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日本の社会科教科書の歴史について
- 子供が現在使用している小６社会の教科書を一部抜粋します。
- 日本は、不平等条約の改正を進めつつ、朝鮮には不平等条約をおしつけ、勢力をのばしていきました。そのため、これまで朝鮮に勢力をもっていた中国（清）と対立を深めました。
- 日露戦争の後、朝鮮半島に対する支配を強めた日本は、１９１０（明治４３）年、韓国（大韓民国）の人々の反対をおし切って韓国を併合して植民地とし、朝鮮とよびました。植民地となった朝鮮の学校では、朝鮮の人々を日本の国民とするため、日本語や日本の歴史が教えられました。また、日本政府が土地を調査し、所属が明らかでないとされたものは取り上げ、多くの土地を日本人のものとしました。土地を失った多くの人々は、満州や日本に移住して、仕事を探さなければなりませんでした。日本人の間には、朝鮮や中国の人々を差別する誤った見方が広がりました。(p112,p114)
- 国際問題
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- bismarks0507
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お礼の補足に対して返答しよう ＞今現在、そうとは言っていられないのではないかと思うのです。 中国韓国の方々はおそらく膨大な時間と尽力を注いで自国の栄光史観なり被害史観をひたすら学んでいます。 むろん、隣国に対して和解や友好どころか仮想敵国視や憎悪を増幅させる教育は、交戦後や独立直後ならともかく、異様に映ります。 なかには海外に出たり来日して自身の歴史観や偏見を修正する人もいるでしょうけれども。 主権国家の内政問題である以上は、それについて問題にする必然性はない どのような歴史認識に依拠しようともそれは主権国家の内政問題であるし、それ以前に個人の内心の問題である以上はそれについてどうこう言う筋合いはないだろう それについては、日本国が史実ではない歴史を教える自由があることと同じである それが気に食わないならば、主権国家の権利概念を根底から否定するしかないのであって、逆にそれが不可能なら万人に支持される歴史教科書・歴史観を提示するしかないだろう それが存在しうるならば・・・と指摘しておくがw ＞「バランス」と申し上げたのは、互いの国の教科書内容の問題だけではないのです。 中国韓国に負けず劣らず日本も歴史教育を為す必要性を感じるのです。 それには、余談なり副読本の補足程度でも、かの国々の歴史観や反日教育に触れ、彼等がなぜそのような歴史教育を受け学んでいるかも知っておいてよろしいのでは。 そのような時間的余裕がない 現実の教育現場を知らずに夢見がちなことを指摘するからこそ、問題が大きくなるだけである そもそも、学校教育において近現代史を指導しない事例は多い むしろ、理性的教育者は、己の歴史観が強く反映してしまいかねない近現代史をスルーして教科書・副教材に投げる傾向がある それは、質問者や現実を顧みない現場を知らない人間が「己の歴史観を疑うこともせず、特定の歴史観を盲信し」矯正するような傾向に原因がある そもそも、反日教育を学ぶメリットがどこにあるのだろうか？彼らが全ての価値観において反日教育に毒されている保証はないし、国家政府に対する見方を常に日本人が弁える必要性はないだろう 同時にそもそも近隣諸国の歴史観を学ぶのは結構だが、逆にそれ以外の世界は学ばない必然性はどこにあるのだろうか？ 現実として、自国の歴史すら全うに教育できない現状で他国の歴史教育について踏み込む必然性はない、というしかないだろう それとも、自国の近現代史を真っ当に履修しない状況で、近隣諸国の反日教育を学ぶのだろうか？ ＞ご回答を得るうちに教科書はむしろ最小限度に慎ましく掲載し、隣国から干渉を受けない参考書の類を増やしたりすべきかなと思ったのですが、いかがでしょうか。 最低限度にしても、必然的に歴史観は個人で形成する その個人の歴史観の形成では、自虐史観の回避はできないし、近隣諸国の被害認識を絶対的に回避する方法はない どれだけ歴史事実を制限して情報を伝えようとも、個人が特定のフィルターを持ち、持ち得る自由がある以上は、摩擦が存在しえる教科書になるのが現実であり、事実である そもそも、日中韓の歴史共同研究において、共通した歴史認識は形成できた しかし、その記述方法の自由がある限りは、編集者の認識誘導はいくらでも可能であるし、誘導されない個人であってもいくらでも主観的歴史認識を形成される事実がある （質問者が個人の歴史認識をツラツラを記述して質問の形状を擬して回答を誘導しえるように・・・） ＞経済パートナーとして中国韓国は今や最重要な相手です。 文化の話で済めば良いのですが、いつ近現代史にふれることになるやもしれません。 彼等の言いなりになったり謝罪してばかりでは見くびられて当然です。 いいなりにもなっていないし、日本の歴史教科書は、主権国家の自由裁量の範囲内である そもそも、いいなりになった事実でもあるのだろうか？ 単なる妄想に依拠した妄言であると断言できるのだが？ ＞相手方以上に、小中学生の頃から歴史に向き合い、相手と自分の歴史を学び上手に立ち振る舞ってこそ、はじめて彼等につけ入らせないことが可能となるのではないでしょうか。 