人と法人ではどちらが優れているのでしょうか?
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根本的にいいますと 法人か個人の損得は農業関係ありません。 だいたい儲からないと法人は損です。(最低一千万以上利益ですね) そして儲からないから農家を法人にしている ところが殆ど無いのです。 法人だから金が借りられるわけではありません。 所詮、法人であっても金借りる時は連帯保証人になるわけだしね。 法人だから高く商品が売れるわけでもありません。 確かに助成金を受ける意味では法人はメリットかも知れませんが それ以上に支出が増えますし一般的に助成金の多くは雇用に対して出る物。 つまり簡単に首に出来ない正社員を雇用する事となり人件費で首を 絞められる事になります。 よってどんな商売でも取引や雇用に影響が無いのなら個人から やって自分で申告もした方がコストも抑えられ傷は浅く済みます。 そして個人で利益(売上ではない)が1千万以上出るようになってから 法人化した方が雇用が少ない間は確実に金銭的には得です。 法人にすると会計士に払う金など本当に高い事に気が付きますし 個人事業者に変わる事も容易ではありません。 個人で成功してから法人になった方が確実にいいでしょう。 尚、借金ではなく何か詐欺して潰すつもりがあるのなら最初から 法人にするのはメリットあるよ。 まずそんなつもりは無いとは思うけどね。 ちなみに友達と一緒に事業するのは絶対お勧め出来ません。 儲かってももめるし損してももめるだけです。 もし、どうしてもしたいというのなら貴方が全責任をかぶって 友人を雇用する形でしましょう。(つまり経営にはタッチさせない) 友達を都合良く使いたいのなら個人個人別で農業起業し 都合のいい時だけ手を組む方が責任が限られいいと思うよ。 共同事業って成功する方が珍しいからね。
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- green351
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新規就農を目指す方にまず知っておいて欲しいのは、“収入が0の場合、どれだけ持ちこたえられるか”ということです。 “今日から農家になりました”で、その当日から給与が発生するというわけではありませんから、自分で作った作物を口に入れることが出来るのは早くて数ヶ月後です。最低でも農地の借用量、資材設備の購入費、数ヶ月分あるいは1年分くらいの生活費の確保が確実に出来ていなければ、新規就農はままなりません。 その上、自然災害などで収穫が皆無などということもあり得るわけですから、もう一年分の生活費が出せる余裕の欲しいところです。 農業法人を立ち上げ、農業を始めるのは税金面などの優遇もありますが、本気でやるなら個人でやることをお勧めしす。“三人寄れば文殊の知恵”ではありますが、利益が出ている状況ならともかく負債が発生したりすれば仲間割れ必至です。仲間を見つけて勉強会でも作って切磋琢磨していくならいいですが、経営自体は絶対一人のほうが楽です。 そして収穫した農作物を漫然と売るのももったいない話です。新規就農の方には、生産→加工→流通のいわゆる“第6次産業”にぜひ挑戦してみていただきたいと思います。いまお勤めの会社の販売ルートを使ってルート確保は出来ませんか?
お礼
貴重なご意見、有難うございます。 一緒に農業をやりたい友達がいて、現在、就農に向け、一緒に勉強・準備中です。 とにかく2人とも素人ですので、リスクも高いように思い、最初は、出来るだけ 初期投資を抑え、自己資金中心(100万円づつ出し合って、200万円程度の 元手で)でスタートしたいと思っております。 生活費は、私の方は、家内のパート収入含め、月15万ぐらいは捻出できそうな ので、当面はそれで、何とかやり繰りしたいと思っています。 友達の方は、年齢が40過ぎぐらいなので、青年就農給付金(150万円×5年)の 受給権利があると思うので検討中です。 今更、既存の農家のやり方を真似ているだけでは、経営的に厳しいように思います ので、「green351」様が仰られるよう、加工品の生産販売、新しい販売ルート開拓 等にチャレンジしていきたいと思っております。 個人でやるか法人でやるかは、メリット・デメリットがまだ曖昧ですので、その辺り 明確にし、「green351」様の助言も参考にしながら、検討したいと思います。
お礼
ご丁寧な回答有難うございます。 参考にさせていただきます。 あまり、メリットが無いのであるなら、 無理に最初から、法人化を考える必要は無いですね。