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歯の再生
将来、親知らずから細胞を取り出して、 歯がなくなったところに植え込むと再生できるようになると聞いたことがあります。 これは本当に現実になるのでしょうか? なるとしたらいつごろなのでしょうか?
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歯の再生で最も難しいのは歯根膜と呼ばれる歯と骨を繋ぎハンモックのように歯を支えている組織の再生です。 骨にくっついている(癒着)歯の再生はすでにできあがっていますが、歯根膜が無いと歯に加わる衝撃が全て骨に伝わるので、硬いものを噛んだときに音が聞こえるだけでなく、悪くすると顎の骨が解けてしまうのです。 最近になって漸く歯根膜まで再生できる見通しがついたようです。 しかし体外で再生移植する方法(歯根膜再生は無理)も20-30年前から「あと5年で実用化」と言い続けていました。 そして体内再生も数年前から「あと5年で」といい続けています。 どうも医療関係者は“5年”が好きなようです。ようするに可能性はほぼ確実だけど実用化の時期はわかりません。
お礼
実現化までには時間がかかりそうですね。 詳細なご説明ありがとうございました。