歴史に向き合っている人間は、大概は、自分と同じ結論に至るだろうし、少なくとも日中韓の歴史共同研究者の結論は、ここで提示したものと同じと言える そもそも、”上手に振舞う”というのが意味が分からない 何をもってして”上手に振舞う”のか？というのは、極めて主観的かつ当事者の価値観に依拠するものであって、普遍的正解はないだろう。それこそ歴史観云々を避けるだけで十分な話だろう 交流において歴史認識を大前提にする必然性はない。それを回避する交流は可能だし、むしろ経済交流・文化交流においては、摩擦要素を回避する方が王道であろう。 逆に、歴史観などの摩擦が想起されうる問題では、経済・文化などという領域を別にして『当事者の魂の触れ合い』のレベルで行う話であって、それはもはや教科書云々ではなく、個人の価値観・歴史観の交流である。これは学校教育を超える問題である ＞大袈裟な話ではなく、中国人や韓国人と交流が無い場合であっても、子ども達には安易ななんちゃって右翼や無関心層にはなってほしくないのです。 当事者の勝手自由である。そもそも、無関心・右翼の何が悪いのだろうか？ ”そうなってほしくない”と思うのは勝手が、それが悪いことのように指摘する質問者が野蛮人としか思えない まるで、右翼・無関心を罪悪のように論じることは醜いとしか思えないのだが・・・ ＞そしてそれはある程度私達大人の責任でもあるのではないでしょうか。 その通りである だからこそ、教科書記述云々ではなく、各人の歴史観の自由で前提にすれば良いだけである 国家が自虐史観であろうとも、個人は別であっても良いのであるし、教科書と個人の歴史認識に齟齬があろうともそれは自由である どんなに非科学的な歴史認識（竹内文書など）であっても、それを信じる・信じないは当事者責任の話である それが、世界レベルでの人権の考えの範囲であり、日本国政府は歴史観の自由を保証している 政府が自虐史観を強制した事実はないし、そう思うのは”負う必要のない負い目”を勝手に背負っているだけに過ぎない、という話である 根本的に質問者は、歴史認識の適否にこだわっているようだが、それは、個人の認識レベルの問題であって、普遍的に適切な歴史認識など存在しない 歴史事実だけを並べた教科書にしても、自虐史観にはなりえるし、歴史修正主義にもなりえる そもそも、教科書を問題にするならば教科書会社ではなく、検定権限持つ文部科学省を問うべきでありながらも、教科書会社を批判するのが不思議でならない話である 現在、歴史教育・教科書を巡る問題では、特定の政治思想・価値観に心酔・思考停止している人間が、特定の教科書だけを「己の政治思想・価値観だけを普遍化して」論じている その影響もあって学校現場では指導員が指導しやすい歴史教科書を選べない現実が存在している 歴史認識は個人が形成するものであって、指導員・教科書が形成するものではない もちろん彼らが誘導することはありえるが、誘導の存在しない指導など存在しない 夢見がちな評論も勝手だが、具体的方法を提示できない状況で理想論を振りがざすだけの質問・見解に過ぎない 学校教育において保護者・子女は「受験対策向けの教育」を主眼にしている現実があり、その声に応じる必然性からもそれなりの誘導によって歴史教育を展開する必要性があることも事実である そのような現実的課題をクリアできない限りは、質問者の「現実逃避」を叶えることはできないだろうし、そもそも不可能であろう。 不可能なものを可能にすることは出来ないし、それを”可能にしろ”と言われても、それを可能にした時点で、近代人権やらを犯す必要性があるのだから、実現してはならない・・という現実がある 以上
お礼
bismarks0507様、わざわざ再度のご回答を有り難うございました。 >そのような時間的余裕がない はい、ただでさえ高校生の履修時間がかぎられているのに加えて、進学校の場合なおさら授業進度が早く、過去に幾度か未履修問題が取り沙汰されたことも存じております。 >それは、質問者や現実を顧みない現場を知らない人間が「己の歴史観を疑うこともせず、特定の歴史観を盲信し」矯正するような傾向に原因がある 私は自身の歴史観を疑おうと常に試みておりますが。 >そもそも、反日教育を学ぶメリットがどこにあるのだろうか？ これも他の方宛てのお礼に書きましたが、反日教育の具体的な内容ではなく、なぜ中国韓国で反日教育がなされるに至ったのか、あるいはさらにその奥深い歴史的思想的背景について考察する余地があるだろうという意味と受け取っていただければ幸いです。 >同時にそもそも近隣諸国の歴史観を学ぶのは結構だが、逆にそれ以外の世界は学ばない必然性はどこにあるのだろうか？ 「逆にそれ以外の世界は学ばない必然性」など私は一切述べておりませんが。 >それとも、自国の近現代史を真っ当に履修しない状況で、近隣諸国の反日教育を学ぶのだろうか？ >そもそも、日中韓の歴史共同研究において、共通した歴史認識は形成できた 恩師の方が日中韓三国の歴史共同研究の編纂に携わっていらっしゃったとのこと、私も是非手に取してみたいと思います。 なお日韓、日中歴史共同研究も発表され、その関連書籍もあるのですね。 その日中歴史共同研究の座長は、大学時代に現代日本政治史の講義を受けＡ判定を下さった私の恩師です。 駆け出しの頃のその姿を思い出しつつ、これもご縁だと思って近々拝読する予定です。