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60cm水槽のパイロットフィッシュの数について。
はじめまして。 グッピーとコリドラスに魅せられ飼育を始めようと水槽を立ち上げたばかりの初心者です。 質問、宜しくお願いします。 昨日、水槽などを購入し水槽を立ち上げました。 【水槽環境】 ●NISSO 60cm水槽 サイズ W60×D29×H36 容量 57L ◎照明 カラーライト600・1灯 ◎上部フィルター スライドフィルター600 ◎ろ過マット トリプルパワーマット600 ※◎の物は水槽にスターターセットされていた物です。 ●ろ過装置 (1)底面フィルターを上部フィルターに接続して使用。 (2)外部ろ過 テトラ オートパワーフィルター AX-60 ●底砂 大磯 細目 (株式会社 ストーン・ティーラー・シンセー)を 約4センチ敷いてます。 ●流木 2本 ●水草 (スミマセン…名前を忘れました…(TmT)ウゥゥ・・・) ●エアレーション ●ヒーター セーフティオート (カバー使用) 上記の状態で水槽を立ち上げました。 1週間程度経ったらパイロットフィッシュとして ◎国産グッピー ♂2匹 ♀2匹 ◎コリドラス・パレアタス 1匹 ◎コリドラス・アエネウス 1匹 ◎コリドラス・アエネウス アルビノ 2匹 の投入を考えてます。 水質が安定してきたらコリドリス・パンダを追加予定です。(出来ればパンダは2匹くらい) グッピーも増やしたいのですが、繁殖する事を考慮して増やす予定は無いです。 そこで質問なのですが… (1)上記の水槽環境でパイロットフィッシュの予定投入数は多すぎますか? (2)水槽の立ち上がりが完了したら上記の水槽環境でしたら何匹飼育可能でしょうか? (3)上記の水槽環境で不足しているものは無いでしょうか? ※分かりにくかったらスミマセン…
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> (1)上記の水槽環境でパイロットフィッシュの予定投入数は多すぎますか? ・パイロットフィッシュは、メインとする飼育生体のために新規で立ち上げた水槽の環境を作り込むことが目的。 新規の低床材などからは、最初のウチはミネラル分など様々な物質が溶出するので、低床付近の水質は不安定になります。 低床付近の水質が安定するのに、だいたい、換水3回、期間は3週間程度必要です。 従って、パイロットフィッシュは中上層魚を使用します。 一般的には、アカヒレやメダカなどの丈夫な魚や、低価格の魚を使用。 国産の選別落ちや雑種のグッピーもパイロットフィッシュとして使えます。 純血種の国産グッピーは、雑種のグッピーと交接すると、系統が崩れるため、パイロットフィッシュに使用したグッピーは他の水槽へ移す事になります。 (輸入グッピーの好む水質はコリドラスの飼育には不向き) 冒頭に書いた理由により、特別、丈夫な魚ではないコリドラスなどの低層魚はパイロットフィッシュとして使いません。 余談ながら、、、 パイロットフィッシュの言葉の使い方が間違っています。 ま、正しく理解して使っている人は、この質問板を含め、ネット上で、ほとんど見かけませんケド。 パイロットフィッシュのパイロットは「水先人=PILOT」のこと。 東京湾ならば、浦賀水道沖から大型船舶に乗船し、目的のバースまで安全航路を船長や操舵士に指示する仕事。 そして、パイロットは目的のバースで必ず、船を下船し仕事が完了する。 http://www.mlit.go.jp/maritime/shikaku/mizusaki2/about/index.html 「コリドラス・パレアタス/コリドラス・アエネウス/コリドラス・アエネウス アルビノ」がメインの生体ならば、命をかけたパイロットの仕事をさせてはイケナイし、パイロットフィッシュとは呼びません。 > (2)水槽の立ち上がりが完了したら上記の水槽環境でしたら何匹飼育可能でしょうか? 10cm以下の小型魚の体長1cm当たりの必要水量。 ・グッピーやメダカ、コリドラスなどの群泳魚の場合、単種飼育ならば体長3cm当たり1リットル以上。 ・グッピーやメダカ、コリドラスでも複数種(混泳)飼育や、その他、一般魚の場合、体長3cm当たり2リットル以上。 60cm標準水槽は57Lで計算します。 今般のグッピーとコリドラスの混泳水槽の場合。 A・グッピーはオスとメスで成魚体長が異なるので、仮に4cmとした場合、一匹あたり2.6L。 B・コリドラスの成魚体長は6cm程度なので、一匹あたり4L。 以上のAとBの組み合わせで合計57L程度までならば、安全飼育環境です。 一例: グッピー10匹 2.6L×11匹=28.6L コリドラス7匹 4L×7匹=28L ∴合計56.6L > (3)上記の水槽環境で不足しているものは無いでしょうか? ・飼育水質の問題 国産グッピーの好む水質:中性~弱アルカリ性/中硬水 輸入グッピーの好む水質:弱アルカリ性/中硬水~硬水 コリドラスの好む水質:弱酸性~中性/軟水 国産グッピーとコリドラスを混泳させる場合は、飼育水のpHを中性域に保つ。 幸い、日本の水道水は、ほとんどが中性域の軟水ですから、水道水を使用する限り、国産グッピーとコリドラスの混泳は容易です。 水槽設備は、時間の経過と共に必ず酸性方向に傾いてきます。 特に、水替えをサボると水槽環境の酸化は加速するので、グッピーとコリドラスの組み合わせでは、普通の水槽よりもマメに換水する事をオススメします。 硬度は低床材に大磯砂を使用しているので、グッピーの必要とするミネラル分はある程度、大磯砂から供給されるハズです。 飼育中にグッピーの発色が、だんだんイマイチ冴えなくなった場合は、pHが酸性に傾いているか、硬度不足の可能性があります。 この場合は、濾過器の中にゼオライトなどを入れることにより、ある程度調整が可能です。 60cm水槽ならばタバコ箱大のゼオライト1個~2個ほどです。 http://www.shopping-charm.jp/ItemDetail.aspx?tid=14&catId=1122850000&itemId=69583 ・水流の問題 グッピーは止水域を好む魚です。 コリドラスは水流を好む魚です。 AX-60のシャワーパイプを水槽上部に設置すると、上部フィルターとAX-60両方の水流がグッピーに襲いかかります。 上部フィルターの排水位置は変えられないので、AX-60のシャワーパイプは、コリドラスの暮らす水底付近に設置し、水底を舐めるよう水を流すことをオススメします。 ・水草の自然浄化能力、思いの外、強力なので水草も育てた方が良いのですが、20形直管蛍光灯1灯だと光量が弱く水草育成は難しいカモ。
お礼
早々のご回答をありがとうございました。 色々と分かりやすく説明、計算式までありがとうございます。 パイロットフィッシュは知り合いの方からメダカを分けて頂くことにしました。 コリドラスの投入は水質が安定するまで見送ることにします。 AX-60のシャワーパイプは水底に変えます。 照明は予算的に直ぐには難しいかもしれないけど…光量の強いものに変えたいと思います。 自分なりに色々調べ、考えたつもりだったけど…勉強不足ですね(TmT)ウゥゥ・・・ 良い環境で飼育できるように日々勉強です!!