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パーキンソンで気管切開をした方
- 父(71歳)がパーキンソン病で入院しています。経口での栄養摂取が困難になり、現在は経鼻での栄養摂取を行っています。
- 父が誤嚥性肺炎を発症し、医師から気管切開の可能性が話し合われました。しかし、薬の効果により肺炎の数値が改善し、痰の吸引の回数も減少しました。
- 医師からは安定期に気管切開を行うことを提案されており、転院も検討されています。ただし、気管切開の利点とデメリットについて検討する必要があります。
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こんばんわ。医療関係者です。少しずつ回復されているみたいで何よりです。 気管切開の詳しい説明は医師の方からもされたと思いますが… (1)気管切開の方法によっては孔を塞ぐことができる(千原Jrの喉に痕がありますが…一時的な切開だとふさがります) (2)声が出せなくなるが、気管切開の部分に使う管の種類によっては喋る事が出来る (3)パーキンソンの症状が悪化し、飲み込みが悪くなっても誤嚥し肺炎になるリスクはなくなる。(手術方法によりますが…) (4)気管切開の部分の感染・炎症が起こる可能性。(そんなすぐに感染している人は見たことないです。自分で汚い管などを孔から入れたりすれば、別ですが…) (5)見た目の変化(首に孔をあけるのですから、首を出していると目立ちます) (6)コツをつかめば上手に孔から痰が出せて楽(同じパーキンソンの方が気管切開してから、痰を出す練習し、管を入れて痰を取る事はなくなりました。口より出口が短くなったから、出しやすくなったみやいです) (7)体力が弱くなることはないと思います。(悪化する方法を医師もすすめないと思います。)ただ、気力はどうか…です。 (8)ご飯は食べられます。 以上、簡単に思いつく点を記入しましたが違う点もあるかも知れませんので、手術方法・手術した後の経過・手術する利点・リスクについてはしっかり医師や看護師に聞いた方が良いと思います。 また、お父さまが話せるのであれば、本人の意思を尊重するのもとても大事です。本人が嫌がるまま気管切開し、後に「しなければ良かった。」と責められ、御家族のなかにわだかまりみたいな事が残ってもいけないと思います。 肺炎を繰り返して体力が低下していっても本人が嫌で家族も本人の意思を尊重し手術しなかった人もいれば、家族の説得で気管切開したパーキンソンの方もいらっしゃいます。どちらの家族も家族・本人・病棟スタッフと長い話合いした結果です。 しっかり話をきいて、何を1番にするか。だと思います。回答が遅くなってしまったので、何かしら決断されているかも知れませんが…。 色々悩んだり、お見舞いなどで大変だとは思いますが、1日でも早くお父さまが元気になるといいですね(^^)
お礼
かなり詳しくご説明してくださり有難うございました。 こちらの回答を拝見しますと前向きなことが沢山わかりました。 ただ、気管切開というのは人工呼吸器の一歩手前というか、、 なんとなく廃人に向かわせているのかなというイメージがありまして。 このまま吸引で乗り切れないかな・・・とおもってるところなんですが 素人判断ではなかなかむずかしいです。 そうですね意識のしっかりしてるときに父親とも話して決めたいと思います。 ありがとうございました。