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羅刹について
調べてみたところ、羅刹は護法善神だそうですが、それっていいことなんでしょうか? 護法善神という文字を見る限りでは良いもののように見えます。 悪いものなのか、いいものなのか分かりません。 悪鬼羅刹という言葉があるので、悪いんでしょうか? 羅刹の男は醜いそうですが、カッコいい羅刹の男がいてもいいと思いますか? 回答お願いします。
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事典的な解説しかできませんので、ご存じなのではないかと思いますが、もともとはインド神話の存在で「悪魔」ですね。 夜ごとに墓場に出て、供え物や人肉を食べていた存在です。性別は「男」で、女は「羅刹女」と言います。 仏教に取り入れられた時に、仏の仏徳に帰依して、仏の守護神になりました。 十二天(上下、東西南北などを守る神)のひとつとしての役割を担う時は、「羅刹天」とよばれ、帝釈天(東)や毘沙門天(北)と並んで、南西方向を守護する存在です。 神王形で、甲冑を着けて刀をもち、白獅子にのった姿でえがかれます。かっこ良くないですか? 「法華経」陀羅尼品にでてくる有名な十羅刹女は「法華経」の守護者ということになっています。 質問者さんが、仏教徒なら、「良い神」と思ってよいのではないでしょうか。 ただ、顔は、戦う神ですので、柔和な容貌はしていらっしゃいませんですね。その点は、残念。