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認知症高齢者の日常生活自立度ランクMの判定基準
- 認知症高齢者の日常生活自立度ランクMについての判定基準について質問します。
- 精神科の受診歴のある入所者が現在も向精神薬を服薬している場合、専門治療の継続が必要と判断し、Mランクを適用すべきかどうか意見が分かれています。
- 症状が出ているか出ていないかが、Mランクの判断基準になるとの意見もあるようです。施設によって基準は異なるため、皆さんの施設ではどのような基準でMランクを判断しているか教えてください。
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老健であれば、必ず医師がいるかと思います。 施設内で意見が分かれたとありますが、医師の意見はどうだったのでしょうか? 入所者の認知症高齢者の日常生活自立度ランクについては、介護・看護担当者が判定会議等で説明したことを元に、医師が評価することだと思います。 認定調査であれば、医師の判断とは別にケアマネが判断したことを記入すれば良いので、他の職員の意見に左右されることなく、質問者さんの判断で良いと思います。 ただ認定調査であれ、会議におけるランクの変更であれ、原則として現状を観ての判断です。 過去に精神科の受診歴があるから、Mランクだと言っている同僚の方の考えは全く現状を観てはいませんよね。 精神科に受診したことはないけど、同じ薬を内服されている人がIIaになれて、受診して処方された人は永遠にMだなんてありえません。 介護は、その人の今を観てあげることが大切です。 その時のその人を受け止めて、判断してあげて下さい。 同僚ではなく、質問者さんの考えが正しいですよ。
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- sigeo-i
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まずは施設内で認知症高齢者の日常生活自立度がどういうものか共有する必要があると思います。その根拠となる文書が「老発第0403003号」という国の通知です。 それによると最初の文書に「介護の必要度を保健師、看護師、社会福祉士、介護福祉士、介護支援専門員等が」という文章が入っていて、あくまでも介護の必要度を判定する際に活用するための判定基準であることが明記されています。したがって薬が必要だからというような医学的な必要度をあらわす尺度ではありません。その中でM区分の判断に当たっての留意事項に「ランク1~4と判定されていた高齢者が、精神病院や認知症専門棟を有する老人保健施設等での治療が必要となったり、重篤な身体疾患が見られ老人病院等での治療が必要となった状態である。専門医療機関を受信するよう進める必要がある。(※ローマ数字は機種依存があるためアラビア数字に置き換えています)」とあります。 今回は、ここに該当するのかどうなのか、という点で検討されてはいかがでしょうか。細かな症状やその出方などの記述がないので、判定するには難しいのですが、問題行動が常に続いているようには感じなかったので、正直Mというのは行き過ぎのような気がします。 以下にその国通知が記載されているページ(宮城県)がありましたので、参考になさってください。 http://www.pref.miyagi.jp/chouju/newver/sonotatuuti/oshirase/oshirasenaiyou/%E5%B9%B3%E6%88%9018%E5%B9%B4%E5%BA%A6/060403%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E7%97%87%E8%87%AA%E7%AB%8B%E5%BA%A6%E5%88%A4%E5%AE%9A%E5%9F%BA%E6%BA%96/060403%E6%94%B9%E6%AD%A3%E5%BE%8C%E5%85%A8%E6%96%87.pdf
お礼
回答有り難う御座いました。 ドライな考え方をする同僚でして、既に同調者も出ています。ただ私は現状落ち着いている方が精神科受診歴があり薬も服用しているから、服用を止めればまた症状が出るからMランクという論理についていけないのです。回答者様のおっしゃる通り今を見ていません。 まだまだ反対意見を含めて回答お待ちしております。皆さんの考え方を教えて下さい。宜しくお願いします。