質問した甲斐がありました。 >学校教育において保護者・子女は「受験対策向けの教育」を主眼にしている現実があり、その声に応じる必然性からもそれなりの誘導によって歴史教育を展開する必要性があることも事実である そうなのですか。 私は小６高３の保護者で上の子も進学校ですが、受験対策向けの教育をしてほしいとはあまり願ってはいないのです。 私は高３の途中で帰国したので予備校の授業を存じ上げません（子どもの中学受験塾ならわかりますが）。 もしかすると予備校の先生からすれば、私の意見は相当浮世離れしているのかもしれませんね。 >交流において歴史認識を大前提にする必然性はない。それを回避する交流は可能だし、むしろ経済交流・文化交流においては、摩擦要素を回避する方が王道であろう。 これは仰る通りで、宗教など幾つか話を避けるべきタブーがありますし、私自身もかつての韓国人男性以来、面識もないのにいきなり問われた経験はありません。 ただ、学内の自由闊達な論議の場ならいざ知らず、ビジネスの場となると失敗はできませんから、私事ながら万が一話が向いた際の準備くらいはしておくつもりです。 >そもそも、無関心・右翼の何が悪いのだろうか？ 私はただ、子ども達に自国や隣国の歴史に無関心やその都度隣国の言動に煽られるのではなく、その年齢に応じた歴史観や意見を育んでほしいという意味で述べました。 ですので「そもそも、無関心・右翼の何が悪いのだろうか？」と私が問われる筋合いなどどこにも見出せません。 >”そうなってほしくない”と思うのは勝手が、それが悪いことのように指摘する質問者が野蛮人としか思えない >まるで、右翼・無関心を罪悪のように論じることは醜いとしか思えないのだが・・・ 私を「野蛮人とか醜い」とかと仰るのは思い込みです。 あらためて教科書以上にその教える側の資質と力量が問われているのだなと、このたび実感することが出来ました。あなたのおかげです。
- inkyositai
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1910年に韓国（大韓民国）はまだ無いと思うんですが… 教科書にウソが書いてあるんですか…？ そして北朝鮮はどちらへ…朝鮮戦争で突然現れるんでしょうか？ お隣の教科書の内容がどうであれ「正しい事」が書いてあるのが教科書だと思います。 子供は教科書は当然正しい！と思うでしょうから、子供が信じて問題無い事を書いて欲しいと思います。
お礼
inkyositai様、ご指摘ならびにご回答を有難うございます。 全くその通りで正しくは「大韓帝国」です。 >子供は教科書は当然正しい！と思うでしょうから、子供が信じて問題無い事を書いて欲しいと思います。 そうですね。 教科書を正しいと思わない子どもなどはたしているでしょうか。 先の戦争で犯した事実につき、過度の加害者意識に囚われず、また真摯に向き合ってほしいと願っております。
- sync-mag
- ベストアンサー率57% (98/171)
ご指摘の部分を読むかぎりでは、歴史教科書としては事実関係の叙述を心がけた抑制のきいた穏当なものと評価します。いささか無味乾燥なきらいはありますが、「教科書」とはそうしたものでしょう。 本来、歴史の教科書とは歴史学者たちが達成した成果のうち、研究者のあいだで異論がないような知見をわかりやすく伝えていくことが基本だと思いますので、これでまったく問題を感じません。 現状でこれが問題だと思う人たちは、歴史教科書と政治的プロパガンダの区別がついていないのではないでしょうか。わが国には表現の自由がありますから、一般向けの書物でいくら奇矯な歴史観を述べたてようと、ネットで少数派の独自解釈を並べようと、そのこと自体は問題視すべきではありません。しかし、子どもたちが拒否できない教科書でこれをやろうというのは絶対反対です。 研究者が政治的価値観を持つこと自体は避けられないし、また特に避けるべきだとも考えませんが、政治的価値観を学術研究に優先させるのでは研究者の自殺行為です。わが国の歴史研究者は個人差はありますが、おおむねこの点尊敬すべき姿勢を保持していると見なしています。 保守派の歴史研究者であっても、まともな研究者なら質問者様がかかげている文章に問題を感じないでしょう。 そこで質問者様が心配されている隣国とのバランスの問題ですが、基本的には他国のことなので、こと教科書に関しては「知ったことではない」というのがわたしの結論です。 わが国の歴史教科書はわが国の歴史学研究の水準を反映させていれば良いのです。個人的にはもっと反映させるべきだとも思うのですが、これは「教科書」の限界でもありますからあきらめています。 たとえば隣国が進化論を信じないで彼ら独自の信仰に基づいた生物学を教えていたとしても、わが国がそれに対抗して記紀神話に基づいた生物の創造を教えこむ必要などありません。生物学の研究者が進化論を「正しい」と信じるなら、それを子どもたちに教えればいいだけです。 質問者様のいわれるバランスに配慮してわが国の歴史研究者がなし遂げてきた成果を台無しにしてしまうなら、それはわが国の子どもたちにとって不幸なことだし、わが国の未来にとっても不幸なことだと考えます。
お礼
