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金星の太陽通過の見え方
同じ地区に住む友人とそれぞれの自宅で金星の太陽通過を見ました。 その際金星の位置がお互い違って見えたのですがそういうことはあり得るのでしょうか? 沖縄と北海道なら見え方が違っても納得できるのですが。正午頃です。 よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
>にしても友達の説明の仕方がどうも理解できないのです。例え話をしてくれたのですが、部屋の照明の丸いシーリングライトを太陽、シーリングライトの中に入りこんで死んでしまった一匹の黒い虫を金星とし、お互いの立ち位置によって虫は右にも左にも見る事ができる。 これを金星の見え方と一緒にするのです。これは例え話として正しいのでしょうか? 今回質問者様と友人の認識に齟齬が発生した理由を説明するための例え話としては間違っていないと判断する。 …まぁ、天文現象を説明するのに右だの左だのという尺度で考えるというのが既にして適切では無いってのは先に回答した通りですが。 今回のようなケースの場合、どちらの言い分が正しいとか正しく無いとかって問題ではなくて、一重に「前提条件の確認」を双方がおろそかにしたってダケのことなんですよ。 質問者様は「まさかそんな変な体勢で観測する訳が無い」という勝手な思い込みの上で友人の話を解釈しようとして挫折し、一方友人は「こういう観測の仕方をした場合の見え方」だという前提の説明を省略して質問者様に話しをした。その結果がこの有様だよ!(笑) 正しい情報共有を行うためには「前提条件の確認」を欠かしてはいけない。今回の場合だって、質問者様が相手の話に疑問を感じた時点で「ソレはどういうふうに観測した場合でのハナシなんだ?」と一言聞いてさえいればわざわざこんなトコに疑問を書き込む必要は発生しなかった筈だぜ? 勿論、友人の側だって質問者様に自分の話を理解してもらう気があるのならちゃんと前提条件を説明した上で話すべきだしな。まぁソレを話していたところで「何故そんなムリヤリな観測の仕方をする必要があるんだ?」という疑問は残るだろうが、少なくとも「見え方が異なる」という点については疑問に思うコトは無いだろう? 質問者様は今回いい勉強をしたのだから、今後他人と会話する場合には「言外の前提条件」が必ず何か存在するのだという認識を持つべき。 今回は天文現象でのハナシなので分かり易く認識のズレがあった訳だが、実は日常会話でも同じようなコトは普通に発生するぞ。ま、それが日常会話なればこそズレがあってもスルーして問題無いけどな。ビジネス上の会話だったらそうはいかないぜ?
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質問者様にももう正解が伝わっているのかもしれませんが、私も理解できなかったことであり、私なりに考えたことを付け加えさせていただきます。 http://homepage2.nifty.com/turupura/new/2012/new1206_99.html 福岡県の私が地面に寝転がって双眼鏡でみたのは正午過ぎでしたが、たぶん天頂を上にして(西に頭を向けて)みていたのだろうと思います。 ずいぶんTVで観ていた位置よりも黒点が”太陽面のの上方”にきているようだ、と疑問に思ったのを覚えています。 その後、前記の「天頂基準の金星の動き」を知って納得しました。 同じ地区でも、どの方向を上にして見るかで、点の相対位置はかなり変わるもののようです。 ご参考まで。
お礼
回答ありがとうございます。 URLありがとうございます。 「天頂基準の金星の動き」 図面上の動きは頭では理解できたように思います。素人の私は何となく理解するだけで結局実際に見比べてみた方が理解が早いなあと思います。次は105年後だそうなのでもう見ませんが。 わかりやすく回答いいただきありがとうございました。
- nananotanu
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お礼有難う御座います。 >〉最初と最後は一緒ですが、それぞれ見え方(向き)が違う > とは、どういったことをしたら違うのでしょうか? ---------------- 1 肉眼で日食めがねなどを使ってそのまま 2 天体望遠鏡でフィルターなどを使ってそのまま 3 天体望遠鏡でフィルターなどを使った上に、天頂プリズムも使用 4 天体望遠鏡で太陽投影板(真っ直ぐのタイプ)を使用 5 天体望遠鏡で太陽投影版(天頂プリズムも使って90度曲げて使うタイプ)を使用 としたら、(1と5の見方は見える向きが同じだけど)それぞれ向きが違う という意味です。
- hokyu
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まず質問者様にご理解頂きたい点が一つ。 ・上下左右という表現は極めて主観的な位置概念でしか無い というコト。 その上で >友人が言うには「私は南や東や北に体を向けて太陽を見たらそれぞれ見え方が違った」と言っています。 コレは極めて当たり前なコトですよ? もし分かり難いなら「逆立ちして風景を見た場合、正立している時と比較して上下左右がどう見えるか」を考えればいい。 物凄~く当たり前だが、立っている時の’上’は’下’になり、’右’は’左’になるだろう?何故か。そりゃ’観測者’にとっての’上’とは即ち’自分の頭’がある方向であり、左右はそれぞれ右手左手のある方向がそうだから。 …まさかと思うが質問者様は逆立ちしていても正立している普段とまるで同じ世界が見える訳じゃあるまい!?(*厳密に言えば実はそういう見方も訓練次第で不可能では無いかもしれない。要は脳の認識をどれだけ自分の意思で制御出来るかってぇトコなんだが。蛇足ついでに言っとくと生まれたばかりの赤子の認識では世界は逆さまに見えてるらしいぞ。まぁ理屈ではある。) そもそも論的には、天文現象の会話をする場合に上下左右とかいう表現は不適切だってことです。 観測者の体勢で変わってしまう位置情報ではハナシにならんでしょ?っていうか今回の質問者様と友人の件がまさにソレ。双方のハナシがまるで噛み合っていないw こういう場合には天球上での東西南北で会話すべきであり、さらに座標を特定するなら赤経・赤緯(地球上の経度・緯度を天球上に投影した位置概念)という単位もある。
