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He foundの後ろをどう訳すか?
He found his deafness as a barrier to promotion. (彼は耳の不自由なことが昇進の障害であることを知った。) 1、訳文からもわかるように、「彼は耳の不自由なことを知った」と訳さないのはなぜでしょうか? 言い換えると、his deafnessがfoundの直接の目的語になっていないのはなぜでしょうか? 2、as をどう訳せばよいでしょうか? 3、to をどう訳せばよいでしょうか?
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find という単語は「今まで知らなかったことを知った」というニュアンスで考えると理解しやすいです だから「発見する」というのもすぐ理解できると思います そして、「どう」知ったのかに関して補語(句)をとって一緒に説明できる動詞です 直接の目的語に思えないのは、訳の上では説明されているほうの印象が強くなるからであって、この場合findの目的語はhis deafnessでしかありません 旅行で日本に来た人に対して How do you find Japan? 答えとして I find it very traditional and conservative. とか 質問の分ではこの形容詞の部分をas+名詞で置き換えてます as というのはもともと同じものを別の言葉で表現するときに使います 意味としては単純に「~として」とか「~と同じ」なんですが 英英辞典ではこう説明しています used to describe sb/sth appearing to sb/sth else もしくは used to describe the fact that sb/sth has a particular job or function ということで、質問の文は 「deafness = a barrier ということを知った」という意味です to という前置詞の理解の仕方ですが barrier + to で覚えてしまうのも手ですが・・・ to には方向性があります 向かう先はtoの後の単語です promotion に向かっているけども手前にbarrierがあるため a barrier to promotion です かえって面倒な説明でしたでしょうか 訳というのはこういうイメージに合う日本語をあてはめればいいわけですから、こう訳さないとおかしいというのはないと思います
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- go_urn
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1)find という動詞は、よくSVOCの文型を取ります。 I found the movie interesting. がその一例です。そして、こういう場合、 目的語(the movie)と補語(interesting)は、主語・述語関係を形成しています。 つまり、the movie is interesting ということを見つけた、ということです。 それを日本語に移しますと、「私はその映画【が】面白いと思った」となります。 the movie は目的語なのに、【が】がつけられていますね。でもそれが英語の感覚に近い訳になるのです。 2)He found his deafness as a barrier to promotion.も感覚的にはSVOC的です。 書き換えれば、 He found that his deafness was a barrier to promotion. と言ってもいいくらいです。 そういうわけで、耳の不自由なこと【が】と訳されており、それがいい訳です。 3)as をどう訳せばよいでしょうか? ● as は「~であるとして」が直訳です。 regard A as B とか、think of A as B などと同じ種類です。したがって、 He found his deafness as a barrier to promotion. は、直訳風では、「彼は彼が耳の聞こえないことを、昇進に対する障害であると見つけた」となりますが、上記のことから、訳を少し変えているわけです。 4)to をどう訳せばよいでしょうか? ● barrier は、~に対する障害、というとき、to (against) を取ります。ですから、「昇進に対する障害」が直訳で、「昇進の障害」「昇進にとっての障害」「昇進を阻むもの」などは意訳として許容範囲となります。 5)日本語訳は、これだけが正解というものはなく、複数の可能性がいつもあります。試験などではなるべく直訳に近いものが無難と言えるでしょう。どうしても日本語として不自然な場合は、意訳を取り入れるといったスタンスがいいでしょう。 翻訳する場合は、まったく逆で、翻訳に直訳なし、が通り相場です。
お礼
詳しく説明していただきありがとうございました。 よくわかりました。
- snorioo
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findを辞書で調べると、最初に「見つける」や「発見する」という意味が出ていますが、つぎには「~に気づく」「~と思う」「~と考える」「~と感じる」といった意味が出ています。 ここではそういう意味です。 find A as ~ で「Aを~と思う」や「Aを~と考える」という意味になります。 findのように基礎的な単語はたくさんの意味がありますから、どの意味で使っているのかをいつも考えなければなりません。 asは辞書に「~として」「~のように」「~の時に」などという意味が出ています。ここでは「~として」という意味です。 toは日本語で言うなら「~に」「~へ」「~にとって」と言った意味です。こうした意味を頭に入れて、その時、その時にもっともふさわしい訳を考えるのが英語の勉強です。辞書をよく調べて、そこに書かれている意味でどれが最もふさわしいのかを見つける努力をしてください。
お礼
ありがとうございました。
お礼
丁寧な説明だったのでよくわかりました。 ありがとうございました。