ベルトを巻き取ることによって巻き取り軸の直径が変わってしまうような用途には向きませんね。直径が変わってしまえば同じトルクで軸をまわしてもベルトにかかるテンションは変わってきてしまいますからね。
工業的な用途でそのような状態で一定のテンションを掛ける場合は、巻き取り軸へのトルクリミッタの装着ではなく、テンションゲージ(固定されたスパンを持つ二つのローラーの間にベルトなりフィルムなりを通し、その中間の位置に可動するローラーを付け一定のトルクでベルトなりフィルムなりをたわませる方向に力を掛けておき、可動ローラーの変移を計測し、テンションを計測します。規定以上のテンションがかかったような場合はバックトルクを与えているモーターを制御したり、巻き取り軸に設けた電磁クラッチなどを使って制御します。
手動で巻き取るのであれば巻き取り側に電磁クラッチを用いて切り離すか、機械的にやるのであればテンション検出用のローラーの変移で、ハンドル軸と巻き取り軸の機械的なつながりを切るような機構を作ることになるかと思います
お礼
なるほど、そうゆうものもあるのですね。 もっと簡素なもがあったらいいとおもったのですがなさそうですね。 ありがとうございました。