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EURO2012スペインの強さ
スペインが優勝しました。 スペインと言えばグアルディオラ率いた バルサのようなボールを支配するサッカーをイメージします。 では何故、スペインはバルサとは違う監督や選手でもバルサのような サッカーができるのでしょうか? 例えばスペイン以外のリーグに所属する、スペイン代表選手は クラブチームではそれは再現できないのでしょうか? 他のチームでは不可能なのでしょうか? シャビやイニエスタとプレーする事で周りも上手く機能して 魔法がかかったようになるのでしょうか?
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すんません、書いてて思い出したので補足です。 スペイン以外でできるのはニッポンです、そのワールドユース準優勝チーム;小野・遠藤・稲本・小笠原らに中田ヒデや俊輔が加わった、何かと評判の悪いジーコ時代。 対イングランドに引き分けた小野のゴールシーン。 コンフェデの対ブラジル;開始早々ヒデ・小笠原を中心に6・7本パスつないで一度も触らせずにゴールまで結びつけたシーン(不可解なオフサイド判定で取消し)。 さらにWカップ直前のドイツ戦の高原の2点。スペイン流の緩急パスではなく、いずれも電光石火の、さらに速いワンタッチのパスつないで完全に崩した美しいもので、強国も右往左往してたっけ。 又、オシムのアジアカップ、オーストラリア戦、俊輔・憲剛・遠藤・阿部で組んだMFは凄かった。 試合はPK戦勝だったと思うけど、回すだけのパスではなく縦にもつないで完全にゲーム支配してた。 どのチームもFWかDFに難ありで成績伴なわなかったけど日本サッカーの評価は高まりましたよ。 あのまま行ってれば、そしてバルサのようにボール奪取の守備の約束事が確立してれば、、、と返すがえすも残念です。 今でも中盤の組合せを考れば、亜流ではない日本流は可能なんですけれどね。ユース決勝の2チーム;スペインと日本、象徴的です。また今夏、当たりますね。 今後に期待です、それまではナデシコか。
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- からあげ ミームン(@marc2bolanti)
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私最初にスペインのパス回しに心底驚いたのは、1999年ワールドユース決勝;あの日本黄金世代との4-0の一戦です、小野が欠場したせいもあるでしょうが「何もできなかった(遠藤)」。もちろん今のバルサのポゼッション率には劣りますが、パス主体の戦術に見合った技術が他チームとは段違いでした。 その中心にいたのがシャビで、今ナショナルチームに残ってるのは彼とカシージャスだけです。つまりバルサだけでなく、スペイン全体がユース年代からの強化でパスサッカーを志向し始めたのが’90年代です。その上世代;’80年代のブトラゲーニョ・その後のラウルやモリエンテス(皆レアルマドリのエース)のチームまでは違う戦術でしたよ。変ったのは2000年頃で、当時CLに出たデポルティボ・ラコルニャやバレンシアなどが綺麗にパス回し始めた気がします。この年代はバルサ所属経験なくとも慣れてるのでしょう。 しかし、中村俊輔が入ったエスパニョールは「パスが頭越し]だったし、カッペロやモウリーニョのレアルは当然バルサ流を出来るわけ無いので、監督次第です。 ちなみに今回のデルボケス監督はレアル銀河系団で2000年前後2度、リーガ制覇してますね。その人が代表でバルサ風戦術採用したのはやはり、中心シャビ・イエニスタ・セスクだからです。でもバルサと違いもあって、4バックの前にドゥブレ(ダブル)ピボーテ置きDFも重視した布陣で、そのせいでバルサより前線少ないゼロトップとなったのです。賛否あっても見事な采配です、誰でも出来るわけではないでしょう。クライフがもたらしたトータルフットボールにも、ポジションチェンジ・ローテーションなどで約束事らしきは有ります、オリジナルポジションは守らない事、でもバランスは取ること・・、それらが心身に叩き込まれれば他チーム選手でも嵌まりましたね、あのセルジオやラモスでも。 他リーグではダビドシルバやマタがプレミアで活躍しましたがトーレスはチーム戦術にあからさまに合ってなかったですね。マンCやチェルシーはバルサ再現なんてする気もないし、サポタも許さないのでしょう? でも今季その戦術で話題となった中堅チーム、スウォンジーなんかはさらに押し進めるかもと報道されてます、元バルサのラウドルップがコーチ就任だというので。 前々号のNumber805に、オシム会長の分析載ってます、「バルサが始め、リーガの他チームが模倣したパスを繋ぐスタイルは、幾つかがバルサに近いレベルまで到達した。・・・(ビルバオやバレンシア・アトレティコマドリ;ユーロリーグカップ・ファイナリスト)」 やっぱしスペイン、プセウドFWゼロトップでも段々おもしろくなったなあ。次におもしろくなるのは、対バルサ・スペイン守備戦術です(例;初戦のイタリー)。