- 締切済み
青春18きっぷの青い森鉄道利用の特例
青春18きっぷで青い森鉄道を利用の際の特例に疑問があります。 Wikipediaには、「特例が適用されない例」として「青森から三戸まで普通列車に乗車」 というのがあり、「青森~三戸間の青い森鉄道乗車券が必要」とあります。 しかし、青春18きっぷの「ご案内」やJR東日本のホームページに出ている「ご利用条件」 を読む限り、単純に八戸~三戸の運賃を払えば問題ないように思えます。 【青春18きっぷのご案内】 ただし、青い森鉄道の青森~八戸間は通過利用する場合に限り普通列車の普通車自由 席に乗車できます。当該区間で下車した場合(野辺地を除く)別に運賃が必要となります。 ・津軽海峡線や石勝線のように、「相互発着」ではなく、「通過利用」となっているので、青 森から八戸の乗車に限定されていないので、八戸を越えて乗車しても問題なさそう。 ・「当該区間で下車した場合(野辺地を除く)別に運賃が必要となります」の「当該区間」は 青森~八戸間と読めるので、三戸は当該区間内にない Wikipediaだけでなく、個人で作成されたブログなどでも、このように乗車した場合は全区 間の青い森鉄道の運賃が必要とあり疑問に思いました。 また、逆に三戸~青森を乗車した場合、三戸で八戸までの乗車券を購入したらそのまま 乗れるように思えます。Wikipediaの考え方だと、この場合でも八戸で下車する必要があ りそうです。 正しいルールをご存知の方、または実際の運用状況をご存知の方、ご教授願います
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
>それとも、「通過利用」というのがこれを指すのでしょうか? そのとおりです。この「通過利用」という表現もわかりにくいのですが、 >・JR全線の普通列車(快速含む)の普通車自由席およびJR西日本宮島フェリーがご利用になれます。 ★青い森鉄道線の「青森~八戸間」は、通過利用する場合に限り普通列車(快速含む)について、運賃を収受することなく利用できます。 http://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=1854 と記載があるのがポイントです。この「通過利用」は「何を(どこを)対象とした通過か」というのが書いてありません。しかし文章の流れからすると「何を(どこを)」=「JR全線の普通列車(快速含む)を」と読めます。また、JRグループの企画乗車券なのですから対象前提がJR全線とされるのも理解できます。 そうすると、「青森以遠のJR全線から(青森~八戸間を通過して)八戸以遠のJR全線まで乗車する場合」はこの特例の対象になると解釈できます。よって、八戸線は対象になるが三戸方面は対象にならないこと(青森~三戸間の運賃が必要)になります。 >・「当該区間で下車した場合(野辺地を除く)別に運賃が必要となります」の「当該区間」は 青森~八戸間と読めるので、三戸は当該区間内にない 確かに三戸は「当該区間」にはありませんが、三戸へ行ったという時点で青森~八戸間を「通過利用」したことにはなりませんのでそもそも特例は適用できず、原則どおり(JR全線のみ有効)となって精算区間は青森~三戸となります。 あるいは、JRの立場に立って考えると割とわかります。たとえば「弘前~青森~八戸~本八戸」と乗車した場合、青森~八戸間はトンネル状態になっていていわゆる「通過利用」です。しかし「弘前~青森~八戸~三戸」と乗車した場合、青森以遠は(JRの立場では)通過でも何でもありません。弘前~青森間はJRの旅行になりますが、その先三戸までは末端のローカル私鉄に乗り換えたのと同じことになりますから(JRの立場では)当然一切何も関知しないわけです。 結論としては各サイトなどに載っているとおりでして、青い森鉄道のHPにもそのように記載されています。 http://aoimorirailway.com/cgi-local/qa_list.cgi ただしここで問題が1つあって、青森・野辺地・八戸の各駅とも、JRと青い森鉄道は改札・構内を共用しています。しかも青春18きっぷはこの3駅での途中下車を認めています。なので、あくまでルール上は上記のとおりなのですが、本当に原則どおりの「通過利用」ができているかどうかは判別できないことになります。