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従軍慰安婦と売春の是認
- 従軍慰安婦問題について、従軍慰安婦の存在そのものは問題ではないという考えがありますが、それは売春の是認につながるのではないかと懸念しています。
- 売春は法的にも倫理的にも問題であり、明治政府が倡妓解放令を出したという事実もあります。従軍慰安婦を問題としないという日本の立場は、売春を是認しているという解釈ができます。
- 私は売春を是認する日本の立場について疑問を持っており、韓国との関係を別にしても不快に感じています。どうして日本では売春が問題視されていないのか、その理屈を知りたいです。
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日本の一部の言い方は次のようなものだと認識しています。 ・従軍慰安婦はいた。それは認めるところである。 ・しかし強制的に慰安婦にしたという証拠はどこにもない。 ・したがって、何の問題もない。 一部というのは、一部の政治家という意味だと思いますが、 そうならば、ちょっと違うのですよ。 どこが違うのか…… 「何の問題もない」という点ですよ。 一番の論点は、日本政府(旧日本軍)の組織的な関与があったか、 どうか、という点なのですよ。 従軍慰安婦がいたことは事実であり、 強制されたことも事実なのですよ。 「強制的であっても」彼女たちに金を払っていたから問題ないというのは、 詭弁であって、売春を強制すれば、強制した者に罪があります。 過去・現在で、売春を合法化していた、あるいは、いる、場合でも、 「売春の強要」は犯罪です。 問題は、犯罪者の元締めが誰か、ということなのですよ。 それが、買収業者なのか、軍の一部の暴走なのか、 それとも、軍の正式な命令なのか、という点なのです。 日本の立場は、軍の正式な命令であると言う証拠はない 従って、日本政府に責任はない、という立場です。 一方、今、売春を強制した業者や人物が特定されても、 すでに「犯罪としては時効」なのです。 韓国側の主張は、従軍慰安婦を集めていたのは、軍の関係者であり、 軍の関与は明白である、だから日本政府が謝罪すべき……という立場。 日本の主張は、軍として命令したのならば証拠が残っているはずで、 それがないから、軍としての命令はなかったので、 日本政府として謝罪する必要はない……という立場 売春が合法かどうか、という問題ではないのです。 強制があったのは間違いない。 ならば、誰が強制したのか? 個人か、日本政府か、 という問題なのですよ。
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- Gouki_Shibukawa
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違法性があるかどうかと存在しているかどうかは別問題です。
お礼
すみませんが、質問の答えになっていないと思います。その根拠を聞いているからです。
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お礼
ありがとうございます。問題の焦点を絞ってくださっているという意味で、望む回答がやっと得られました。そうでしたか。一部政治家は、強制があった事も認めているんですね。焦点は加害者として日本政府が関与していたかどうか、というお話なんですね。 しかし素人考えですが、売春は一般的に、買った客も処罰されます。その顧客の大半が日本国の軍人であった事が明らかであれば、当然の事ながら、間接的に日本にも責任が生じるはずではないでしょうか。監督責任があるからです。全面的に責任を負うかどうかは別としても、部分責任は出るように思います。 メディアの報道では、日本側は全面無罪を主張しているのか?と思えてしまいます。すると日本人の私でさえ、あっけにとられるのです。どこを責任とるべきで、どこから責任の範囲にないと述べてくれたら、良いのですが・・・。