sync-mag様、ご回答を有り難うございます。 不適切で問題があった私の質問に対するsync-mag様のご回答は、解りやすくとても参考になりました。本当に感謝致します。 >そこで質問者様が心配されている隣国とのバランスの問題ですが、基本的には他国のことなので、こと教科書に関しては「知ったことではない」というのがわたしの結論です。 >わが国の歴史教科書はわが国の歴史学研究の水準を反映させていれば良いのです。個人的にはもっと反映させるべきだとも思うのですが、これは「教科書」の限界でもありますからあきらめています。 はい、その通りです。 隣国をはじめとする海外の教科書に鑑み、日本の教科書が張り合ったり連動して内容を変更するというのは全くあり得ない話だと私も考えております。 そうではなくて、戦争加担者という加害者意識を過分に持たないためにも、何といっても日本はアジアの一員なのですから、もっとアジアの隣国や周辺諸国にも関心を広げ持ってほしいと思うのですし、その意味でよりもっと近現代史に重点を置くような配慮がなされてもよろしいのではないかなと思った次第です。 >わが国の歴史教科書はわが国の歴史学研究の水準を反映させていれば良いのです。個人的にはもっと反映させるべきだとも思うのですが、これは「教科書」の限界でもありますからあきらめています。 そうですね。 もっと反映させた副読本や参考書の類が多く採択されたら良いのにと私は思います。 また、子どもたちの思考力を養うためにも、学校や塾の別なく良いと思われるものを取り入れていく手もあると思います。 中学受験の是非はともかく、その論文形式の回答を求める内容たるや、あたかも大学入試のそれを想起させるかのような思考力を要求するものも珍しくありません。 「教科書」の限界を知りつつ、子どもたちの興味関心や思考力を育む授業を願うばかりです。 また、教科書編纂者の方々の日頃の研究に対して、生徒親子共々感謝しないといけませんね。 大変なご苦労がおありでしょうに、私達享受する側は与えられることの有難みをつい忘れがちですから。
- deepone2
- ベストアンサー率42% (28/66)
引用と意見の後に、「皆様のお考えをお聞かせください。」では、主旨を把握し難いのは確かだと思います。 確かに、最近こういった ぼくのいけん を垂れ流して、最期に「皆様のお考えをお聞かせください。」で無理矢理、質問形式にして規約を逃れるものが多いような気がします。 回答 他国が反日か否かで、教育の内容を変える必要はありません。 他所がどうであろうと、日本は自国が正しいと考える歴史を教えればよいだけです。 （質問者様は、これが主権に関わることだという認識はお持ちですか。） また、歴史教育で最も重要な事は、まず事実を教えることだと思います。 いわゆる「歴史認識」は事実に対する解釈なので、国毎に違うのは仕方が無いと思いますが、件の教科書は「事実」の段階で捏造されています。 この教科書の内容をバランスの問題と考える時点で、質問者様は日韓の歴史に無知だと思います。 （これが普通なのかもしれませんが） ＞一方、上の我が子の教科書の場合、極めて謙虚に記されているように映ります。 ＞結果として加害者意識を子供たちに植え付けるようになっています。 ＞上述の日本の教科書の内容は、百歩譲ってせめて隣国が反日教育を放棄した暁にこそ採択されるべきものではないでしょうか。 謙虚どころか、嘘と印象操作によって、自虐史観を刷り込もうとしているとしか思えません。 ＞「日本は、不平等条約の改正を進めつつ、朝鮮には不平等条約をおしつけ、勢力をのばしていきました。そのため、これまで朝鮮に勢力をもっていた中国（清）と対立を深めました。・・・ ↑の条約は、江華島条約だと思います。 朝鮮の港に、日本の軍艦が水と燃料の補給の為に入港したのですが、港の責任者が、不明船が侵入してきた誤解して砲撃し、それに日本が応戦→港を占領した事件がありました。 それ以前に、日本と朝鮮はお互いの船に、物資を融通する約束をしており、そのとき日本の国旗も見せています。件の船も日本国旗を掲げていました。 現在では、原因はその港にその情報が伝わっていなかったからだと考えられています。 そして、朝鮮側も責任を認めて謝罪しています。 それによる外交的な譲歩で有利な条約が結ばれたからといって、日本が押し付けたという表現は不当だと思います。 それに、当時の朝鮮は法治国家ではなく、王と貴族が自分の都合で政治を行っていました。（これを情治または人治国家といいます） 当時の世界では、そのような国は近代国家とは認められていません。 当然、そんな危ない国とは、日本以外の国からも対等な立場の条約など結んでもらえるはずもありません。 ＞・・・日露戦争の後、朝鮮半島に対する支配を強めた日本は、１９１０（明治４３）年、韓国（大韓民国）の人々の反対をおし切って韓国を併合して植民地とし、朝鮮とよびました。 併合と植民地を混同しています。（日韓の歴史問題では、この時点で、無知決定でバカにされます） 当時の朝鮮は「大韓帝国」です。 実は、李氏朝鮮は、建国当時から、中国の属国（明、清）でした。 それを、日本が日清戦争に勝って、清国から独立させました。 しかし、大韓帝国（独立後の朝鮮名）は、自力で国家の運営ができず、国家を破綻させてしまいます。 1910年に日本は朝鮮をに併合しました。（植民地ではありません） これは自業自得の失政で破綻した朝鮮の要請を日本が受け入れたもので、日本が侵略したのではありません。 