1についてですが、
授業で大切なことは『できないことをできるようにさせる』ことが教師の姿勢として大事だと思います。従って、できない子どもがどこでつまずいているのかをチェックし、できないところまで学習内容をさかのぼって指導していくことが必要です。指導はスモールステップを大切にすることが全ての子どもの学力を保障していくことにつながります。
質問では、対象学年、対象教科をどこに仮定しているか分かりませんが、子どもたちの理解が進んでいないと感じたならば、次の時間は前の時間の復習から始めるといいでしょう。
毎時間繰り返し、簡単な問題から難しい問題へと授業を組み立てていくとより子どもたちの理解が進んでいくことでしょう。
2についてですが
『ひいきだ』と言われたということは、言った子どもとの関わりが担任としてどうであったか、まず振りかえる必要があると思います。
この言葉の裏には『自分にも関わってほしい』という子どもたちの思いが感じられるからです。
その上で、その子どもと「どうしてそう感じたのか?」など思いを十分聞きながら、教師としての立場「全ての子どもたちができるようになってほしい」ことをしっかりその子どもに理解させる必要があると思います。
また、配慮を必要とする子どもとはどんな子どもを仮定しているのかわかりませんが、(いろいろな子どもがいるので)やはり「人権」を大切にしなければならないという原則があると思います。
指導の中で、ずっとその子どもについて指導するということはやはり避けたいものです。「いつも先生がついていて、あいつは馬鹿だ」と周りの子どもにしめしているようなものだからです。
そっとその子どもがわかるようにノートに薄く鉛筆書きしてあげてなぞらせるとか、色々な方法があります。
「できることを少しずつでも増やしてあげる」それを毎年積み重ねていく・・・それが、教育だと思います。今できなくても、明日できるかもしれない。3年後かもしれない。すぐに結果が現れるとは限りません。
少しでも子どもたちの役に立てるように学び続けていくことが教える者の責任だと思います。
子どもたちのために試験がんばってくださいね。
お礼
色々細かいところまで丁寧に書いていただいて、ありがとうございました。書いていただいたことを何度も読んでよくかみ砕いて、自分なりの言葉でそろそろ答えをまとめてみようと思いました。提出の期限まであと2週間なのですが、採用されるように頑張ります。