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V22のプロペラ機をジェット機に変更可能?

オプスレイのプロペラ機をジェット機に改造変更した場合、飛べますかね?

みんなの回答

  • ultraCS
  • ベストアンサー率44% (3956/8947)
回答No.3

出力の問題は別として、ジェットだと現在のスタイルの双発では安定した離陸は難しいでしょうね。あのでかいローターがぐるんぐるん回っている事によるジャイロ効果による安定は相当のものです。 これがジェットでは得られませんから。ジェットの細い噴流だけで安定するには最大三点で支える必要があります。機種か機尾にリフトエンジンを置くか、尾翼端にもエンジン(ティルト出来るのが望ましい)を設置する必要があります。 別の案として、コアンダ効果を利用するという考え方があります。エンジンの廃棄の一部を翼に設けた空洞のダクトから下に吹き出し、同時に周囲の空気を巻き込んで水力を稼ぎます(ダイソンの扇風機の原理です)。これを主翼と尾翼に使ってうまくいけばジェットかも可能です。ただし、このアイディア自体は過去に試されています。 ロッキードXV-4Aハミングバードはホバリングと遷移飛行に成功しており、子アンダー効果でVTOLが可能なことは判ったのですが、思った成果はえられませいでした。 http://en.wikipedia.org/wiki/Lockheed_XV-4_Hummingbird 次に作られた、オーギュメンテッドウィング(thrust augmented wing)を使ったロックウェルXFV-12は試験塔での実験で終了しました(とても恰好いいんだけどね)。 http://en.wikipedia.org/wiki/XFV-12 この両機の試験結果では、コアンダ効果による推力増加は20-30%程度でした。一方ダイソンの出している数字は1500%で、噴出流の速度などで大きく効果が違うのかも知れません。もしかすると、現在ならもっと効果のあるオーギュ面テッドウィングが開発できるかも知れませんが、それまでオスプレイの配備(と言うか、チヌークの退役)を待てませんからね。

japon1977
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  • sailor
  • ベストアンサー率46% (1954/4186)
回答No.2

たぶん無理でしょう。ジェットとプロペラでは揚力を得る効率はプロペラのほうが大きいですからね。同程度の出力のエンジン(オスプレイはターボプロップなので)同程度のジェットでは全く無理でしょう。また、VTOLをあきらめたとしても、主翼面積が小さいですから機動性は決してよくないでしょうしSTOLとしても失格でしょう。実際水平飛行でも、ローターは水平よりやや上向きにして主翼の揚力+ローターの生み出す揚力で飛ぶ設計のようですしね。 VTOL時の最大重量が24tほどのようですから、ジェットでこれだけのものを持ち上げるとするとはるかに大きなエンジンが必要ですね。F15に搭載しているジェットエンジンを2台でアフターバーナー使っても足りませんね。それに、ジェットでVTOLやると高温のジェットを下向きに排出することになるので、降りる場所を考えないと火事になったり大変ですね。ましてアフターバーナーなんか使えば超音速で噴出する超強力な火炎放射器みたいなもんですから、たまったもんではないでしょう。 それから、VTOLではそれだけの推力が必要なのに、いったん水平飛行を始めたらエンジンの推力はまるっきりあまってしまうと言うことになりますから、不経済極まりないでしょう。

japon1977
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  • mrkato
  • ベストアンサー率47% (1008/2121)
回答No.1

揚力になる風圧が半端なく要るのが問題ですし、 バードストライク(ごみ巻き込み)危険度が加わります。 艦載機で海兵隊も運ぶ用途だったのが大きい制約ですね。 ジェットヘリコプターの延長としてエンジン併設できていたら、 遅いなりにオートローテーション機動も得られたでしょう。 でもガソリン系と灯油系の別にタンク要るから、無理か。

japon1977
質問者

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