私も、新人の頃、うっかり大魔神でした。ありとあらゆるミスをやらかして、よく、首にならずに生き延びたものだというくらいでした。
私の場合は、なにせうっかり王なので、仮に私の精度を70%とします。目の前の本日の手順だけに全力を注いで、完成したつもりになった場合、100点満点の仕事なら70点で、落第寸前なんですね。ちょっとミスったら、はい、さよならー。
それで、私も悩みました。どうしたら、80点や90点、夢の100点満点の仕事ができるのかと。
私の場合、その目の前の100点の仕事だけでなく、前後の準備やその仕事の後はどうなるのか。
先輩や上司はどのように準備して、何を見ているのか。
もし、自分が先輩になったとき、何を特に気を付けて教えないといけないのか。
など、新人のくせにいろんな余計なことを考えました。
新人だからわからないことだらけでしたが、とにかく、視野狭窄にならないように、意識していろいろ見るようにしました。
そしたら、100点の仕事も満足にできないとはいえ、いろいろ知識というか科目が増えると、総点数が300点とか、500点とかになるんですね。
そうなると、単純に総点数500点の知識になると70%のぼんくらでも、350点ぐらいのの仕事の深みがでてくるんです。
そうすれば、しめたもの、知識と経験が相乗効果を発揮して、目の前のことにいろんな「気づき」が出てきて、予防をはじめるんです。そしたら、仕事も楽しくなるし、ミスもへるし、役職もあがってきます。
今は、パッキンのことでへこんでるかもしれませんが、それにとらわれずに、ちょっと背伸びして、パッキン入れ忘れる後輩にどう指導したらいいかななんて、上司見ながら、まわりキョロキョロしながら、目線だけは高く持ってください。意識して、目をあけていれば、いろんなものが見えてくるよ。
いろんなものが見えて、いろんなことを勉強しても、勉強しすぎて頭爆発した奴いないから、大丈夫、そのうち消化するから。
あとは、ミスったことは、二度としないために、ノートに書くなり、反省するなりして、心に刻んどき。
いつか、先輩になった時、後輩の気持ちがわかる、大人の先輩になれるから。
新人はミスも仕事のうち。
現場監督とか経営者になってからでは、そんなミスは許されんからねー。
今は、いっぱい失敗やらかして、先輩に死ぬほど謝って、可愛がってもらって、目線は高く、対人の姿勢は低く、経験豊かな先輩になっていってください。がんばれー。
お礼
とても良い考え方だと思います。 是非マネさせて頂きます。 ありがとうございまいした。