当時の朝鮮は、日本の平安時代程度の文明レベルしかない世界でも最貧国で、日本には併合するメリットなど、全くありませんでした。（動画参照） 朝鮮の実態を知った伊藤博文も「こんな国を併合してどうするのだ」と驚いています。 世界もこの併合は、両国の合意に基づく平和的なものだと評価しています。 当時の朝鮮人も列強の一等国である日本人になれたことを喜んでいました。 ↓は李成玉（併合当時の外交官）の言葉です。 「現在の朝鮮民族の力量を持ってすればとても独立国家としての体面を保つことはできない。亡国は必至である。 国を救う道は併合しかない。そして併合相手は日本しかいない。 欧米人は朝鮮人を犬か豚のように思っているが、日本人は違う。 日本人は日本流の道徳を振り回して小言を言うのは気に入らないが、これは朝鮮人を同類視しているからである。 そして日本は朝鮮を導き、世界人類の文明に参加させてくれる唯一の適任者である。 それ以外にわが朝鮮民族が豚の境遇を脱して、人間としての幸福が受けられる道はない。」 アメリカ人の朝鮮外交顧問 ドーハム・スティーブンソン 朝鮮の王室と政府は腐敗堕落しきっており、、頑迷な朋党は、人民の財を略奪している． その上、人民はあまりにも愚昧である。これでは国家独立の資格はなく、進んだ文明と経済力を持つ日本に統治させなければ、ロシアの植民地になるだろう。 伊藤博文総監の施策は、朝鮮人にとって有益で、人々は反対していない。 併合後の統治も、日本は朝鮮のインフラを整備し、教育を普及させ、農業指導をして食料を増産させ、朝鮮人の暮らしを豊かにしました。（これらは、当時の外国からも評価されています。） 彼らを差別や虐待した事実はありません。 強制連行や、従軍慰安婦や、創氏改名の強制は、事実ではありません。 ＞植民地となった朝鮮の学校では、朝鮮の人々を日本の国民とするため、日本語や日本の歴史が教えられました。 併合によって、日本の一部になったので当たり前のことです。 しかし、日本語を公用語とはしましたが、朝鮮語を禁止してはいません。 それ以前に、併合以前は、平民が通える学校などありませんでした。 日本は、朝鮮に5000校の学校を建てて、彼等に教育を施しました。 ハングルは、このような日本の教育政策によって広まったもので、それ以前は全く知られていませんでした。 ＞また、日本政府が土地を調査し、所属が明らかで ないとされたものは取り上げ、多くの土地を日本人のものとしました。土地を失った多くの人々は、満州や日本に移住して、仕事を探さなければなりませんでした。日本人の間には、朝鮮や中国の人々を差別する誤った見方が広がりました。(p112,p114)」 これも全くの嘘です。 土地の調査は、所有者を明確にして、貴族からの搾取を防止する為のものです。 これによって、小作人が土地を所有でき、労働意欲が向上しました。 所属不明の土地を朝鮮総督府の名義にしたのは事実ですが、それは数％に過ぎませんし、それらは官公庁の為の土地になりました。 出稼ぎは、日本の農業指導で食糧生産が倍になり、インフラの整備で生活が豊かになって、平均寿命が延びてたり、子供の死亡率の減少したために、国内産業だけでは労働人口を雇用できなくなったからです。 日本に出稼ぎに来た彼らは、当時の日本人から見れば、まだまだモラルや教育レベルも低く、日本語も不自由だったので、出来る仕事は限られており、生活は良くなかったと思います（それでも朝鮮よりはマシだったでしょうが） その為に、素行が悪く犯罪率が高いために、警戒されていたのは事実です。 彼らが不当な差別をされていた と言う人は、関東大震災時の朝鮮人への虐殺を例に出しますが、 その実態は↓のように全く違うものです。 Ａ：震災前から、朝鮮人と社会主義者が結託してクーデターを起そうと準備していました。 Ｂ：そこに関東大震災が起き、混乱に乗じて朝鮮人が暴動・放火・強姦行為を始めた。 １：朝鮮人たちが放火・掠奪・殺人・強姦・日本軍一個小隊を壊滅等、あらゆる破壊活動を行いました。 ２：それら行為に対抗するため軍隊や自警団が応戦し、犠牲者もでました。 朝鮮人が暴動を起していたという証言は多く、当時の新聞も報道しています。 治安維持法は、↑の事件が原因で立法されたものです。
お礼
deepone2様、ご回答を有り難うございます。 >確かに引用と意見の後に、「皆様のお考えをお聞かせください。」では、主旨を把握し難いのは確かだと思います。 >確かに、最近こういった ぼくのいけん を垂れ流して、最期に「皆様のお考えをお聞かせください。」で無理矢理、質問形式にして規約を逃れるものが多いような気がします。 はい、仰る通りです。 今回は質問の仕方が悪くてとてもわかりづらかったですね。 もっと上手い表現方法があっただろうとも思っております。 ご指摘の当質問が規約違反にあたると思しき箇所、質問全体につきましては、どうぞその旨なりを管理者通報による削除依頼を願い上げます。 韓国（大韓民国）のタイプミスについてもご指摘を有難うございました。 正しく【大韓帝国】と打ったはずなのですが、見直しが至らず皆様にはご迷惑をおかけしました。 また、光村図書の教科書の内容を私は提示しましたが、それをこの質問中にて内容精査していただくというよりも、むしろ子ども達の日本や隣国の近現代史に関する興味を抱かせるほうに主眼がありました。 