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エーテルの存在について考える
- エーテルの存在は相対性理論によって否定されましたが、数学者ポアンカレの考え方からも再考の余地があるかもしれません。
- ポアンカレは光学的方法ではエーテルを見つけることはできないと主張していますが、あくまで光学的方法に限定されている可能性もあります。
- エーテルの存在が真実であるかどうかは未解決の問いであり、さらなる研究が必要です。
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>この方の意見のようなことは十分可能性があると思われますか? 物凄く見込みの低い予想でしょうね。数式も言わないようですし、その方の手に余るだろうとも思います。 ポアンカレは、確かにアインシュタインに先行して、光速度不変ということを論文に書いています。アインシュタインが、自分の論文で、そのことに触れていないのは有名な話で、これが原因で両者は決定的な対立関係になりました。 ホーキング博士は、ポアンカレの功績に敬意を表してか、特殊相対論を「ポアンカレとアインシュタインの理論」と言うことがよくあります。 私はポアンカレが「エーテルは光学的方法では見つからない」と言ったかどうかは知りませんが、おそらく言ったのでしょうね。 それは、言葉を変えてアインシュタインも言っています。「エーテルがあってもよいが、それは光とは関係ない」旨です(正確な文言は忘れてしまいました)。 エーテルが光学的方法で見つからないなら、光とは無関係だということです。当然ですが、光速度が基本となる、特殊相対論(そして一般相対論)はエーテルを仮定しません。 非相対論的な量子力学にはエーテルはありません。エーテルを仮定する必要がないからです。そして量子力学は特殊相対論を使って書き直されました。 特殊相対論にエーテルが無いのですから、特殊相対論的量子力学にもエーテルはありません。特殊相対論化するに当たって、数式に無限大になってしまう項が幾つも出てきて、繰り込み理論で解決されましたが、繰り込み理論にもエーテルは出てきません。 相対論も量子力学も、エーテルを仮定する理由を持っていません。それを仮定するメリットが無いのです。 現在までに知られている物理理論、物理実験、物理観測にエーテルはありません。あっても構いませんが、それは現在の物理学、つまり物理現象には無縁のものでなければなりません。もし影響するなら、理論的な記述が必要ですが、そういう影響のあるエーテルは見つかっていないし、理論的にも、特殊相対論以降は必要となった試しがありません。 もちろん、きちんとエーテルを定式化して仮説を作る自由は、誰にでもあります。世に認めてもらうには、Youtubeや商業誌ではなく、きちんと論文に書いて、査読を受けて、論文誌に掲載してもらい、批判や反論を受ければ、再反論などをしていく必要はありますが。 そして、それが内部矛盾が無く、既存の観測・実験事実を説明し、さらに未知のことを予言できるなら、世迷言ではありません。その仮説を評価する実験・観測物理学者が現れれば、検証してもらえる可能性があります。 学会発表も条件次第でできます。物理学会の場合、特殊相対論を間違いとする学会発表すら、今も毎回、複数の発表者により、行われています。必ず、致命的な間違いを含んでいますが、発表自体は妨げられていません。学問の自由は非常に重要なので、そういうことも認められているわけです。 もし、ご紹介の動画で仮説らしきものを述べている方に質問するとすれば、「それってどんな数式で、その数式のどの項がエーテルなんですか?」でしょうか。見込みの有無、程度は、それに答えてもらってからでしょうね。
その他の回答 (2)
- chiha2525
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2つだけ見ましたが、この方は自分の考えがなく、他人の言っていたことを言っているだけのようです。 しかも、他人の言っていたことを理解しているとは思えない節が見受けられます。
お礼
ご意見ありがとうございました。
- 中村 拓男(@tknakamuri)
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質問者の方って竹下雅敏さんご本人? 「アチラ」の方みたいですが・・・
お礼
ご回答ありがとうございます。
お礼
よいご意見ありがとうございました。