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ミジンコ・ボウフラ・イトミミズの関係は

水生植物が好きです。 ミジンコのいる土を20年前に添加したら、陽光地の鉢には繁殖してボウフラは以来皆無でした。 近年ミジンコがいなくなりました。 イトミミズが猛烈に繁殖しています。 ボウフラがいます。 ミジンコのいる土を貰いなおそうか、水生植物を辞めてしまおうかと悩み、次の質問をします。 イトミミズは、ミジンコを駆逐してしまうのでしょうか。 イトミミズは、ボウフラやその卵を食べないのでしょうか。

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回答No.1

1938_8さん、こんにちは 早速ですが、以下の質問にお答えします。 (1)イトミミズは、ミジンコを駆逐してしまうのでしょうか。 「有限の生態学」で一般に知られる栗原康先生が、雑誌「化学と生物 1983年21巻243-249頁」の中で、イトミミズが存在すると、タマミンコもオカメミジンコも増加するという研究結果を報告しております。湧いていたミジンコは、おそらく単為生殖するタマミジンコだと考えられますので、仮にイトミミズが土中に眠るタマミジンコの耐久卵を食べるにしても、一個でも生き残れば、タマミジンコが再び大量に増殖する可能性があります。イトミミズが増えてミジンコが見られなくなった原因として考えられますのは、前者は土壌の乾燥に弱く、前者の耐久卵はむしろ乾燥により孵化率がアップするので、長年の湛水によってイトミミズの越年が勝ったのも要因ではないかと考えられます。 (2)イトミミズは、ボウフラやその卵を食べないのでしょうか。 イトミミズがボウフラやその卵を食べる可能性はありますが、イトミミズは水底に生活し、ボウフラは水面に生活しておりますので、お互いが出会う可能性は低いのです。 ※可能でありましたら、 (1)ドジョウとメダカを入れてボウフラの発生を抑止する方法や(イトミミズやミジンコも全滅するかも知れません)、他の方法として、(2)ミジンコとボウフラの餌が似ているので、ミジンコがボウフラの生活の場を奪う可能性がありますし、カイミジンコが大量におりますと、ボウフラを群れで襲う可能性もありますので、(水草が少し枯れるのをがまんするか、貴重な水草だけ一時避難させてた後)土壌の水を一旦抜いて、土壌を少し乾燥させてイトミミズを減らしてミジンコ類の発生をうながせば良いかと思います。 それでは検討をお祈りします。