光村図書の編纂者の方には私は敬意を持っておりますし、また、あらためてご回答くださった皆様方に感謝致します。 >他国が反日か否かで、教育の内容を変える必要はありません。 >他所がどうであろうと、日本は自国が正しいと考える歴史を教えればよいだけです。 >（質問者様は、これが主権に関わることだという認識はお持ちですか。） はい、このご指摘に私は同意致します。 自国の教科書と外国の教科書、そして主権と内政干渉の別も重々弁えております。 私は今以上にもっともっと自国や隣国の近現代史への興味関心を子どもたちに抱いてほしいと考えております。 他の方のご回答にもありましたが、近現代史は科目時間の都合上授業に時間が割かれないことも多分にあるとのことですが、触れずに任せるという手法で子ども達の興味関心を削いでいる可能性も考えられます。 ただ教科書を読み理解し暗記するよりもむしろ、担当教官のオブザーバーのもと、生徒達にグループ研究させ発表させるなりすれば、後々少なからず生徒達の心に残るのではないかと思った次第です。 そして >謙虚どころか、嘘と印象操作によって、自虐史観を刷り込もうとしているとしか思えません。 正直、先の教科書の該当箇所とビジュアル的な資料集の副読本一冊だけ、というのは、私もいかがなものかなと思っております。 deepone2様の内容もまた教科書なり副読本として掲載していただけたら選択の余地が増えて良い事に違いないとも考えています。 動画のご教示につきましてもご教示有難うございました。
- bismarks0507
- ベストアンサー率31% (192/605)
結論を示そう 本件に関して日中韓の歴史共同研究で一種の結論として提示しているものがあるし、それに恩師が関係している立場からも回答して良い立場だろうから ちなみに、自分は予備校講師として世界史の参考書や教科書監修などにも関係しているので、業界人と言われうる立場である ＞問題なのはそのバランスの悪さです。 上述の日本の教科書の内容は、百歩譲ってせめて隣国が反日教育を放棄した暁にこそ採択されるべきものではないでしょうか。 どのような歴史記述にしても、事実として不平等条約の不整合性は記述しないでも想起できる つまり、教科書で主観的記述で自虐的記述を開陳せずとも、不平等条約における不整合性は気づくことが可能である つまり、絶対的に不回避の認証でありえる もはや、その問題でバランス云々を指摘するならば、『事実さえも指摘しない方法』しか手段がないのである そもそも、不平等条約という概念そのものが特定のバランス感覚の産物であることも事実であるのだがw 繰り返そう 『バランス云々を問題にするなら、歴史事実を教科書で指摘できなくなる』 では逆にバランス云々言うなら、史実として怪しい日本書紀は？というバランス問題も当然存在しうるのである これはフィクションである歴史とその歴史を主観的に解釈できる・解釈する自由がある限りは、回避できない問題である 質問者が指摘する問題を本質的に問い詰めれば、そもそも、教科書さえ全否定するしかないし、もはや検定・国定などの教科書さえ「バランスにおいて怪しい」としか言えないのである 逆に言えば、質問者や一般人に「バランス」感覚としてどこまで妥当な認識があるのだろうか？ 最終的には、教科書記述とは歴史家の主観が介在するものであって、それを鵜呑みにするものではないのであるし、そう理解するのが適切であるに過ぎない 質問者が指摘するバランスは、質問者の思想・価値観に基づくバランスであって、それが普遍的に適切なバランスである保証があるのだろうか？ そう断言できるならバランスを論説するに妥当性はあるだろうが、バランスに優れた記述などありえない。 仮に存在したとしても、記述を解釈・理解する側のバランス問題が存在するのである 上記したような問題を思慮できない程度の人間が教育・政治を評論することの妥当性について、よくよく考えるべきだろう つまり、バランス云々言う人間のバランスの妥当性の問題である 自由主義社会の自由権は、多様な価値観・人間性を認容するものであって、特定の価値観・思想を根底にしたバランス感覚だけが正当化される道理はない もはやバランスなどという問題は、当事者個人の責任であるに過ぎないのである 以上
お礼
bismarks0507様、ご回答を有り難うございます。 まず、 >上記したような問題を思慮できない程度の人間が教育・政治を評論することの妥当性について、よくよく考えるべきだろう は、私の学問的素養についてのご教示ですね。 お言葉いたみいります。 ひとえに私の勉強不足に他なりません。 >最終的には、教科書記述とは歴史家の主観が介在するものであって、それを鵜呑みにするものではないのであるし、そう理解するのが適切であるに過ぎない。 そうですね。私もそのように思います。ただ、 >バランスなどという問題は、当事者個人の責任であるに過ぎないのである 今現在、そうとは言っていられないのではないかと思うのです。 中国韓国の方々はおそらく膨大な時間と尽力を注いで自国の栄光史観なり被害史観をひたすら学んでいます。 むろん、隣国に対して和解や友好どころか仮想敵国視や憎悪を増幅させる教育は、交戦後や独立直後ならともかく、異様に映ります。 なかには海外に出たり来日して自身の歴史観や偏見を修正する人もいるでしょうけれども。 「バランス」と申し上げたのは、互いの国の教科書内容の問題だけではないのです。 