お礼
回答ありがとうございます。 太陽を体を反らすブリッヂ気味に見たら金星が反転するのはわかりますが、そんな不自然な見方は普通しないだろうということと、太陽は近くにいる二人に対してほぼ同じ位置にあり、体を南に向けようが北に向けようが太陽の位置は変わらないので、自然と首を太陽の方にひねれば見え方は一緒だと思っていました。太陽が自分の真上にあるなら体の向きによって上下左右反対になると思うのですが、真上にあったわけではありませんし…、友達はわざわざ見にくい感じで体を後ろに反らしながら見ていたということで納得しました。 にしても友達の説明の仕方がどうも理解できないのです。例え話をしてくれたのですが、部屋の照明の丸いシーリングライトを太陽、シーリングライトの中に入りこんで死んでしまった一匹の黒い虫を金星とし、お互いの立ち位置によって虫は右にも左にも見る事ができる。 これを金星の見え方と一緒にするのです。これは例え話として正しいのでしょうか? くだらない質問にお付き合いいただきありがとうございました。
- nananotanu
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肉眼で日食めがねなどを使ってそのまま 天体望遠鏡でフィルターなどを使ってそのまま 天体望遠鏡でフィルターなどを使った上に、天頂プリズムも使用 天体望遠鏡で太陽投影板(真っ直ぐのタイプ)を使用 天体望遠鏡で太陽投影版(天頂プリズムも使って90度曲げて使うタイプ)を使用 最初と最後は一緒ですが、それぞれ見え方(向き)が違います。 クーで式とか、望遠鏡のタイプによっても変る
お礼
回答ありがとうございます。 日食メガネで見ました。その場合 〉最初と最後は一緒ですが、それぞれ見え方(向き)が違う とは、どういったことをしたら違うのでしょうか?
あのゴマ粒のような金星見えましたか?あれが地球からみた金星の大きさです。 金星と地球の大きさが大差ないとしたら、地球上で北海道と沖縄の2か所で観測したとしても、 金星の上に日本列島を配置した大きさよりも小さな距離分しか差が出ません。 表現が難しいですが、図に書いてみるとよく分かります。 金星の表面に東京スカイツリーを建てて、それを地球から判別できるくらいの視力の持ち主でない限り、肉眼で違いを確認するのは無理です。
お礼
回答ありがとうございます。 私はそこまで視力が良くないので100%自信を持って「見た」と言えないのですがなんとか見えました。友達はものすごく目がいいです。
- hokyu
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前提条件が不明だから明言できんケド、そもそも同一時間でのハナシかどうかからしてアヤシイ気がするけどどうよ?
お礼
回答ありがとうございます。 お互い最初メールでやり取りしていたので見ていた時間帯はほぼ一緒だと思います。
- Wr5
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それほど違わないハズですけどね。 地球の周りを回っている衛星からだと、移動していく様子が波打つような感じになる場合もありますが。 http://hinode.nao.ac.jp/news/120606VenusTransit/ の「「ひので」からみた金星の太陽面通過」で説明されていますけど。 >沖縄と北海道なら見え方が違っても納得できるのですが。 先のページでの軌跡が波打つのも「地球の直径+α」の位置の変動で発生するモノです。 # 極端なハナシ、北極から観たときと南極から観た時の差。 # (ただし、画像の上方向は揃える為、地上からだと上下が入れ替わりますが。) # 北極からなら「上」は北極星のある方向に、南極なら北極星のある方向は「下」と認識するでしょうね。 ということで、どのように違ったのでしょう? ちなみにピンホールカメラとか、望遠鏡での黒点観測とか…そういうモノの場合は上下左右が反転とかされる場合がありますのでご注意を。 # 「天体望遠鏡 上下左右逆」辺りで検索してください。 日食グラスなどで裸眼(めがね補正はあり)で観た場合は、緯度が同じなら同じように見えるはずです。 # 緯度が異なる場合は、微妙に違って見えるかと。月の模様もそうですが。
お礼
回答ありがとうございます。 お互い日食グラスで見ました。 友人が言うには「私は南や東や北に体を向けて太陽を見たらそれぞれ見え方が違った」と言っています。
お礼
回答ありがとうございます。 最近歳をとったせいか考えが意固地になってしまっていると多々感じます(汗) なかなか私の普段の生活には関係ない天体観測で生じた疑問ですが、おっしゃる通り普段の生活にもありえる話のすれ違いだと思いました。一番は私の理解力の無さが問題ですが。話の前提条件、それを察するまたは確認することは大事ですね。よい経験になりました。 カテ違いな内容になってしまいすみません。 こんな質問に丁寧に回答していただきありがとうございました。