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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:架空配電線でのケーブル式低圧線)

架空配電線でのケーブル式低圧線とは?理由や配線方法について解説

このQ&Aのポイント
  • 都内でもよく見かける架空低圧配電線がケーブル式になっている理由について解説します。
  • 架空高圧配電線がケーブル式で配線されている地域の有無や、配線方法についても説明します。
  • 架空式で配線する場合の間隔や短絡のリスクについても触れます。また、裸電線との違いや誘導電流との関係についても考察します。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#222312
noname#222312
回答No.1

>都内でよく見かけますが架空低圧配電線がケーブル式になっている事例がありますがこれはどういった理由によるものなのでしょうか? 電技で定められている離隔距離が不足するような時に使用されます。 例えば弱電線との離隔だったり建造物との離隔距離だったりする場合です。 >クリーム色の分配箱という物がある事が多いので低圧線が2回線になっていたりしていてまとめているのでしょうか? 東電管内は高圧線も低圧線も架空配電線は銅線ではなくアルミ線を用いています。 引込線や架空ケーブル線は銅線のため、異種金属同士を接続すると腐食してしまうため、そうならないよう対策として引込箱が取付されているというのが事実です。 それらはその名残でもあります。 >そもそも架空高圧配電線がケーブル式で配線されている地域はあるのでしょうか? 日本中のどこの電力会社にも普通にケーブル配線はされています。 主に都市部に多いかもしれません。 >それに高圧低圧に関わらず電線はポリエチレンやビニールで絶縁してあるのに架空式で 配線する場合はなぜお互い十分に間隔を開けて配線するのでしょう?互いが接触したら短絡したりするのでしょうか? 新品の絶縁電線なら問題ないかもしれませんが、紫外線や風雨に曝されて10数年もしたら絶縁性能の信頼性などあるほうが不思議だとは思いませんか? >互いが接触したら短絡したりするのでしょうか?絶縁されていても高圧配電線に止まっている鳥が木の実をついばんだら地絡するのでしょうか? 電線の絶縁体の劣化状況次第です。 それに電線には到るところに接続点があります。 稀に絶縁カバーがずれていたり外れている場合もあります。 そのような箇所では充分に起こりえる事です。 >昔の裸電線ならまだしも理由が分かりません。これには誘導電流というものが関係しているのでしょうか? 高圧架空配電線の場合は6600Vという高い電圧から、トラッキングという現象で絶縁体が破壊される事があります。 絶縁電線の接続部などの導体露出部分から絶縁体の表面を伝って走った電流からのアークで起こる現象です。 故に低圧線よりも高圧線の絶縁体の信頼性は低いのです。

Tallis
質問者

お礼

全て納得です。 架空ケーブルには単に隔離距離があるかどうかという問題だったのですね。 結局空気が最良の絶縁体という事なのですね。 電柱と配電線の配線は合理的で実に奥が深いです。

その他の回答 (1)

  • EleMech
  • ベストアンサー率52% (393/748)
回答No.2

 >架空低圧配電線がケーブル式になっている事例がありますが  >これはどういった理由によるものなのでしょうか? これは都市型装柱と言って、近隣ビルと離隔距離が少ない為に、ケーブルを使用して安全な状態にしてあるものです。  >架空高圧配電線がケーブル式で配線されている地域はあるのでしょうか? 地域としてもありますが、ほとんどは上記による理由なので、必要に応じて新設、又は改修しています。  >クリーム色の分配箱という物がある事が多いので低圧線が2回線になっていたりしていてまとめているのでしょうか? 分岐箱ですね。 以前は、架空電線にスリーブ接続で直にY分岐していたのですが、接続点が多くなる問題と、接続点への雨水進入による漏電の問題に対処したものです。  >高圧低圧に関わらず電線はポリエチレンやビニールで絶縁してあるのに  >架空式で配線する場合はなぜお互い十分に間隔を開けて配線するのでしょう? まず低圧架空電線の絶縁性能は、耐圧試験さえ合格すればよいレベルのもので、絶縁抵抗については規定がありません。 高圧架空電線の方には絶縁抵抗の規定がありますが、誘導電流を遮断できるという意味ではありません。 電線接続部は、テーピング処理なので雨水の浸入もありますし、電線表面は雨水により不純物の付着もあります。 これにより、電線表面に漏電を起こしているものが多々ありますし、高圧では誘導電流を助長しています。  >絶縁されていても高圧配電線に止まっている鳥が木の実をついばんだら地絡するのでしょうか? 可能性は十分にあります。 誘導電流は、電線の絶縁性能が劣化した場合には、100mA以上流れる事もあるからです。 人体でも、10mA以上の電流が流れると、数分で死に至ると言われていますので、どれほど危険かお分かりでしょう。

Tallis
質問者

お礼

電線は絶縁されているのにも関わらず表面は日光や風雨による経年劣化で漏電している事が多いのですね。これは意外でした。 つまり「どうせ絶縁されているのだから3本の電線をくっつけてしまえば空間を節約出来る」というわけにはいきませんね。かといって都心でもない限り全線架空ケーブル配線にしたら高コストになってしまいますね; 誘導電流は大変危険ですね。架空配線方式の場合やはり空気は最良の絶縁体なのですね。