たとえば「弘前~青森~八戸」と乗車した場合、青森~八戸間は通過でも何でもありませんから原則どおりなら特例対象外です。しかし八戸から八戸線に乗り継ぐつもりで途中下車するのか、それとも八戸以遠は乗らないつもりなのか、別途八戸~三戸間のきっぷを買うつもりなのか、あるいは八戸線に乗ってきて八戸で降りるのか…様々なパターンを八戸駅では判別できません。したがって、通過利用するかしないかどころでなく、たとえば青森~八戸間のみのようなJRが全く関わらない乗車でも結果としてOKになってしまいます。 この矛盾を解決するための苦肉の策的な表現として、冒頭のJRの案内文、あるいは青い森鉄道のHPの記載があるのではないかと思います。 実際の乗車にあたっては、wikipediaなどに記載されているとおり、八戸で途中下車して八戸~三戸間のきっぷを買えば特例を使うことができます。 >・津軽海峡線や石勝線のように、「相互発着」ではなく、「通過利用」となっているので、青森から八戸の乗車に限定されていないので、八戸を越えて乗車しても問題なさそう。 結果的には「相互発着」と似たようなこと(途中下車)をする必要も出てきますが、趣旨も意味も違いますので分けて考えなければなりません。なお、八戸で降りずに通しで乗った場合との不公平が出てしまいますが、現状でも運賃、料金、あるいは企画乗車券の買い方などに関して途中駅で下車した方が安くなるケースも多くありますし、青春18きっぷ自体が汎用性のある企画乗車券ではありませんので、その辺りを考慮したうえで決められたルールなのではないかと思います。
- tetu758
- ベストアンサー率58% (810/1390)
「通過利用」とは離れ小島となった路線内の駅に対してのJR路線に対する処置であり、この場合は所属が東北線のままである路線が対象となります。 大湊線、八戸線は在来線での接続ができなくなり、所属する路線が東北線ですので対象となります。 花輪線は以前は東北線の所属でしたが現在は奥羽線の所属に変更になり、対象から外れました。但し所属する管理支社の扱いは盛岡支社のままであり、秋田支社に引き継がれておりません。 利用する際には青森駅(奥羽線、津軽線)、野辺地駅(大湊線)、八戸駅(八戸線)からの関連路線からこれらの駅に対するJR路線に対する処置ですから、青い森鉄道の途中にある駅では乗降ができません。それにより関係のなくなった三沢駅、三戸駅等で乗降する際には対象となる区間の利用料金が必要となりますし、救済はありません。仮に三戸駅から大湊駅に行く場合は一度八戸駅で改札を出て、再度乗降をする必要はなく、通算された運賃で計算されます。 私の場合はこの制度が実施されてから青春18、鉄道の日キップ等でこの区間を実際に利用しており、JRを私は全線踏破をしておりますから再度乗り直しの際に確認しております。
- tetu758
- ベストアンサー率58% (810/1390)
これは接続する八戸線(八戸駅~久慈駅)、大湊線(野辺地駅~大湊駅)に移動する際に乗車は認められますが途中下車は野辺地駅、八戸駅、青森駅の3駅以外での途中下車は認められいませんから途中下車すると正規の運賃が請求されます。目時駅~八戸駅は在来線接続の非対象になり、三戸駅から八戸線等に乗換える場合には利用できません。 これに関しては離れ小島になる路線を青春18きっぷ、鉄道の日キップを利用できる様にする為の処置ですし、花輪線(大館駅~好摩駅)は大館駅が接続できますので好摩駅からいわて銀河鉄道で盛岡駅に移動する場合には適用されないのと同じです。
お礼
回答ありがとうございます。 しかし、これではWikipediaに書かれていることをそのまま転記されているのと同じなので 今回の疑問解消には至りません。 >>これは接続する八戸線(八戸駅~久慈駅)、大湊線(野辺地駅~大湊駅)に移動する際 に乗車は認められますが この制度の趣旨は理解しているつもりです。しかし、このルールの記載は案内等には見当 たりません。それとも、「通過利用」というのがこれを指すのでしょうか? もしこのルールが正しいなら、青森から八戸まで乗車して八戸で下車、切符を買い直して 三戸へ行くことはできなくなってしまいます。(必ず接続JR線に乗り継ぎが必要?) 自分が初めてこのルールを見た時は、「いわて銀河鉄道の好摩~盛岡が使えないのと同様」 ではなく、「いわて銀河鉄道の好摩~盛岡は使えないが青い森鉄道の八戸~青森は使える」 と思ったので、今回の質問をしています。