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囲碁のシチョウは現実的か?

囲碁の入門書を読めば、「シチョウ」について掲載されていると思います。 はじめて、「シチョウ」を知ったときは斬新性もあって、すごいな! と記憶に残ったと思います。 しかし、実際の対局で、盤上を斜めに横切るような、10子以上を取れるようなシチョウに出くわしたことがあるでしょうか? アタリアタリと連続でやってくれば、「何かおかしいぞ?」と気付くのではないかと思うのです。 入門書に載っているような「シチョウ」は、非現実的に思えてならないのですが……。 ご意見を聞かせてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • nung
  • ベストアンサー率40% (69/169)
回答No.1

入門書にあるシチョウは、シチョウという物を初心者に説明するための例です。 上達すれば、シチョウの結論が頭の中で読み切れます。 もし、お互いに自信があれば、10子以上を取る所まで、進行しますが、どちらかが必ず読み間違えており、読み間違えた方がその碁は負けです。 >しかし、実際の対局で、盤上を斜めに横切るような、10子以上を取れるようなシチョウに出くわしたことがあるでしょうか? 何度もあります。 プロ級になると、読み間違えることは、絶対にありませんが、普通のアマチュアレベルであれば、読み間違えることはしょっちゅうです。 初段クラスでも、きちんとシチョウを読み切って打つ人はあまりいません。 だいたい皆さん、カンでシチョウを逃げ出します。 ある程度逃げてしまったら、それで碁の勝敗は決まりますので、もう最後まで行くしかありません。 そして、本当にシチョウにかかるかどうか読めないので、盤上で確認するために、最後まで打つ人が結構います。 >アタリアタリと連続でやってくれば、「何かおかしいぞ?」と気付くのではないかと思うのです。 >入門書に載っているような「シチョウ」は、非現実的に思えてならないのですが……。 何かおかしいぞ?気付いた時点で、その碁は負けです。 初心者レベルでは、その重大さが理解できないと思いますが、上達すれば、それだけで勝敗が決定する程の、決定的な失策です。 「シチョウ知らずに碁を打つな」という格言がありますが、それは、上記を意味しています。 シチョウにかかるかどうか、読み切ってからシチョウを追いかけるべきであり、逃げる方は、シチョウにかからないことを読み切ってから逃げるべきです。 と言っても、単純なシチョウならアマでも読めますが、複雑なシチョウは、有段者でも読めなかったりします。 入門書に載っているシチョウは、非常に単純なシチョウです。 誰でも分かるようなシチョウを最後まで逃げるのは、現実的ではないと思いますが、最後まで読み切るのが難しいシチョウは、実戦中、いくらでも出てきます。 例えば、添付の図のようなシチョウです。 碁盤に並べて、シチョウにかかるかどうか、調べてみて下さい。 結論は、「シチョウにかかる」のが正解です。 また、下記の質問でも、シチョウの問題を提示しましたので、ご参照下さい。 http://okwave.jp/qa/q7416491.html

dv8hjkwf
質問者

お礼

長文解答ありがとうございました。初段でもポカをするとの指摘には驚きました。そんなものなんですね。精進して、棋力を磨きます。

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