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銀座線車両が長くMGを搭載しなかった理由

銀座線の車両はなぜ昭和43年に至るまでMGを搭載しなかったのでしょうか? ほとんどの電車に装備されているありふれた機器を、セクション通過時に不便の出る地下鉄車両が敢えて搭載しなかったというのは全く理解できない話です。 またこれらの車両は低圧をどのようにして得ていたのでしょうか? まさか抵抗降圧なんて事はないとは思いますが…。

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  • FEX2053
  • ベストアンサー率37% (7991/21371)
回答No.4

まあ、MGのフラッシュオーバーを嫌ったというのが一番大きな 理由だと思います。地下線で床下機器が壊れちゃった場合、 修理が難しいですからね。 MGが乗ってない電車は、電圧が600Vの場合結構ありましたよ。 発電制動を常用しないなど、低圧回路に電力が必要ない場合は MGは無くて済みましたからね。だったら重くて壊れやすいMG なんぞ、無い方が良い・・・って発想です。MGのフラッシュオーバー って、旧型国電でもよくあった故障ですから・・・。

meimio
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 なるほど、3の回答者様もおっしゃってますが故障に対する懸念が大きかったことがその理由ということですね。 >MGが乗ってない電車は、電圧が600Vの場合結構ありましたよ。 京阪以外に600V時代の私鉄を知らなかったため気付かなかったのですが、そもそもMGというのは別に必須というほどの機器ではなかったということですか。 ちょっと意外でした。

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  • Postizos
  • ベストアンサー率52% (1786/3423)
回答No.5

鉄道は詳しくないのですが、乗ってた立場から言うと「銀座線って駅が近づくと電気(主照明)が消えるんだよね」というだけのことで、特に話題になることもなかったですね。丸ノ内線ができるまで比較の対象も無く、地下鉄とはそういう物、だったし。 それよりも隣の車両に行けないことの方がはるかに不便でした。

meimio
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >「銀座線って駅が近づくと電気(主照明)が消えるんだよね」というだけのことで、特に話題になることもなかったですね。 私は利用機会が数えるほどだったためか、逆に乗っていて落ち着きませんでしたね。 というより同じ鉄道会社が最新のチョッパ車が走る路線の真横を、半世紀前の電灯の消えるツリカケ車を平気で走らせている、という神経を疑っていたという感じです。 >それよりも隣の車両に行けないことの方がはるかに不便でした。 編成が貫通化されていなかったということですか? 火事になったら(まあ一応は全鋼製不燃構造でしょうが)どうするつもりだったんだろう? 第三軌条がある以上横には降りられませんからね。

回答No.3

開通当初ではMGの信頼性が低く故障による運行不能よりは室内灯の瞬断の方がましと考えていたようです。 後の増備車についてもシステムを変更する程の必要性を認めなかったことでしょう。 新1500形で2両ユニットになり機器配置に余裕が出来たことや交流を必要とする機器が出てきたためMG搭載となったものと思われます。 ちなみに室内灯は2回路が交互に配置されていて片方の回路の断線でも真っ暗になることはありません。

meimio
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >MGの信頼性が低く故障による運行不能よりは室内灯の瞬断の方がましと考えていたようです。 なるほどそういうことですか。 でも省線や私鉄は違う考え方をしていたというわけですね。 >システムを変更する程の必要性を認めなかったことでしょう。 いや、乗客の立場では必要性は大ありだったような… >室内灯は2回路が交互に配置されていて片方の回路の断線でも真っ暗になることはありません。 これまたよく考えられているような、元々の考えが足りていないような。 営団と言いますとFS-348やFS-358、或いは6000系など金に糸目を付けないというイメージがありますが、一方でMG程度を真に必要になるまで装備しないなど、案外堅実でもあったんですね。

  • mekuriya
  • ベストアンサー率27% (1118/4052)
回答No.2

営団2000形電車は製造が昭和34年で設計思想が古く、冷房装置を搭載せず、ブレーキは空気ブレーキだけなので、補助電源は蓄電池だけでも、まあなんとかなったということなのです。 銀座線と丸の内線は、電気方式が直流600Vの第三軌条方式というのも関係があるのかな。元々直流の低圧なので、MGが無くてもトランスだけで変圧が容易なのです。 銀座線と丸の内線は建設時期が古くて、それが第三軌条方式を採用している理由でもあるけれど、トンネル断面が小さいです。だから余計な機器はできるだけ積みたくないという考えだったのでしょう。

meimio
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >銀座線と丸の内線は、電気方式が直流600Vの第三軌条方式というのも関係があるのかな。元々直流の低圧なので、MGが無くてもトランスだけで変圧が容易なのです。 下にも書きましたが丸の内線車両はMGを搭載して登場しています。 また直流だからMGが必要なのではないのでしょうか…? >トンネル断面が小さいです。だから余計な機器はできるだけ積みたくないという考えだったのでしょう。 なるほど。 これは全く気付きませんでした。

  • mukaiyama
  • ベストアンサー率47% (10402/21783)
回答No.1

>まさか抵抗降圧なんて事はないとは思いますが… そのまさかですよ。 室内の電灯などは 100V のものを 6個 (7個?) 直列につないでいますが、そんなにいくつも同じ負荷がない制御電源などは抵抗分圧法です。 旧性能車両 (いわゆる吊掛車) ではごく普通の話でした。 >銀座線の車両はなぜ昭和43年に至るまで… 新性能車両の導入自体がこの頃になったということです。

meimio
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >新性能車両の導入自体がこの頃になったということです。 銀座線の初の新性能車両はS34の1900型だと思います。 また丸ノ内線の車両はS28の開業時から新性能車でしたし、当然MGも搭載しています。 そもそも市電などならいざ知らず、普通の電車はMGなど戦前から当たり前に搭載していたのではないでしょうか? >室内の電灯などは 100V のものを 6個 (7個?) 直列につないでいますが、 これは1個が切れたら真っ暗になってしまうということですか?

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