中国韓国に負けず劣らず日本も歴史教育を為す必要性を感じるのです。 それには、余談なり副読本の補足程度でも、かの国々の歴史観や反日教育に触れ、彼等がなぜそのような歴史教育を受け学んでいるかも知っておいてよろしいのでは。 ご回答を得るうちに教科書はむしろ最小限度に慎ましく掲載し、隣国から干渉を受けない参考書の類を増やしたりすべきかなと思ったのですが、いかがでしょうか。 経済パートナーとして中国韓国は今や最重要な相手です。 文化の話で済めば良いのですが、いつ近現代史にふれることになるやもしれません。 彼等の言いなりになったり謝罪してばかりでは見くびられて当然です。 相手方以上に、小中学生の頃から歴史に向き合い、相手と自分の歴史を学び上手に立ち振る舞ってこそ、はじめて彼等につけ入らせないことが可能となるのではないでしょうか。 大袈裟な話ではなく、中国人や韓国人と交流が無い場合であっても、子ども達には安易ななんちゃって右翼や無関心層にはなってほしくないのです。 そしてそれはある程度私達大人の責任でもあるのではないでしょうか。
- mekuriya
- ベストアンサー率27% (1118/4052)
日本こそが反日教育をしているのですが、その認識はなさそうですね。その教科書は出鱈目だ。 その時代の朝鮮政局は、親日派・親清派・親露派が入り乱れた権力闘争で混乱していた。それが日清日露で日本が勝ち残ったことで、親日派が勢いを増して政権を握ることになった。日本はその朝鮮政府と話し合って、近代化のお手伝いをさせてもらいましょうということになった。確かに親露派の反対は押し切ったかも知れないが、親露派が朝鮮を代表していたわけではない。 日本は朝鮮に学校をたくさん建てた。それまでの朝鮮は特権階級の為の学校しかなかったからだ。近代化はまず普通教育から。明治維新後の本土と同じように教育を進めたのだ。しかし朝鮮語の教師も朝鮮語の教科書もない。西洋の近代的概念を朝鮮語で教えるのは不可能だった。それはどうしても日本語で教育するしかなかったのだ。そういう実務的な事情があったのだ。しかし日本はハングルも教えたよ。だから1920年には東亜日報がハングルで創刊できたのだ。昔の東亜日報の写真はネットでも見られるが日本語の新聞ではない。東亜日報は朝鮮人自らが発行した最初の日刊紙だ。福沢諭吉の弟子が福沢諭吉のアドバイスを受けて、日本でハングルの活字を作らせて、朝鮮半島に持ち込んだのだ。福沢諭吉は朝鮮半島の文字が読めない人々でも文字を読めるようにする為にハングル普及を支援したということなのだ。 土地調査事業は、本土の地租改正と同じ意味。土地の所有者を確定させて近代税制を確立する為だ。追い出された連中というのは公園を不法占拠していたホームレスのような連中なのだ。日本人の土地なんかにはなっていない。公有地にしただけだ。 激しい抵抗なんてなかった。日本の近代化政策を理解できなあった人がいただけだ。それは明治の日本だって同じだ。岡蒸気が走ると田畑が燃えると思い込んで鉄道敷設に反対した人は日本にだっていた。 中国・韓国・北朝鮮の教育をどうこういう資格など日本にはない。こんな出鱈目な教科書がまかり通っているなんてありえない話だ。滅茶苦茶だよ。
お礼
mekuriya様、ご回答を有り難うございます。 >日本こそが反日教育をしているのですが、その認識はなさそうですね。その教科書は出鱈目だ。 まず、忌憚のないご指摘とご教示に感謝致します。 小６と高３の受験生を抱える親として、彼等の歴史教科書を拝借して読み、はたして「これだけ」で良いのだろうか、と思った次第です。 子どもたちは器用にネットを利用します。 検索すればNo.1様のご指摘「ネトウヨ君」の独善的な説など幾らでも散見します。 玉石混交で魑魅魍魎としている世界です。 で、気がつくとつい、身贔屓で物凄く都合の良い解釈ばかり探していたりなどして。 それが真実であり信憑性があれば良いのですけれども。 また、膨大な量の歴史解説書の中から取捨選択するのは、よほど歴史好きな子でもないかぎり、そう容易なことではないはずです。 偏向も予想されます。 ですので、現行教科書に縛られないもっと多様で多角的な観点にたった副読本や参考書の類が提供されたら、子ども達にとって有益だと思うのです。 その際にはmekuriya様のご回答内容も是非とも掲載していただきたい。 だって、真実として朝鮮半島における日本の正の遺産はきちんと知っておいてもらいたいですから。 更に韓国人と対峙した際、仮に歴史話が出ず声に出さずとも「正の遺産」を心に留めているかいないかで、心の余裕が全然違うと思います。 (「福沢諭吉は朝鮮半島の文字が読めない人々でも文字を読めるようにする為にハングル普及を支援したということなのだ。」とか。） >日本は朝鮮に学校をたくさん建てた。… はい、きっと韓国の方々は下等な日本人でさえ成し得た近代化など、自分達だったらもっと上手に成し遂げていたに違いないと本気で信じ込んでいるのでしょうね。 だって、ファンタジーや起源説に関しては超一流ですから。
- poomen
