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ライフスペースやオウム真理教について。

何れもほぼ同年代に発生した新興宗教だと思うのですが、ああ言った常識外れな思想や信仰が生まれたのはどうしてですか? 殺人をすることが、最終的な目標とゆうわけでもなさそうですし。 何か他に明確な目標や計画があったのでしょうか? また、両者(オウムとライフスペース)は現在、形はどうあれ存続しているのでしょうか? 今回、オウム関連のニュースを久々に聞いて、改めて不思議に思いました。

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  • tatune33
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回答No.1

最初からおかしかったわけではなく、最初は至って普通の宗教でした。 ライフスペースに至っては自己啓発セミナーでしたしね。代表も最初は自分が神だとは言ってはいません。 なぜ常識外れな思想や信仰が生まれるかというと、「仮想の敵」を作ることで自分たちを正当化するためです。 最初こそ純粋に良い活動をしていたのですが、信者が増えるにつれて、また宗教活動が長くなるにつれて色々な矛盾点に突き当たります。 今まで熱心に活動をしてきた、お金も出してきた。 それなのに決して暮らしは豊かではない、世間から白い目で見られる。 教祖はこの活動をしていれば報われると言うけれど、どうにもその気配を感じられない。 そうなると教祖に対する疑問が出てくるわけです。 本当に信じていてよいのか。この宗教の意味はあるのか。 教祖にとって信者から疑問が出てくることは何より恐怖です。 だから仮想の敵を作ることで、団結力を強めると同時に教祖としての絶対的な地位を得ようとします。 それがエスカレートしてしまった末の事件。 どちらも仮想の敵を「一般社会」にしてしまって、悲劇へとつながりました。 ちなみに独裁国家は大抵このパターンです。 スターリンだってヒトラーだって毛沢東だって金日成だって最初はすごく良いことをしていたのですが・・・ 中国や韓国、北朝鮮がいつまでも日本が悪いと言い続けるのもこのパターン。 独裁者こそいないものの、アメリカだって今もやっていることは一緒です。

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  • eroero1919
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回答No.3

ライフスペースは、さほど話題にならなかったというか、信者?も数十人クラスの零細オカルト団体に過ぎなかったと思います。ちょっとマスコミを賑わせましたが、すぐ忘れ去られたと思います。 それに比べてオウムは大きな勢力でありました。教祖がよくマスコミに出ていたのですよ。とんねるずの番組に出ていたこともあるし、たけしと対談したこともあります。語り口が柔らかかったので割と人気があったと思いますよ。私も正直、好意を持っていました。あの終末思想は事件前は信者にはまだしも非信者にはあまり前面に出していなかったと記憶しています。 ただ当時、ある種の終末思想は広く蔓延していました。というのも、文字通りに「世紀末」でしたからね。80年代に流行ったマンガ、「北斗の拳」は「世紀末救世主伝説」というサブタイトルがついていましたし、あのデーモン小暮閣下のバンドは「聖飢魔II」で、1985年デビューです。悪魔の格好をした人が「せいきまつ」という名前で出てきたらウケたわけです。 1973年に「ノストラダムスの大予言」という本がベストセラーになり、「1999年に地球は滅亡する」ってのが流行りました。今みたいにネットがない時代ですからみんなどこかしら素直に「1999年に地球は滅亡するらしいよ」と思っていました。だから、私は小学生の時はああ、1999年に僕は死んじゃうんだなあと思っていました。 ただ、時代は今よりずっと寛容だったんですよ。「バカバカしい」と笑う部分と「本当かもね」と信じる部分が共存していたのです。今みたいに白黒ヒステリックにつけることはありませんでした。 1983年に「幻魔大戦」というアニメが大ヒットします。このときに「ハルマゲドン」という言葉が流行りました。TVで「ハルマゲドン、接近」というCMが頻繁に流れたことをよく覚えています。学校でよくそれを真似ていましたよ。この幻魔大戦はドラえもんよりヒットしてその年一番のヒットアニメとなりました。 ノストラダムスが大ヒットし、幻魔大戦でハルマゲドンが流行り、北斗の拳は世紀末に核戦争が起きてってストーリーだったわけです。ターミネーター(1)のストーリーも、近未来に核戦争が起きるってストーリーですよね。なんとなく、「世紀末に何かが起きるかもしれない」というお祭り前夜みたいな高揚感があったんですよ。世間は右肩上がりの時代でもあったので、今の「2012年に滅亡する」みたいな悲壮感じゃなかったんですよね。どこかしらみんな面白がっていたんです。「どんなことが起きるんだろう?」って感じでね。 ですので、「世紀末にハルマゲドンが起きる」といったときに、どこかしらみんなそれを受け入れる素地があったわけです。 しかもね、事件が起きた当時もあれだけすごい事件が起きててもどこかしらみんな面白がっていたんです。事件当時職場では品川駅前でオウムの信者が配っていた広報誌をもらってきて、それをみんなで回し読みして笑っていたんですよ。テレビでもオウムをネタにしたお笑いをやってました。ラッキィ池田さんが頭にピンクの象のジョウロを乗せていますけど、あれはオウムの信者がピンクの象のかぶりものをして踊っていたのをパロディ化したのです。SPA!ではオウムをおちょくったマンガが連載されていました。オウムのパフォーマンスをちょっと離れたところで笑って見ていたんです。それを不謹慎というのか、寛容な時代だったというべきか。 あと、今はもう黒歴史になっているのでタブーになっているのですが、オウム事件が起きるちょっと前に仏教ブームがあったんです。ちょうどバブルが崩壊して人身が激しく揺さぶられたんですね。オウムも仏教の影響を大きく受けていた(というかブームに便乗した)ので、そのぶん世間から受け入れやすかったということがあったかと思います。 ともかく、あの時代に「もうすぐ最終戦争(ハルマゲドン)がくるぞ」といえば信じる人は一定数いたと思いますよ。なんせ世紀末でしたからね。シブがき隊も「じたばったするっなよ、世紀末がくるぜ」と歌っていましたしね。

  • jh4lt7f
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回答No.2

当時は宗教がブームになったのです 物の豊かな生活は得られたものの、心の豊かさを国民が求めていた時代でした 一般人が求めるのはご利益宗教でしたから 教祖の超能力を売り物にした結果 求める者が集まっていったのです 宗教に限らず 人間はマインドコントロール下に置かれると 絶対信者 になってしまう習性があるため したがってしまうのです 教団の集団自殺などその例です  インチキ宗教の時代を経て やっと中身を判断できる世の中になってきたわけです しかし、宗教専門家とか宗教研究者に信者はいないようです なぜなら調べてゆくと つじつま の合わないことが出てくるから だと思われます 信者というのは信じる方向しか見ませんから いくら勉強したとしても研究ではないのです しかし 信じる者は救われるケースが多いので 結論としては まあ良い宗教には騙されろ ということになります

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