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なぜ飛ばされない?
稚拙な質問と思いますが教えてください。 最近、思っていることがあります、いや少し前からかな。 地球の赤道は約4万KM(4万77KM)と言われています。 24時間で1週(1回転)すると、時速1666.6キロとなると思います、高速ですね。 なぜ地球上の諸々のものは飛んでいかないのですか。 大気圏内のことま、たは引力等が関係しているのですか、地球が高速で自転しているので ちょっと気になっています。 当たり前のことが、気になっています。
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そもそも「遠心力とは?」から説明しますね。 物が一方から力を加えると加えた方向に直進し動きます。 ボールを正面に水平方向に投げるとボールは飛びますが、その間も引力という下方向の力が加わり続けますので徐々に下降はしますが、方角だけは正面なら正面に行きますよね? 地面を転がせば障害物など他の方角に進めようとする力が加わらない限りはまっすぐ進みます。 ここで遠心力ですが、加えられまっすぐ進もうとする物に円軌道方向に「曲げ続ける」力が継続的に加えつつづけられるために、「まっすぐ行こうとする力」と「円方向に曲げようとする力の差」が遠心力です。 この場合、真っすぐ行こうとする力の大小(移動速度)と曲げようとする力の大小(角度)が大きいほど遠心力は強くなりますので、一定の速度で直進しようとする物に対して、円軌道で曲げようとする円の直径が小さいほど遠心力は強くなります。 野球のボールにひもを付け、ぐるぐる振り回す場合、1mのひもで時速30kmの速度で振り回す場合と、10mのひもで同じく時速30kmで振り回す場合とでは、曲げようとする角度(円の直径)が小さいほど遠心力は強くなります。 さて、質問の場合、時速1666.6kmで進む物体を「10m」ひもで振り回す場合と、地球の直径「12700km(とする)」で回す場合との遠心力の差は? 計算せずとも感覚として何となくわかりますよね? まっすぐ進もうとする物体にとって、ばかでかい地球円周軌道で曲げられようとする時の遠心力は「限りなく直進に近い」わけです。 曲げ続けられるにしても、その角度は微量なわけで。
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- iapetus
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北極、南極で1kgあった物体は、赤道では、3.4g(0.34%)軽くなります。 この重さの減少分が、自転により発生している遠心力に他なりません。 1kgの物体は、質量が1kmなので、地球に1kmで引き付けられているが、3.4gの遠心力で、垂直方向に引っ張り上げられているが、重力が勝っているため、その物体が飛び上がるということは起こらないのです。 地球の自転速度が速い回っていても(相対的な主観であって、絶対的尺度を元に仰っている訳ではないので)、地球がとてつもなく巨大な球旧なので、回転の曲率が非常に緩やかとなり、モノが飛び去る程の遠心力が発生しない、とも言えます。
お礼
分かりやすい説明。有難うございます。
- oldrookie
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遠心力より引力が強いからです。 月に水や大気が無いのは、 月の引力が弱く、遠心力に負けて 地表に留めておけないからです。
お礼
明解な説明有難うございます。
お礼
早速の説明有難うございました。 親切、丁寧な説明で理解できると思います。 有難うございました。