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バランスをとれというのなら、朝鮮半島に関しては「書かない・教えない」もしくは「朝鮮の植民地は朝鮮人にとってよい結果を招いた」という記述になるでしょう。こうなると現状がましに思えるほどの対立を招くのではないでしょうか。 韓国・中国のように「国定教科書」でいわば「洗脳」をしている国家と張り合うと、結局こちらも戦前のような「国定教科書」による洗脳と同じ状態になります。ますます戦後問題の解決は遠のくでしょう。 中国に関しては「侵略」以外のなにものでもありません。ネトウヨ君たちは盛んに「謀略説」を唱えるわけですけども、 ・「日本列島に中国軍（国民党、共産党、ゲリラなど）は一名も上陸しておらず、日本本土で中国兵に殺害された日本人は一人もいない」 ・「日本と中国軍は中国国内でのみ戦闘した」 ということを大前提にしなければならないと思います。 バランスをとる、というのは響きのいい言葉ですが、「植民地化・併合、侵略」を正当化してしまう教育になる危険性を常にはらんでいると思います。 ではどう書けばよいのか・・私も試案はありません。が、より対立を深める方向へ記述を改めるということだけは避けるべきかと思います
お礼
poomen様、ご回答を有り難うございます。 >「植民地化・併合、侵略」を正当化してしまう教育になる危険性を常にはらんでいると思います。 そうですね。仰る通りだと思います。 >韓国・中国のように「国定教科書」でいわば「洗脳」をしている国家と張り合う はい、このたびの質問趣旨ですが、「洗脳」された自尊史観の相手方に面と向かって問われた際に、いかに臆することなく日本史、特にアジアの近現代史について述べるか、述べることができるかということ、そのための模索なのです。 今から三十年近くも経つ私が大学に入る前の話です。 渡欧先のクラスで自己紹介をしている際、ある韓国人青年が私に向かってＷＷIIと韓国に対してどう考えているのかと問い始めました。 今ほど韓国人を見かけなかった当時、ネットも当然無かったですし、余計に彼は日本人とただ討論したかっただけなのかもしれません。 だけど、突然場が静まりかえって、何だか公開裁判の被告人状態で私が戸惑っていると先生が止めてくれたのですが、彼はエスカレートして激昂し始めたのです。怖かったですよ。 最近のアジア情勢につられて、またこの嫌な思い出が蘇った形なのですが、 今思えば十代の若さでも隣国の生徒に倣い自分の歴史観と相応の理論武装をすべきだったのかもしれないと思うのです。 そして、今ならあの彼にどのように臆せず述べることができるだろうか、などと反芻せずにはいられないのです。 それには、現状の日本の教科書の記述だけでは何かが不足していると思いまして。分量的にも少ない気がします。 >より対立を深める方向へ記述を改めるということだけは避けるべきかと思います となると、教科書の記述そのものの改定ではなく、副読本や参考書の類をこども向けに増やす方法もアリでしょうか。 聞いたところ、古代史や中世のほうに時間を割いて本人も興味があるそうです。 >中国に関しては「侵略」以外のなにものでもありません。 はい、南京占領については「多くの中国人の命をうばいました。」と記されています。 また、欄外では「日本では戦勝記念の祝いが行われていましたが、外国では子どもや女性も殺した事件として報道されました。このことを日本人が知ったのは、戦争が終わってからでした。(p123)」とあります。
お礼
pem42391様、ご回答を有り難うございます。 >秦郁彦という近現代史の学者がいろいろ書いてますね。 >たしか『現代史の対決』という本には別の教科書会社の山川出版がどんな態度で歴史教科書を作っているか詳しく書かれています また、こちらにつきましてもご教示に感謝致します。 早速手にしてみようと思います。 私の高校時代も山川出版でした。上の息子もたしかそうだと思います。 シェア率が高いとすれば相応の理由があってのことなのでしょう。興味があります。 また、正しくは「大韓帝国」で私の転記ミスでした。 >むしろ子供への影響として本当に重要なのは教員でしょう。教師に変な思想がなければ、教科書なんてサラッと読ませる程度で済むかもしれないし、近現代なんて3学期の終わりごろでしょ？ 時間が間に合わないのか、間に合わせないのか授業がそこまで行かないようにして（自民党の町村信孝が以前ＮＨＫの生放送でズバリ言いましたね）日本史の勉強が終わることも珍しくないです。 教科書にもまして担当教師から受ける影響もたしかにかなり大きいですね。 同じ教科書を使用しても、その指導方法でも異なるでしょうし。 授業で近現代に及ばないとなると、教師の特定の思想に染まらずに済むのはメリットですが、近現代史に対する興味関心が薄れたり遠ざかる可能性を懸念します。 >「江戸時代は楽しい」っていう考えをやんわり教えてくれていた女流漫画家の杉浦日向子の著作なんか子供の目に触れそうな所に置いておくとかね。 はい、和服姿と笑顔が印象的なあの方の早逝が悔やまれます。 「江戸時代は暗黒時代」だなんて、まるで中世ヨーロッパのその表現を借りたみたいな感じですね。 （私はいずれもそのようにはみなしませんが） >たかが教科書じゃないッスか、親のほうが影響力大ですよ。子は親を見て育つ。 はい、大いに励ましていただいた反面、後半部分は些かお恥ずかしいかぎりです。 頂戴したご助言にあらためて感謝致します。 有難うございました。
補足
このたびはＢＡに本当に迷ったのですが、【教員の影響力】についてご回答くださった御方に差し上げたいと思います。 皆様、本当に有難うございました。