• 締切済み

アラブの春は、冬になった・・・か?

チェニジァから始まった「アラブの春」と呼ばれる政治変革の動向について、あまり報道されていません。 現況を俯瞰するに、エジプト・チェニジアの政治変革は、”イスラム主義の再燃・台頭”という結論に至そうです さて、以下質問です アラブの春として市民革命として評価された政治変革は、現在も過渡期と評価するのが妥当でしょうが (1)現段階で、『アラブの春』とは、自由主義諸国が応援したような政治結果に帰結しているでしょうか? リビア・イエメンを筆頭にして、自由主義諸国が煽った独裁者打倒運動の適否には疑問が湧きますが、 (2)独裁体制の打倒が民主化・・・という論理的説明が可能でしょうか? (3)現在、シリアのアサド政権と反政府派の内紛が問題になっています アサド政権の主権国家政府の排他的内政権を思慮するに、反アサド政権団体に対する支援行為(CIAの武器供与)http://www.nytimes.com/2012/06/21/world/middleeast/cia-said-to-aid-in-steering-arms-to-syrian-rebels.html?_r=2&ref=world などは国際政治的には許容するしかないでしょうか? (4)『アラブの春』と評価される独裁体制打倒の一連の政治運動は、確かに独裁者を排除する結果になったと評価できると思います。しかし、独裁者排除が即時、望ましい政治結果と評価しえるのでしょうか? (5)少なくとも、マグリブ地域(サハラ以北のアフリカ諸国)では、次々をイスラム主義の台頭が顕在化し、自由主義諸国が希望しただろう自由主義諸国の自由概念との共存の道は難しいように思うのですが この状況を受けて、「アラブの春」から”アラブの冬”との評論が現地では多々見られます。 果たして、この評価は適切でしょうか? 以上、5点・・・・・回答お願いします なお、論理的回答を希望しますので、論理回答が出来ない人の回答について歓迎しないことを指摘しておきます

みんなの回答

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.1

(1)していないと思います。  独裁権力で押さえたいた民衆の意思が表に出てきた感じです。  民衆の多くはムスリムですから、反欧米、反イスラエルは  当然です。 (2)”独裁体制の打倒が民主化”    ↑ 意味がよくわかりませんので、勝手に解釈します。 独裁体制が倒れて、それでまた新たな独裁が出て来ることも ある訳です。 (3)内政干渉ですから、許容できません。 大きなお世話です。 欧米は、シリア国民の心配などする訳がありません。 親欧米政権なら、独裁でも何でも支持してきたのが欧米です。 リビアには石油が出ますから、欧米は積極的に軍事介入しましたが シリアには石油が出ませんので、この程度の応援に止めています。 全く、勝手なものです。 (4)学生達は、独裁を倒し、民主制を敷けばすぐに欧米並になれる と勘違いしています。 日本の安保闘争を彷彿させます。 頭でっかちの学生など、何も判りません。 (5)民意が反映される政治ですから、民主制そのものです。 反対は余計なお世話というものです。 冬というのは欧米にとっての冬に過ぎません。

bismarks0507
質問者

お礼

関連するQ&A