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先天性臼蓋形成不全にともなう腰痛はリハビリで楽になりますか

20歳を過ぎた頃から腰が痛くなりました(現在28歳です)。 長時間の中腰・掃除(重たいものを持つ)・徒歩をすると、立ちあがれないほどの激痛が走ります。上半身を縮めたままでしばらく動かないでいると、ようやく息ができるようになるくらいです。 横になって腰を左右に倒して「ゴキッ」となれば楽になります。 骨がはまる感覚です。 運転中や椅子に座っていて腰が痛くなった時は、左右にひねったり肛門をギュッと閉じると(変な話ですが)骨がはまる感じがして楽になります。 仕事はデスクワークなのですが、25歳くらいからはいつも右足が痺れているような感覚が続き、右膝が痛むようになりました。 右腰に重い痛みを持ちつづけているのが気になり、26歳の時病院で検査を受けたところ「先天性臼蓋形成不全」と診断されました。 腰痛なので骨盤に原因があると思っていたのですが、股関節に原因があったということ、また先天性なのに大人になってから発症したことに驚きました。 病院では筋肉の緊張を和らげる薬と鎮痛剤を出されましたが、それでは一時的に楽になるにすぎません。一生この痛みと付き合っていくのなら、リハビリなども受けてみたいと思うようになりました。 最近では歩いている最中に太ももの付け根が抜けるカンジで、痛みで立ち止まってしまうことがあります。 以前整体の先生に身体が歪んでいると言われたこともありますし、自分でも骨盤が広がっている気がするので、その補整もできればいいと思っています。 わたしのような症状は一般的なことなのか、特殊なことなのか分かりませんが、リハビリ科のある病院でこんな曖昧な訴え方で満足のいく治療はしてもらえるのでしょうか? 長い質問で読みにくかったと思いますが、教えて頂けたらうれしいです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • himero
  • ベストアンサー率69% (65/94)
回答No.2

 「先天性臼蓋形成不全」という状態は、生まれてから成長していく過程で、太ももの骨(大腿骨)がきっちり股関節内にはまっていないために起こります。「臼蓋」とは、大腿骨の頭の部分を支えるための骨盤側の受け皿に相当しますが、この部分は大腿骨頭に刺激されて正常な形に成長していきます。ですから生まれた時に「先天性股関節脱臼」があった人は、この状態になる場合が多いです。しかし、時にはこの状態が分らずに経過し、成人になってから股関節痛が出現したため、「臼蓋形成不全」を発見される人も少なくありません。Nyancoさんも、もともとこの状態であって、症状が出たのが最近のはなしだったのだと思います。  治療や経過についてはimoさんの仰られていることが中心になりますが、もちろん手術は最終手段なので、普通はリハビリを中心に治療を進めていきます。  片方の股関節にこれがある場合どうしてもこれをかばうため、歩き方のバランスが悪くなり、ついには腰椎にまで負担がかかり腰痛を合併します。  レントゲンを見ていないのでなんとも言えませんが、基本的に股関節を守る場合、「外転筋力訓練」をします。「臼蓋形成不全」のある人は、大腿骨が外側へずれていく傾向にあるので、これを押さえ込むように筋肉でカバーするわけです。「中殿筋」という筋肉がこの役目をするのですが、この筋肉は「股を開く」ための筋肉なので、この筋肉を鍛えていくことで「大腿骨頭」は股関節内にとどまり、外側へのずれを防いでくれます。  再度、整形外科を受診し、リハビリの指導を受けられたらいかがでしょうか。まだお若いので頑張ってリハビリを続ければきっと痛みを和らげることが出来るはずです。頑張って下さいね。

nyanco
質問者

お礼

ご回答、どうもありがとうございます。 ちょっとウルウルしてしまいそうです。 ちゃんとリハビリで治療することができるんですね! ホッとしました。 先天的なものは治らなくても、筋肉で補うことができるなら今が始め時かもしれません。 病院では薬をもらうだけじゃなくて、治療してもらいたいという事をちゃんと訴えないと「良くある事ですよ」で済まされてしまうようです。 もう一度病院に行ってみます。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • wakaba
  • ベストアンサー率50% (16/32)
回答No.3

