シンナーを使う仕事

質問

シンナーを使う仕事してると頭悪くなったり目が悪くなったりしますか？あと不妊とか健康被害ってあるんでしょうかご意見お願いします。

回答No.2

Kowalski_Japan · ベストアンサー

ペンキ職人の友人の場合は、何回か中毒で倒れています。
たまには東京タワーのペンキ塗りなど、屋外の仕事もあるのですが、彼の場合は団地の部屋の中の壁を塗る仕事が多いので中毒になりやすいのです。
中毒にならないために、味噌汁を水筒に入れてしょっちゅう飲んでいます。
(味噌汁には、解毒作用があるからです)
それでも、浴室など狭い部屋ですと、たまに倒れてしまうので、仲間が近所の公園に連れて行って裸にして砂場に寝かせてくれるそうですよ。
(砂は体の毒を吸い出してくれます。昔はフグの毒で倒れた人は首だけ出して土の中に埋められましたが、それと同じですね)

ただ、友人は「有機溶剤系の防毒マスク」をしないのでこんなことになるのです。
1300円ぐらいで活性炭のカートリッジ付きのものが売られています。
私は印刷会社にいたときに活用していましたが、もの凄い高性能だと感じました。
しかし同僚たちは、面倒臭いとかカッコ悪いとか言って全く使っていませんでしたね。

話は変わりますが、シンナーやガソリン・アセトンなど、親水性の無いものはまだ良いほうです。
印刷にはインクの溶剤としてアルコールの一種を使うこともあるのですが、あれは水に良く溶けるので体の細胞の隅々まで入り込んでしまいますから、水に溶けるものは更に要注意です。
機械工場ですと、切削油の代わりにミルクールなどの水溶性切削剤を使うところが多いですが、あれは、水に出会うと瞬間的に溶けるほど親水性が高いので、ミルクールの煙を吸い込めば肺から血液に瞬間的に溶け込み、血液から細胞内に取り込まれてしまいます。
煙が目につけば瞬間的に涙に溶け込みますから、目が悪くなります。
多分全身がやられていることでしょう。
私も、派遣で機械工場に居たときに多くの若い人たちから、「入社したらたちまち視力が落ちた、ミルクールのせいだと思う」と退職の相談をされました。
そして、私はミルクールの危険性を説いて退職を勧めましたよ。
自動車部品製造(株)は東証二部の大手ですが、ケチって機械に排煙装置を付けませんでしたから、600台ある機械の全てがモクモクと煙を出していました。
そのため多くの人が、高血圧になったり、脳梗塞で倒れたり、視力が急激に落ちて退職して行きました。
特に若い人は顕著なのですぐに辞めて行きますが、会社は若い人の定着率が悪いことに悩んでいましたよ。
排煙装置などは安いものですから付ければ良いのに・・・。
・・・というわけです。
視力が落ちるなどは、因果関係が分かりやすいですが、その他の健康被害とか不妊症になるとか、産まれた子供に障害が有るなどの因果関係が証明出来ないものは、まったく補償もされませんから自衛するしかないですね。

お礼

なるほどご意見ありがとうございます。

回答No.3

kouki0428

シンナーは様々な有機溶剤が混合されているものであり、有機溶剤中毒予防規則で第二種有機溶剤に分類されているものが多く含まれています。

ですから、部屋の中で使う（室内の塗装も含みます）には局所排気装置や全体換気装置など、作業の内容などの条件によって様々な排気装置の設置が義務づけられています。
場合によっては、有機溶剤用防毒マスクまたは送気マスクも義務付けがあります。

会社での健康診断も通常の健康診断に加えて、半年に一度の特殊健康診断も義務付けられています。

作業場が一定の場所の場合には作業環境測定というのを実施して作業場内の有機溶剤の濃度についての管理が必要です。

それも、有機溶剤には有害性があるからです。
そうでないと、最近報道されています印刷業界のようにがんの発生につながったりします。
生殖性の障害もある物質もありますので、特に女性に関しては塗装業や印刷業に関しては注意が必要です。

参考に大阪塗料さんのＵＲＬを貼りつけておきます。

参考URL：

http://www.osaka-toryo.com/msds/41004128.pdf

回答No.1

matsu_kiyo

塗膜防水系の仕事を手伝いでやっています(一時は本職だったが、景気の悪さと仕事量の少なさで、臨時雇い的な地位でいる)。
シンナーにもいろいろありまして、いわゆる「純トロ」といわれるトルエンや塗装系のラッカーシンナー、キシレンなども総じて「シンナー」と呼ばれています。

結論から言えば、確かに体によくないものではありますが、仕事をする環境が、ほぼ屋外であり、蒸散する気体をかぐ量は知れています。もちろん「未体験の人」より、何らかの健康被害が出てくることは確率的に高くなるでしょうが、当方の周りで、中毒になったという人は聞きません。ただ、不妊といった二次被害的な事象が、こういう職業の人間に多い、とか、実際の体験談として聞いたことはなく、申し訳ないですが、「ある」とも「ない」とも断定できません。

たとえば、閉鎖空間や風通しの悪い場所での工事も時としてあり、こういった場合には蒸気の濃度が高くなり、目がしょぼつくことを手始めとして、いわゆる「軽度の中毒状態=ラリっている」になることは避けられません。
こうした場合でも、脱出し、新鮮な空気を吸うことで改善し、後にはほとんど残りません。
当方、８年程度やっていますが、血液検査／血圧を始め、異常数値は一度もなく、最近目の検査もしたのですが、異状は認められませんでした。もっとも、頭がどうとかの部分で言えば、「キレやすくなる」といった面があるかもしれません(経験年数が長いほどその傾向がある)。

お礼

なるほどですご意見ありがとうございます