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天秤でおもさを量る問題の解法と証明
- 8個の異なる分銅の中で1番目と2番目に重い分銅をなるだけ少ない回数で見つける方法と、9回を超えない証明について教えてください。
- 8個のトーナメント戦を行い、準優勝者と優勝者の対戦結果から1番目と2番目の重い分銅を特定する方法があります。しかし、8回以下の方法が存在するかどうかの証明はされていません。
- この種の問題について一般的な理論があるかどうかも教えてください。
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一対比較で1位を決めるのにはn-1回の比較が必要かつ十分である(∵トーナメントをやれば,比較を1回やる度に「こいつは1位ではない」と証明される分銅が1個だけ生じるから.トーナメントの組み方は関係ありません).以上が「一般理論」でしょう. さて2位を決めるのには,「トーナメントにおいて,最終的に1位になった分銅と直接対決して負けて退場したやつ」すべての間で比較が必要になります.もちろん,トーナメントの組み方によって,必要な比較の数は異なります. たとえば「たまたま」分銅1は他の分銅と総当たりで勝負する(つまり,他の分銅はどれも1回だけ勝負し,どの勝負でも相手は分銅1である)というトーナメントをやって,「たまたま」分銅1が優勝した,という場合なら,残り全部の分銅の間でトーナメントをやり直すことになるから,あとn-2回の比較が必要です. あるいは「たまたま」分銅8の初戦は決勝戦であって,「たまたま」分銅8が優勝した,という場合,2位を決めるのに比較は要りません. さらに,「一対比較ではない比較(3個以上の分銅を一度に天秤に掛ける)」ということが検討されていません.たとえば,「たまたま」分銅1が100kg, 分銅2が10kg, 分銅3~8がそれぞれ1g以下,という状況において,「たまたま」分銅1と残り全部とを比較すれば1位が決まり,さらに「たまたま」分銅2と分銅1以外の残り全部とを比較すれば2位が決まる.だから,(分銅が何個あろうと)2回の比較で判定可能である(「これが1位であれが2位だ」と証明できる)ような場合が確かに存在する訳です. かくて,問題の設定の曖昧さが関わって来ます,上記のような「たまたま」をどう扱うか,ご質問には明言されていないという事が,その曖昧さです. もちろん「そんなたまたまなんか,認める訳が無い!」というのがフツーの考えでしょう.が,だったら「x回以下ではできない(たまたまを除く)」という言明の,命題としての厳密な意味は何か,ということを改めて問わねばなりません.要するに,「たまたま」じゃない,とはどういうことか,というのがポイントです. で,実際,ご質問にある「回答」は,「x回以下ではできない(たまたまを除く)」を厳密化した命題(一通りだけとは限りません)のどれかにおいて,おそらく最良の回答になっているように思われます.それらの命題さえはっきりすれば,証明は多分難しくないでしょう. 最終的に,その証明ができるような命題のうち,最も条件が緩いものを選んで,問題を言い直すことになると思います.
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- MagicianKuma
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nの場合は、n-1+Ceil(log[2]n)-1になると思います。証明は私には難しい。 n-1は1番目を決定するのに必要な回数、この1番目に負けた人を集めてトーナメントを同様にやれば2番目が見つかる。1番目に負けた人の数は、最大では、log[2]nを切り上げた人数となる。
お礼
回答 ありがとうございました。
- EFA15EL
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重さは全て異なり、どれぐらい違うかも分からない、と。 それは確かにトーナメントでもするしか無さそうです。 これで7回は確定。 次の対戦は準優勝と優勝者が準優勝者以外に破った分銅(2つ)ですよね。 優勝者の1回戦の相手が2位の可能性もあるのですから。 というわけで、少々相手は違いますが9回に同意します。 証明問題じゃないならこれで良いんじゃないかなあ。
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回答 ありがとうございます。
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