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新生銀行株の見通しは
今度上場される新生銀行株ですが、見通しはどうでしょうか? イ・アイ・イーから損害賠償の裁判を起こされるというのが気になるところですが。
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2004年1月19日 S&P記事 新生銀行の再上場、格付けには影響なし アナリスト: 大槻奈那、東京 電話03-3593-8685 新生銀行(BBB/安定的/A-3)は16日、2月末に株式を東京証券取引所に上場すると発表した。新株の発行や優先株の買い戻しは予定されておらず、自己資本の水準や質に変化はないことから、同行の格付けには影響しないとスタンダード&プアーズは判断している。上場後も米リップルウッド・ホールディングスを中心とした投資組合ニューLCTBパートナーズが議決権67%を保有し、引き続き筆頭株主となる。 新生銀行は同日、2003年第3四半期(2003年12月末)業績と通期見通しも発表した。2003年12月末の不良債権は1,323億円と、2003年9月末比14%減(2003年3月期末比43%減)となった。引当率も高い水準で推移しており(ただし2003年12月時点の引当金額は開示されていない)、邦銀としては極めて珍しく、9月末時点で不良債権が全額、引当金でカバーされていた。 2004年3月期の当期純利益は前期比22.6%増の650億円と予想されている。上期の業績が堅調だったことや、下期も不良債権処理費用が低水準にとどまる見込みであることを考慮すると、概ね実現可能とスタンダード&プアーズはみている。この予想当期純利益は2003年9月期末のリスク資産の1.45%相当と、大手邦銀のなかでも高い水準である。ただし、トレーディングなど変動の比較的大きい収益源への依存が高いことから、安定した収益源の確保が引き続き課題となろう。 2003年9月中間期末のTier1自己資本比率は15.44%と、大手邦銀を大きく上回るが、Tier1には資本性に劣る優先株が多く含まれる。株式上場後も優先株は残ることから、同行に対する自己資本基盤の評価に変更はない。一方で、上場に伴って資本調達の柔軟性が増す点はプラスに評価できる。
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- garnetscrein
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上場するときに考えましょう。 上場延期の可能性もあります。