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貧血について
貧血についてお伺いいたします。 50代後半の女性です。 若いころから貧血と診断されていたため、貧血に伴う諸症状が現れたら鉄分を継続して3カ月ほど飲むのを習慣にしていました。しかし鉄分を飲んでもヘモグロビンが12を超えたことはありません。 最近鉄過剰症が気になりフェリチンを調べてもらいました。結果は134と多めです。 よって鉄欠乏症ではないといううことだと思います。 ヘモグロビン11、赤血球数365、MCV100、肝機能の数値は正常範囲です。この結果から悪性貧血の可能性はないのでしょうか? その場合、精密検査をしたほうが良いのでしょうか? ご教示ください。 最近疲れ気味なので気になり質問いたしました。
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- mekuriya
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貧血の原因は必ずしも鉄欠乏とは限りません。銅欠乏性貧血など、様々な種類があります。ただ鉄分が限られた食材に偏在していて、鉄の吸収を阻害する物質もあって、偏食や食べ合わせによって容易に鉄欠乏となりやすいのに対して、銅はほとんどどんな食材にも含まれる微量元素で、必要量も鉄ほど多くはないので、偏食や食べ合わせで銅不足になることはほとんどありません。ただし銅の吸収を阻害するほかのミネラルの過剰摂取、例えばサプリや薬剤の常用によって銅不足になる可能性はあります。また先天的な要因によって銅を食べ物から十分摂取していても血中の銅が不足してしまう可能性もあります。一応、質問者さんの場合も銅欠乏性貧血を疑う必要はあるかも知れません。 また疲れやすいといった症状は必ずしも貧血とは限りません。ある種のアミノ酸、ミネラル、ビタミンの不足によって、そうなる場合もあります。だから食習慣に問題がある可能性も否定できません。本人だけが問題ないと信じきっていても、見る人が見ればとんでもない食習慣であることも多いのです。 いずれにしてもあてずっぽうで対処しても意味ありませんから、精密な血液検査を実施して、問題を明確に突き止めたほうが良いと思います。 以上のように先天的な問題、食習慣に起因する栄養不足、またはなんらかの病気に起因する代謝異常が疑われます。早急に病院で検査を受けてください。
お礼
貧血に銅が関係しているとは思ってもみませんでした。 素人判断は何においても危険ですね。 おっしゃる通り一度精密検査をしようと思います。 参考になりました。本当にありがとうございました。