リハビリテーションはもhimeroさんが答えてらっしゃる通りで、とりあえず筋トレが必要であり、重要となってきます。臼蓋形成不全の患者は人よりも体を支える部分が狭いために、関節のクッションとなる軟骨が人よりも早く傷んできます。その負担をカバーするために筋力をしっかり付けていかなければ軟骨のみならず関節の変形する速度を抑えることができません。 痛みが強い時期、股関節に長時間の負担をかけ続けると更に痛みがひどくなります。まめに姿勢を変えるなり、重い物を持つことは避けるようにしましょう。 それでも踏ん張るような動作が必要なときには、足を軽く開き膝をやや外向きにする「がに股」の姿勢の方が少しは体重支持面が広くなるので負担が軽減します。 逆に内股で立って動作するのは避けた方が、長い目で見て好ましいと思います。 無意識的に傷む足をかばうことで動く姿勢が不自然となるため腰痛が生じることもあります。ただこの場合、股関節後面から生じる痛みが腰に近い部分(お尻よりちょっと上)に感じ、それが広がって腰痛と感じているのかもしれません。 骨盤のゆがみは結構みんな潜在的に持っていますよ。今修正しても、痛みをかばうアンバランスな動作を繰り返すとすぐにまた戻ってしまうと思います。(整体ってよくわからないけど、似たような手技を勉強したことがあるので…。) 以上、22歳で両臼蓋形成不全を指摘された理学療法士より。 (現在も痛みを抱えつつ仕事してます。筋トレして今のところ比較的快調!  体重管理も大事。長期戦になりますが頑張りましょうね)

nyanco
質問者

お礼

ご回答、どうもありがとうございます。 wakabaさんも同じような症状を持っていらっしゃるんですね。 それでも筋トレと体重管理で比較的快調に過ごされているなんて、私も見習わないと! それにしても病院の先生はどうして治療を勧めてくれないんですかね? リハビリや体重管理で楽になると教えてくれていたら、もう少し早く取り組んでいたのに・・・なんて愚痴を言ってもはじまりませんね。 なるべく早めに病院に行ってきます。 確かに長期戦になると思いますが、たくさん同じ症状の方がいらっしゃると思えばがんばれそうです。 励ましていただいて、ありがとうございました!!

  • imo
  • ベストアンサー率35% (28/78)
回答No.1

私も両股臼蓋形成不全で昨年左側を臼蓋回転骨きり術という手術をしました。 ネット上にも沢山の同じ病気で生活している人がいます。 nyancoさんの症状もよく聞く症状です。 今は「臼蓋形成不全」ということのようですが そのまま無理をして生活すると「変形性股関節症」に進行していきます。 そして、最後は人工股関節を入れることになります。 体重を増やさない。重いものを持たない。筋力をつける。杖を突く。ことで ある程度、痛みや進行を遅らせることができます。 「腰痛」や「坐骨神経痛」と勘違いして治療を続けていて 治療のタイミングをはずしてしまう方もいますので 信頼できる股関節専門の先生をみつけて定期的にレントゲンを撮られることをお勧めします。きっとそこでリハビリの方法も教授してもらえると思います。 自分ではサイトを持っていないのでここではあえてURLはかきませんが 検索サイトで「臼蓋形成不全」or「変形性股関節症」 で検索すると簡単にみつかるとおもいますので探してみてください。 きっと、「みんないっしょじゃん」とおもえますよ。 ちなみに私も28歳です。

nyanco
質問者

お礼

ご回答、どうもありがとうございました。 imoさんの場合は私よりも大変そうなのですね。 手術もされたとのこと、お大事になさって下さいね。 「治療のタイミング」という言葉にハッとしました。 きっと今がそうなのかもしれません。 ネットでいろいろ調べて、知識を豊富にしたいと思います。

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