古典翻訳:テレンティウスの「自虐者」第五幕
古典作品でよくありがちな、「本人は本気で怒っているんだろうけど、傍から見ている分には、いかにも古典にありがちな怒り方だな~!」と、つい思ってしまう「優雅というか文学的(?)」なセリフと言うものの訳はどのようにすべきなのか気になっています。
状況としては、「友人が親子喧嘩をしてしまい、その友人の息子が軍隊に入って戦地に行ってしまうほど、父親のもとから離れてしまった。やっと帰ってくると友人は大喜び!自分も友人の為に一肌脱ごうと一生懸命財産をはたいてお祝いしようとすると、そこに漬けこんで自分の息子が花魁に入れあげるお金までも「友人の息子のために、入用だから」と騙して手に入れようとしていた事が判明する!! その知恵は自分の召使が息子に入れ知恵したのだという。」そこでの怒りのセリフです。
If I live, I will have him so handsomely dressed, so well combed out, that he shall always remember me as long as he lives; to imagine that I'm to be a laughing-stock and a plaything for him!
https://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Perseus%3Atext%3A1999.02.0115%3Aact%3D5%3Ascene%3D1
試訳:おのれ!金輪際、いい着物を着て髪を整えていられる人生を送れると思うなよ!わしを笑い者にして弄ぼうとするとはな!
*If I live:うまい日本語訳が思いつきませんが、「絶対しないぞ」というときに使う慣用句のようです。
https://www.macmillandictionary.com/dictionary/british/if-i-live-to-be-a-hundred
私では、古典らしい表現に訳せませんでした。(もしかしたら、そういう風にはこだわらなくていいのかもですが、、。)
皆様の翻訳例を教えてくださいませ。
(二つ以上に素晴らしい御訳を頂いた場合にはBAを決めずに締め切るかもしれません。すいません。)
補足
説明不足で申し訳ないです。 英語版は取り寄せて手に入れました。 欲しいのは日本語版です。